先週末、今週の週間テレビ番組表で、昨日午後の番組を「国葬中継」と
明記してあったのはフジテレビだけだった。NHKは「国葬関連」、他の
民法はそれぞれのワイドショー枠を示すのみ。
一旦決めた「国葬」が間近になって簡単に中止されることはあり得ない
はずだが、フジ以外の民放各局を躊躇させたのは何だったのだろう。
アメリカのテレビ局は「国民を二分(分断)した国葬」と表現した。
トランプとバイデンが争った前回の大統領選挙で「アメリカ社会が分断
された」と海外から報じられた「お返し」かも知れない。
思えば、8年強の最長在位だけが実績の元首相は凶弾に倒れ、その締め
くくりも過半数の国民が反対し、「55年ぶり」だけが売りとなる「国葬」
の強行であった。
55年ぶり、8年在位だけ?いや、日本の「空白の20年」を「空白の30年」
に延長した罪のある元首相の「国葬」。仕掛けたのは、もちろん生きている
岸田首相である。
「スピードは全く出ていないが、ふらふらと右に寄ったり左に寄ったり、
ウィンカーを出しつつ直進を続けたり、「なんで今?」というタイミング
でアクセルを踏んだり、「どうしてここで?」な場所でブレーキを踏む。
・・・、これは実に地味にこわい。猛スピードで周囲を威圧し、およそ
ブレーキを踏むことがなかった安倍晋三内閣の「暴走運転」に勝るとも
劣らないこわさである。
要するに(岸田)首相にはドライビングセンスがない。つまり政治センス
がない。ああ、身もふたもない」
今朝の朝日「多事奏論」は、首相時代の故安部氏や菅氏へのあまりの辛口
批評で干されたかと思っていた高橋純子編集委員、久々の登場である。
未だ河川敷の冠水が残る、昨日の江戸川の日の出