★コムスン・折口雅博が、テレビで泣いているけれど!
訪問介護会社の最大手であるコムスンの不正発覚で、親会社のグッドウィル・グループ会長であり、コムスン会長の折口雅博(45)が、テレビに出演しまくって謝罪の連発だよ。謝罪して済むことではない。折口は「意識してやったことではなく、事務処理のミスです」と言い訳をしているが、そんなことがあるもんか。
折口が、自社の株価を吊り上げるため、意識して不正請求や職員水増しをやっていたに違いないことを明らかにしよう。
今朝(6月11日)もフジテレビのワイドショー「とくダネ!」に出演して、涙をボロボロ流し、ヨダレまで垂らして泣いていた。昨日も折口は、フジテレビの竹村健一やテレビ朝日の田原総一朗の番組に出演していた。が、攻める側に質問は、いくらインチキな水増し請求をしたのかなど、すでに判明しているこまかなことばかりだった。
ホリエモンや村上ファンドの村上と共通する折口商法については、まったく突っ込まないのだから、どうしょうもないよ。
まず、折口雅博というのは、どんな人間なのか。テレビや新聞で、ディスコ「ジュリアナ東京」の東京の仕掛け人だったなど、断片的に知っている方も多いはず。「ウィキペデイア」でうまくまとめてあるので、それを紹介する。
★折口とは、人間だよ。ハッタリ人生で株価吊り上げ!
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折口 雅博(おりぐち まさひろ、1961年6月11日 - )は、日本の実業家。人材派遣会社大手のグッドウィル・グループ(GWG)の創業者。グッドウィル・グループ株式会社代表取締役会長兼CEO。社団法人日本経済団体連合会理事。東京都大田区出身。
学歴は陸上自衛隊少年工科学校(自衛隊生徒)を経て防衛大学校本科理工学専攻卒業(第28期生)するも任官拒否。企業人としての経営や社会福祉への寄付等の実績から表彰歴として紺綬褒章受章、日本赤十字社社長表彰、経済界大賞(経済界主宰)、青年経営者賞を受賞している。
実家はサッカリン工場経営で裕福であったものの、発癌性確認による法規制で倒産。生活保護世帯の中で育つ。その後、他に合格した埼玉県立熊谷高等学校へは学費が原因で進学できず、陸上自衛隊の少年工科学校(自衛隊生徒)を経て、防衛大学校に入学。
1984年防衛大学校理工学本科理工学専攻卒業。任官拒否し、同年に日本ユニバック(現・日本ユニシス)に入社。翌1985年には日商岩井(現・双日)に入社。日商岩井では東京・芝浦の巨大ディスコ「ジュリアナ東京」の仕掛け人として名を馳せる。
その後1992年に日商岩井を退社し独立、1994年にはジュリアナ立ち上げの経験を生かし六本木にディスコ「ヴェルファーレ」をオープン。翌1995年にグッドウィル・グループ(以下、GWG)を設立している。
2004年には経団連理事に就任しているほか、2005年には紺綬褒章を受章している。
尚、2007年6月6日にGWG子会社のコムスンが厚生労働省から介護サービス事業所の新規及び更新指定不許可処分を受けた。 涙ながらの会見を2007年6月8日に行ったが、会長職からの引退は約束しなかった。
―――――――――――――――――――――――
紺綬褒章を受章しているというと、優れた人物のように思うけれど、何のことはない。公的機関や公益法人に500万円以上の寄附をすると授与される。折口は、ハクづけのためにやったのだろう。
★折口と社員は、まるで教祖と信者だ!
折口といえば、ぼくの個人的な体験でこんなことがあったよ。
あれは4年まえの春だった。ぼくの若い知人の友だちで、コムスンの部長をやっている男が八芳園で結婚披露宴をやり、ぼくは知人に頼まれて司会をやった。新郎側の主賓は、コムスン会長の折口。主賓挨拶は10分の予定だったが、折口はなんと40分もしゃべりまくった。
長すぎるので、司会のぼくはメモを入れたが、そんなことにはお構いなし。
それも新郎・新婦に関係のことより、コムスンの業績、事業計画など会社のことがほとんど。新郎側の出席者100人ほどがコムスンの社員。折口がひと言いうたんびに、社員一同が大きな拍手。まるで、教祖を信者みたいな雰囲気だったよ。
とんだ披露宴の司会だったのを覚えている。
★折口の個人資産は、いくらあるのか!1000億超かも!
折口は先日の記者会見で、記者から「総資産はどのくらいあるのか?」と質問されて「把握しておりません」といった。折口はテレビの生出演にでまくっているが、その後、誰も折口に総資産を聞かないのは、どういうことなんだ。さっき、グッドウィル・グループの先週末(6月8日)の株価、時価総額、株主などをホームページで調べてみた。
2日続けてストップ安で下がり続けたが、それでも6月8日の株価は1株56,800円。時価総額は、なんと約1200億円だ。
主な株主として、有限会社・折口総研が29,13%、折口個人が5、78%を所有しているのだ。折口の個人会社の折口総研と折口個人を合わせると、じつに34,91%にもなる。折口の所有しているグッドウィル・グループ株の時価総額は、420億円にもなるのだ。
折口は、他社の株を他にも持っているはずだから、総資産はいったいいくらになるのか。1000億円は超えているのではないのか。
折口はテレビ出演で、コムスンを関連会社以外の他社に譲渡すると公言しているから、譲渡すれば巨額なカネがフトコロに入る。刑事被告人なっても、大富豪の堀江や村上とまったく同じだ。
★折口と安倍晋三、クリントン大統領とのツーショット写真!
田園調布の超豪邸の住み、舶来のスーパーカーを何台も乗り回し、さらに自家用機まで持っている。逮捕される前のホリエモンとそっくりだよ。
折口は、ハッタリをかまして、それを商売に結びつけていくのは、ディスコ経営も訪問介護も同じやり方だ。
コムスンのホームページ(http://www.comsn.co.jp)を見てください。インチキ臭さがいっぱいだよ。
The Comsn Timesという個所には、折口と安倍晋三総理、折口とクリントン前大統領のツーショットが載っている。折口が、安倍が官房副長官だったときに対談し、折口が高卒1000人を採用して資格を取らせるというと「それはすごいですね」とヨイショしている。
また、4年前にクリントンが来日したときには、「クリントン前大統領をお招きして 昼食は小泉首相と、午後のお茶は天皇陛下と、そしてディナーは折口会長と」の見出して写真を載せている。
これでは、あたかも折口が、首相や天皇と同等といわんばかりだよ。何を考えているのか。もっとも、ディナーとは大げさだ。こちとらもいったことがあるが、銀座の高速道路下にある巨大な高級一杯飲み屋ふう日本食屋じゃないか。笑っちゃうよ、まったく。
★介護は株価吊り上げ、個人資産を増やすためだ!
それはともかく、折口は西武球場のネーミング権を6億円だったか、で買ったが、これもハクづけのため、株価を吊り上げるためだ。「週刊新潮」の2頁のグラビア連載で「介護最前線」といいのが、もう何年も続いている。ちょっとみたところでは、広告に見えない。はっきり広告ページとはうたってないしね。ところが、これは広告だ。左側にコムスンの広告がある。じつに巧妙なやり方だ。
テレビCMを連発しているのは、ご存知の通りだ。
訪問介護の利用者をはじめ、国も自治体も折口にすっかり騙されてきたわけだ。目黒区だって、介護事業者の名簿を業者に作らせて、カネがかからなかったなんて自慢したが、なんのことはないよ。折口とコムスンの広告を配布しているようなものだ。こんなことでいいのか。
目黒区とコムスンに関しては、前区議の佐久間やす子さんが、以前から問題にしてきたので、佐久間さんのホームページ(http://www.y-sakuma.com/)をご覧ください。
ぼくは、区議会では生活福祉委員会の所属なので、委員会で目黒区とコムスンの問題を明らかにする。
折口は介護保険を食い物にして、さらに自己資産を増やす道具にしてきたわけだよ。申請したときの書類が、まったく残っていないなんてことがあるわけがない。ヤバイ書類なので監査の入る前に、処分したのだろう。
コムスンについては、さらに続ける。
★一般質問も内容を紹介する!
6月19日から定例の区議会がはじまる。ぼくは一般質問の通告をすでにしたので、それをご覧ください。
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一 般 質 問 通 告 書
平成19年6月8日
目黒区議会議長
雨宮正弘 様
質問者氏名 須藤甚一郎
目安時間 30分
平成19年第1回目黒区議会定例会において、下記の事項について質問したいので、通告します。
記
1 指定管理者制度について
目黒区が、平成18年度から指定管理者制度を導入して、1年が経過した。管理者制度の目的は、民間事業者のノウハウを活用して、行政コストの縮減と住民サービスの向上にあることは、改めていうまでもない。住民サービスは、区民に対する人的サービスと区民が利用しやすい施設管理に二分され、その内容はまったく違うというべきである。
すでに指定管理者制度導入後の18年度の決算予定額がでている。そこで、以下の質問をする。
(1)各所管が、指定管理者制度の導入後について、各施設を検証することはもちろんだが、区として包括的に検証し良かった点、悪かった点を明らかにして、区民と議会に公表すべきだが、そのつもりはなるのか。
(2)人的サービスが主な施設といえば、目黒区社会福祉事業団が指定管理者になっている各施設である。指定管理者制度の導入により、18年度は17年度と比較すると、大幅に行政コストは縮減されている。しかし、それ以外の施設管理が主な施設では、従前の行政コストと変化のない施設が多々ある。青木区長は、この実態をどう考えるのか。
2 開発許可について
不動産価格は、地域によるミニバブル状態で高騰している。また、目黒区はいわゆる「ブランド地区」として、大規模マンション等の開発が進んでいることはご承知の通りである。そのため建築紛争が後を絶たないのが実情だ。そこで、以下の質問をする。
(1)敷地が500㎡以上の場合は、開発許可を必要とするとされている。しかし、実情は区が開発許可不要と判断する場合がほとんどである。事業者にとっては、開発許可不要であれば、すぐさま着工できて金利負担等が少なくて済む。そのいっぽうで、近隣住民にとっては、なぜ開発許可を不要にしたのか、工事の全貌が明らかにされていない等の不安がつのるばかりである。
目黒区は、東京都の開発許可基準を準用して、開発許可不要と判断しているという。都の基準を準用するのではなく、目黒区独自の基準を設けて、より住みよい目黒区にするつもりはあるのか。
(2)区が開発許可不要と判断した場合、その根拠を近隣住民が納得のいくように説明するのが、透明な区政である。しかし、現状はそうなっていない。建築紛争を未然に防ぐためにも、開発許可不要の場合は十分に説明すべきであるが、今後そのつもりはあるのか。
(6月11日11:55更新)
訪問介護会社の最大手であるコムスンの不正発覚で、親会社のグッドウィル・グループ会長であり、コムスン会長の折口雅博(45)が、テレビに出演しまくって謝罪の連発だよ。謝罪して済むことではない。折口は「意識してやったことではなく、事務処理のミスです」と言い訳をしているが、そんなことがあるもんか。
折口が、自社の株価を吊り上げるため、意識して不正請求や職員水増しをやっていたに違いないことを明らかにしよう。
今朝(6月11日)もフジテレビのワイドショー「とくダネ!」に出演して、涙をボロボロ流し、ヨダレまで垂らして泣いていた。昨日も折口は、フジテレビの竹村健一やテレビ朝日の田原総一朗の番組に出演していた。が、攻める側に質問は、いくらインチキな水増し請求をしたのかなど、すでに判明しているこまかなことばかりだった。
ホリエモンや村上ファンドの村上と共通する折口商法については、まったく突っ込まないのだから、どうしょうもないよ。
まず、折口雅博というのは、どんな人間なのか。テレビや新聞で、ディスコ「ジュリアナ東京」の東京の仕掛け人だったなど、断片的に知っている方も多いはず。「ウィキペデイア」でうまくまとめてあるので、それを紹介する。
★折口とは、人間だよ。ハッタリ人生で株価吊り上げ!
―――――――――――――――――――――
折口 雅博(おりぐち まさひろ、1961年6月11日 - )は、日本の実業家。人材派遣会社大手のグッドウィル・グループ(GWG)の創業者。グッドウィル・グループ株式会社代表取締役会長兼CEO。社団法人日本経済団体連合会理事。東京都大田区出身。
学歴は陸上自衛隊少年工科学校(自衛隊生徒)を経て防衛大学校本科理工学専攻卒業(第28期生)するも任官拒否。企業人としての経営や社会福祉への寄付等の実績から表彰歴として紺綬褒章受章、日本赤十字社社長表彰、経済界大賞(経済界主宰)、青年経営者賞を受賞している。
実家はサッカリン工場経営で裕福であったものの、発癌性確認による法規制で倒産。生活保護世帯の中で育つ。その後、他に合格した埼玉県立熊谷高等学校へは学費が原因で進学できず、陸上自衛隊の少年工科学校(自衛隊生徒)を経て、防衛大学校に入学。
1984年防衛大学校理工学本科理工学専攻卒業。任官拒否し、同年に日本ユニバック(現・日本ユニシス)に入社。翌1985年には日商岩井(現・双日)に入社。日商岩井では東京・芝浦の巨大ディスコ「ジュリアナ東京」の仕掛け人として名を馳せる。
その後1992年に日商岩井を退社し独立、1994年にはジュリアナ立ち上げの経験を生かし六本木にディスコ「ヴェルファーレ」をオープン。翌1995年にグッドウィル・グループ(以下、GWG)を設立している。
2004年には経団連理事に就任しているほか、2005年には紺綬褒章を受章している。
尚、2007年6月6日にGWG子会社のコムスンが厚生労働省から介護サービス事業所の新規及び更新指定不許可処分を受けた。 涙ながらの会見を2007年6月8日に行ったが、会長職からの引退は約束しなかった。
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紺綬褒章を受章しているというと、優れた人物のように思うけれど、何のことはない。公的機関や公益法人に500万円以上の寄附をすると授与される。折口は、ハクづけのためにやったのだろう。
★折口と社員は、まるで教祖と信者だ!
折口といえば、ぼくの個人的な体験でこんなことがあったよ。
あれは4年まえの春だった。ぼくの若い知人の友だちで、コムスンの部長をやっている男が八芳園で結婚披露宴をやり、ぼくは知人に頼まれて司会をやった。新郎側の主賓は、コムスン会長の折口。主賓挨拶は10分の予定だったが、折口はなんと40分もしゃべりまくった。
長すぎるので、司会のぼくはメモを入れたが、そんなことにはお構いなし。
それも新郎・新婦に関係のことより、コムスンの業績、事業計画など会社のことがほとんど。新郎側の出席者100人ほどがコムスンの社員。折口がひと言いうたんびに、社員一同が大きな拍手。まるで、教祖を信者みたいな雰囲気だったよ。
とんだ披露宴の司会だったのを覚えている。
★折口の個人資産は、いくらあるのか!1000億超かも!
折口は先日の記者会見で、記者から「総資産はどのくらいあるのか?」と質問されて「把握しておりません」といった。折口はテレビの生出演にでまくっているが、その後、誰も折口に総資産を聞かないのは、どういうことなんだ。さっき、グッドウィル・グループの先週末(6月8日)の株価、時価総額、株主などをホームページで調べてみた。
2日続けてストップ安で下がり続けたが、それでも6月8日の株価は1株56,800円。時価総額は、なんと約1200億円だ。
主な株主として、有限会社・折口総研が29,13%、折口個人が5、78%を所有しているのだ。折口の個人会社の折口総研と折口個人を合わせると、じつに34,91%にもなる。折口の所有しているグッドウィル・グループ株の時価総額は、420億円にもなるのだ。
折口は、他社の株を他にも持っているはずだから、総資産はいったいいくらになるのか。1000億円は超えているのではないのか。
折口はテレビ出演で、コムスンを関連会社以外の他社に譲渡すると公言しているから、譲渡すれば巨額なカネがフトコロに入る。刑事被告人なっても、大富豪の堀江や村上とまったく同じだ。
★折口と安倍晋三、クリントン大統領とのツーショット写真!
田園調布の超豪邸の住み、舶来のスーパーカーを何台も乗り回し、さらに自家用機まで持っている。逮捕される前のホリエモンとそっくりだよ。
折口は、ハッタリをかまして、それを商売に結びつけていくのは、ディスコ経営も訪問介護も同じやり方だ。
コムスンのホームページ(http://www.comsn.co.jp)を見てください。インチキ臭さがいっぱいだよ。
The Comsn Timesという個所には、折口と安倍晋三総理、折口とクリントン前大統領のツーショットが載っている。折口が、安倍が官房副長官だったときに対談し、折口が高卒1000人を採用して資格を取らせるというと「それはすごいですね」とヨイショしている。
また、4年前にクリントンが来日したときには、「クリントン前大統領をお招きして 昼食は小泉首相と、午後のお茶は天皇陛下と、そしてディナーは折口会長と」の見出して写真を載せている。
これでは、あたかも折口が、首相や天皇と同等といわんばかりだよ。何を考えているのか。もっとも、ディナーとは大げさだ。こちとらもいったことがあるが、銀座の高速道路下にある巨大な高級一杯飲み屋ふう日本食屋じゃないか。笑っちゃうよ、まったく。
★介護は株価吊り上げ、個人資産を増やすためだ!
それはともかく、折口は西武球場のネーミング権を6億円だったか、で買ったが、これもハクづけのため、株価を吊り上げるためだ。「週刊新潮」の2頁のグラビア連載で「介護最前線」といいのが、もう何年も続いている。ちょっとみたところでは、広告に見えない。はっきり広告ページとはうたってないしね。ところが、これは広告だ。左側にコムスンの広告がある。じつに巧妙なやり方だ。
テレビCMを連発しているのは、ご存知の通りだ。
訪問介護の利用者をはじめ、国も自治体も折口にすっかり騙されてきたわけだ。目黒区だって、介護事業者の名簿を業者に作らせて、カネがかからなかったなんて自慢したが、なんのことはないよ。折口とコムスンの広告を配布しているようなものだ。こんなことでいいのか。
目黒区とコムスンに関しては、前区議の佐久間やす子さんが、以前から問題にしてきたので、佐久間さんのホームページ(http://www.y-sakuma.com/)をご覧ください。
ぼくは、区議会では生活福祉委員会の所属なので、委員会で目黒区とコムスンの問題を明らかにする。
折口は介護保険を食い物にして、さらに自己資産を増やす道具にしてきたわけだよ。申請したときの書類が、まったく残っていないなんてことがあるわけがない。ヤバイ書類なので監査の入る前に、処分したのだろう。
コムスンについては、さらに続ける。
★一般質問も内容を紹介する!
6月19日から定例の区議会がはじまる。ぼくは一般質問の通告をすでにしたので、それをご覧ください。
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一 般 質 問 通 告 書
平成19年6月8日
目黒区議会議長
雨宮正弘 様
質問者氏名 須藤甚一郎
目安時間 30分
平成19年第1回目黒区議会定例会において、下記の事項について質問したいので、通告します。
記
1 指定管理者制度について
目黒区が、平成18年度から指定管理者制度を導入して、1年が経過した。管理者制度の目的は、民間事業者のノウハウを活用して、行政コストの縮減と住民サービスの向上にあることは、改めていうまでもない。住民サービスは、区民に対する人的サービスと区民が利用しやすい施設管理に二分され、その内容はまったく違うというべきである。
すでに指定管理者制度導入後の18年度の決算予定額がでている。そこで、以下の質問をする。
(1)各所管が、指定管理者制度の導入後について、各施設を検証することはもちろんだが、区として包括的に検証し良かった点、悪かった点を明らかにして、区民と議会に公表すべきだが、そのつもりはなるのか。
(2)人的サービスが主な施設といえば、目黒区社会福祉事業団が指定管理者になっている各施設である。指定管理者制度の導入により、18年度は17年度と比較すると、大幅に行政コストは縮減されている。しかし、それ以外の施設管理が主な施設では、従前の行政コストと変化のない施設が多々ある。青木区長は、この実態をどう考えるのか。
2 開発許可について
不動産価格は、地域によるミニバブル状態で高騰している。また、目黒区はいわゆる「ブランド地区」として、大規模マンション等の開発が進んでいることはご承知の通りである。そのため建築紛争が後を絶たないのが実情だ。そこで、以下の質問をする。
(1)敷地が500㎡以上の場合は、開発許可を必要とするとされている。しかし、実情は区が開発許可不要と判断する場合がほとんどである。事業者にとっては、開発許可不要であれば、すぐさま着工できて金利負担等が少なくて済む。そのいっぽうで、近隣住民にとっては、なぜ開発許可を不要にしたのか、工事の全貌が明らかにされていない等の不安がつのるばかりである。
目黒区は、東京都の開発許可基準を準用して、開発許可不要と判断しているという。都の基準を準用するのではなく、目黒区独自の基準を設けて、より住みよい目黒区にするつもりはあるのか。
(2)区が開発許可不要と判断した場合、その根拠を近隣住民が納得のいくように説明するのが、透明な区政である。しかし、現状はそうなっていない。建築紛争を未然に防ぐためにも、開発許可不要の場合は十分に説明すべきであるが、今後そのつもりはあるのか。
(6月11日11:55更新)