須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

812号 小池新政党「日本ファースト」代表・若狭勝の問題点!

2017-08-08 | 記 事

★「日本ファースト」若狭代表 小池氏と連携 新党視野!若狭代表と言われてもわからない都民、国民がいっぱいいるよ!

突然、朝日新聞なんざ8月8日の朝刊一面のトップで<「日本ファースト」若狭代表 小池氏と連携 新党視野>とデッカい記事を掲載したよ。いきなり「若狭代表」って言われたって、わからないぜ。若狭勝は、知名度が高いわけではなく、いったいどんな人物なのか、と知らない都民、国民も少なくないよ。
昨年の都知事選で、小池ゆり子候補ピッタリくっ付いて応援演説をしていたので、「あの男は誰だ!」ってまず話題になった。自民党は小池を公認せず、自民党議員は小池を応援するな、応援すれば除名だ、と決めた。が、若狭は除名覚悟で小池を応援した。けれど、知事選中は除名なし。若狭勝(60歳)とは、こんな政治家だよ!

中央大学法学部卒業。1983年4月、東京地検へ検事として任官。以後は東京地検特捜部検事、同副部長、東京地検公安部長などを歴任した。2009年3月に退官。4月1日に弁護士登録。2013年、に自由民主党の比例区から立候補したが落選。2014年、衆議院議員選挙では、自民党より東京比例区で立候補し、初当選。
2016年東京都知事選挙では、党が推薦した増田寛也ではなく小池百合子の応援に入り、小池の街頭演説第一声から行動をともにした。]小池の都知事転出により補欠選挙が実施される東京10区へ.[。10月23日の投開で当選した。
同月26日に東京都選挙管理委員会から当選の旨が告示され、同日付で再び衆議院議員となった 2017年5月31日、同年に行われる東京都議会議員選挙において、自民党ではなく都民ファーストの会を支援するためとして党本部に離党届を提出。自民党は都議選後の7月3日に若狭の離党を了承した。

★「都民ファースト」も「日本ファースト」もトランプ大統領「アメリカ第一主義」のパクリだぜ!

都議選で大成功した「都民ファーストの会」のつぎには、衆院選で「日本ファースト」かよ。どっちもアメリカの大統領選でトランプ候補が使った「アメリカファースト」(アメリカ第一主義)のパクリじゃねーか!恥ずかしくないのかね。都民ファーストの代表がまた野田数代表変わった。都議選の最中だけは小池百合子代表だったが、終わると同時に野田代表に戻した。そんないい加減なやり方があるか。おかしいぜ。
代表の野田という人物がわからないよ。選挙に勝った勝ったといっても、代表がどんな人物なのか、自ら明らかにしない政党なんかあるか。東京限定の地域政党だって、政党に変わりないよ。都議選で当選した「都民ファースト」の議員全員に新聞・テレビなどのメディアの取材を拒否させている。そんなやりかたがあるのか。取材に応じられないのでは、都議会議員の資格がないよ。
「日本ファースト」の若狭代表も小池知事の選挙にピッタリくっ付いていたのは分かるが、政治家としてどんな人物なのか、まだやったことはゼロなんだからわかりゃしない。衆院選で都議選同様の票の出方ならば、東京だけで20議席獲得できるなんて見方もあるが、実際には有権者はそこまでバカじゃないぞ。
政党「日本ファースト」についての新聞各種の扱い方を紹介しよう!
「日本ファースト」誕生 民進、いつか来た道 浮足立つ所属議員
議員が7日に設立を発表した政治塾「輝照(きしょう)塾」は、都民ファーストの国政進出の足がかりにほかならない。党勢低迷にあえぐ民進党では、にわかに所属議員が浮足立ち始めた。

「国政をどういう立ち位置で、どういう理念でやるのか。注視していきたい」
民進党の野田佳彦幹事長は7日の記者会見で、政治塾と「日本ファーストの会」の設立について淡々と感想を語った。
ただ、心中は穏やかではないはずだ。若狭氏は6日のフジテレビ番組で、民進党を離党する細野豪志元環境相と新党構想について協議すると表明したばかり。さらに、選挙基盤の脆弱(ぜいじゃく)な若手を中心に、離党して小池氏と連携することを模索する向きもあるからだ。

若狭氏は7日の塾設立発表の会見で、現職国会議員も塾生として認める考えを示した。既存政党に手を突っ込むと公然と宣言しているに等しい。ただでさえ、危機感を募らせる民進党内は都議選での都民ファースト圧勝に動揺が広がっている。

(時時刻刻)小池氏進出?構える与野党 「日本ファースト」設立
朝日新聞 8/8(火) 7:30配信
東京都議選で自民、民進の既成政党を打ち負かした地域政党「都民ファーストの会」の全国版「日本ファーストの会」が、民意の新たな受け皿づくりに向けて動き出した。支持率が上向かない自民も民進も、次期衆院選を控えて浮足立ち、与党内では「いっそ傷が浅いうちに」と早期解散論もささやかれ始めた。 

「東京都で示されたような声を、全国から広く集めたい」。7日、政治団体「日本ファーストの会」の設立を公表した若狭勝衆院議員は記者会見で、新党結成への思いを語った。
 まずは9月16日から始める政治塾で、衆院選や参院選に擁立する人材を集める。

小池都知事、国政復帰の布石…側近・若狭氏「日本ファーストの会」設立
スポーツ報知 8/8(火) 6:04配信
東京都の小池百合子知事(65)の側近、若狭勝衆院議員(60)=無所属=が7日、国会内で会見し、政治団体「日本ファーストの会」と、政治塾「輝照(きしょう)塾」を設立したと発表した。政治塾は9月16日に都内で開き、講師は小池氏が務める。同塾には現職の国会議員らの参加も認めるとし、年内の新党結成と次期衆院選を見据え、活動を本格化させる。小池氏と安倍晋三首相(62)との関係は良好だが、将来的な2大政党制を目指すため、小池首相誕生の“受け皿”が出来上がった形だ。

小池知事の側近として活動する若狭氏はこの日、「日本ファーストの会」と政治塾の設立を発表した。2012年12月から安倍1強状態が続く現状について、若狭氏は「民進党は残念ながら、自民党の受け皿ではない」と指摘。「有権者は自民でも民進でもない、もっと新しく、もっと声を受け止めてくれる政党の存在を求めている」と述べた。民進に代わる自民との2大政党制を実現するため、年内にも新党結成を目指す。新党の正式名称は今後、検討するとした。

 若狭氏は「ファースト」の名称について小池氏から「結構です」と了承をもらったが、「(小池氏が)ただちに代表になることはない」とした。「日本ファーストの会」の代表は若狭氏が務める。

 衆院議員の任期は2018年12月まで。解散で衆院選が早まる可能性もあるが、最初の国政選挙は来年12月の衆院選の見込み。若狭氏は衆院選での候補者擁立を目指し、新党結成に向けた準備を本格化させる。政治塾の初会合を9月16日に都内で開き、毎月1回のペースで計6回行う。論文や面接などで候補者を選ぶ考えで、初会合の講師には小池氏を招き、現職の国会議員の参加も認める。

 今月4日の共同通信の世論調査によると、自民の支持率は39%で、民進は7・3%にとどまる。一方で無党派層は37・9%。新党結成で無党派層を取り込めばいきなり野党第1党に躍り出る可能性もある。関係者によると、すでに政党設立に必要な衆参議員を5人以上確保。民進を離党する意向の細野豪志元環境相(45)らとも協議を続けており、年内の新党結成で10人以上の参加を見込んでいる。

 今回の動きは小池氏が事実上率いる「都民ファーストの会」の国政進出をにらんだ布石とみられる。小池氏と安倍首相との関係は良好で、2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、協力関係を築く考え。小池氏も「都政に専念する」としており、これまで首相批判は一度もない。安倍首相は18年9月に党総裁選を控え、3選されれば解散に踏み切るとの見方がある。

 ただ、安倍政権は3日の内閣改造で支持率は持ち直したものの、加計学園問題などの“爆弾”を抱えており、早期退陣となれば、小池氏の動きが活発化し、日本ファーストの会が政界再編の中心となる可能性がある。周辺には「ポスト安倍の有力候補は小池知事。日本ファーストは民進だけではなく、小池首相誕生の受け皿にもなる」との期待もあり、小池氏の動きから目が離せない。
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まあ、いろんな見方があるもんだね。でも、都知事選、都議選のようにうまい具合にいくかどうか?
都民ファーストもあっちこっちにボロが出はじめているからなあ!


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