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スポーツ観戦を楽しもう。

自分、不器用ですから。

2014年11月27日 | 私用日記

心に残る名言でした。人知れず亡くなっていた高倉 健が発した言葉です。テレビドラマは全くの無縁で、自身は映画俳優ですと公言してはばからない一途な役者でした。映画の役のイメージを保ったままで世間でも行動して寡黙な姿を表現していました。ですから亡くなった事も一週間以上もたって世間に公表されました。

お袋が映画を好きで、小さい頃に高倉 健のヤクザ映画はよく見に連れて行ってくれました。子供がヤクザ映画ってどうかと思いますが、不良にもならずに還暦まで過ごしましたから、映画の影響は関係なかったようです。ヤクザ映画と云ってもタケシのアウトレイジ的内容じゃなくて、弱きを助け強きを挫くって感じで勧善懲悪の世界でした。例えが悪いけどアメリカ版スーパーマンみたいなヒーロー映画でしたから、悪に染まる事が無かったのかも。

年を取ったせいか昭和のスターが次々にいなくなるって寂しい気がします。 三船敏郎や寅さんの渥美清も、今はいません。自分が小さい頃は娯楽がなくて映画が唯一の楽しかったレジャーの一つでした。そんな思いがあります。

昔は映像技術そのものが貧弱でしたから現在の最新技術を屈指した映像とは比較になりませんが、白黒だった映画から総天然色ってうたい文句でカラーになった時は大変な興奮でした。

幻想回帰する年寄りの戯言でした。


屈辱的な出来事。

2014年11月16日 | スポーツ

昨日の日米野球でメジャーの選抜で選ばれたMLBオールスター軍団が、サムライJAPANの投手陣に押さえ込まれノーヒットノーランを喫してしまう大事件が起こりました。

もちろんに日米野球の歴史の中で、前代未聞の出来事となりました。MLB両リーグのリーディングヒッターまで来ている攻撃陣がノーヒットで敗れる大失態となりました。これは屈辱というか大恥をかいたって云った方がいいのではないでしょうか。

初戦から3連敗で5試合する対抗戦で、MLBの負け越しが決まってしまいました。日本が勝ち越した事すら二十数年ぶりの快挙であり、アメリカメジャーの代表として来日している選手は屈辱の日になってしまいました。

いくらシーズンが終わっているとは云え、観光気分でお花見か何かのような気持ちで来日しているとは思えませんが、そう言われてもしかたない失態です。

それにしてもサムライJAPANの投手陣はすばらしいものがあります。もちろんホームでの試合っていう優位な事はありますが、打てないMLB攻撃陣のほうが問題です。初戦の前田ケンタ、二戦目の金子千尋も見事でしたが、昨日の則本に至ってはパーフェクトのピッチングでした。とくに昨日の緊張感の中での中継ぎ陣の奮闘は見事でした。則本のあとはオリックスの西、西武の牧田と繋ぎストッパーは千葉ロッテの西野が見事に締めくくりました。攻撃陣も読賣坂本と日ハムの大砲中田翔のツーランで勝ちにつなげました。

さすがに今日はタイガースの若手藤浪を打ち崩してMLB選抜が勝ったようですが、やはりサムライJAPANの勝ち越しが決まってからではシラケたムードで盛り上がりませんでした。たぶん札幌での最終戦もMLBメジャーの意地で勝つでしょうが、お遊び気分での戦いに挑んだツケは大きかったようです。

 


シーズンオフの悲壮。

2014年11月05日 | スポーツ

今年も悲しい季節になりました。NPB各球団の戦力外通告が明らかになってきました。今年は多くの選手が上げられました。10人以上を解雇した球団が7球団もありました。

おもな選手はソフトバンクでは岡島、他はほとんどが3軍選手なので早くケジメをつけて新生活を切り開いていただきたい思いでしょうか。オリックスは東野や高橋(信二)、ともに移籍選手でしたがファームでは満足できない年齢です。千葉ロッテは愛媛三瓶出身の塀内や応援が盛り上がった神戸、そしてGG佐藤。GG佐藤は引退するそうです。読賣は愛媛新田高校出身の越智が怪我を克服したのですが活躍できませんでした。阪神は吉見、広島はセットアッパーの梅津、ストッパー永川を通告。内野の迎はコーチになるそうです。

中日は人気の小田、中田。そして兄弟から堂上(剛)が戦力がになっちゃいました。DeNAはベテランになった愛媛伊予市出身の藤井、それに中村ノリ。ヤクルトは愛媛出身の阿部と岩村が、それに投手の押本。阿部は打撃投手で、今松山キャンプに参加しているそうです。

これが戦力外のおもな選手ですが、移籍をストーブリーグが賑わってます。タイガースの顔である鳥谷の大リーグ選択が注目です。年齢的には最後のチャンスだとは思いますが、大リーグに行けばどのチームに入っても常時の出場が出来る事はないと思います。それは本人も判っているでしょうからどちらを選ぶかは本人の決断に委ねられます。

FA宣言したロッテの成瀬とDeNA金城は、チームの方針から移籍確定です。成瀬はヤクルト有力との情報です。金城は読賣で落ち着くでしょう。

これからの所定期間は交渉や思惑が錯綜してプレイでない戦いになります。


幕切れの余韻。

2014年11月01日 | スポーツ

よもやのサプライズで幕切れとなったNPB日本シーリーズ。

ビデオ再生を見るまでもなくタイガース西岡がラインの内側を走っていたのは明らかであった。テレビでホームのフォースアウト後にソフトバンク捕手細川のファーストへの送球に画面が変わったとき西岡の強引なラインを攻める走りが見えた。ボールが西岡に当たってファールグランドに転がっている間に逆転の二塁ランナーも生還したが、すでに試合は終了していた。

和田監督の抗議が空しさを煽るだけの行為にしか見えなかった。相手のサファテが自らのフォアボールで満塁になっただけでヒットを打ってチャンスになったわけでもなく、最後も西岡が1-3から打ちに行ってのファーストゴロ。ヒットを打っての逆転なら晴れやかに勝利の余韻に浸れるかも知れませんが、相手のミスだけでチャンスを作り、守備妨害で抗議しても、ほんと空しいだけです。抗議するならマートンの盗塁のときでしょう、明らかに追いタッチのアウトにベンチに居座って出て行かなかったのに、最後の明らかな守備妨害を抗議したって、ダメッよ!ダメッ!ダメッ!って感じ。

ただメッセンジャーの熱投と大和のシリーズ再々のファインプレイには敬意を表します。メッセの場合はシーズン中から獅子奮迅の力投で間違いなくエースでした。大和は打撃では目をつぶって見守るしかない状況ですが守備はゴールデングローブ賞ものです。外野で大和がゴールデングローブに選ばれなかったら記者の選択基準や見る目を疑います。

なんだかスッキリしない幕切れから二日ほどになりますが虚脱感だけとせっかくの連休が、何もない連休になっちゃいました。

11月はヤクルトスワローズが秋季キャンプで松山入りするので、真中新監督以下の新たな陣容での立て直しを冷やかし気分でのぞいてみたいと思います。

今日はヒョトすれば甲子園の第5戦が楽しめた日だったんですが、午後からの雨が涙雨に感じられます。