◆今日の通勤ＣＤ [Keane/Keane]

Little TOTO

天才キーン兄弟の1981年の作品です。若干17歳のKeyboardの兄Tom Keaneと16歳のDrumのJhon Keaneを中心とする。LA タイプ（なんじゃそりゃ？）のロックバンドです。この早熟な天才兄弟は、12歳の時には既にKeane Brothersとして1枚アルバムをリリースしており、そのアルバムには豪華なミュージシャン（TOTO関連やLarry Carlton等）が参加しているようだ。残念ながらこのアルバムは持っていないので機会があったら是非Getしたいと思っている。
さて、話しはこのアルバムに戻って、キーン兄弟は日ごろからTOTOのメンバーやJay Graydonらと親交が厚く気ままにセッション等をこなしており、若くしてその実力と才能を認められ、結果的に自らのバンド結成になったようだ。しかもTOTOメンバーらのHelpなしに、キーン兄弟を中心にSon's Of Champlin参加のGuitarのMark Moulinと、ベースのMike Millwoodがメンバーとしてクレジットされており、さすが正式メンバー！といわんばかりの息のあった演奏をしている。作曲、リードヴォーカルアレンジには兄のTomがProducerもTom Keaneが、そして父のBobがExective Producerとしてクレジットされている。
サウンドの方はTomの美しい音色かつ力強いピアノに弟Johnの乾いたスピーディな軽快なドラムがからんでいくというのが定番で、ギター、ベースもしっかり個性を付け加えている。しかもコーラスもいい！！なかでもオープニングナンバーの1.Tryin' To Kill A Saturday Night や名バラードの5.My Special Way TOTOを連想させるハードな10.Judy などききどころ満載だ。おすすめよん！

Keyboards and Vocals:Tom Keane
Drums and Percussions:John Keane
Guitar and Vocals:Mark Moulin
Bass and Vocals:Mike Millwood

1.Tryin' To Kill A Saturday Night
2.Bad Little Baby Girl
3.You Got The Better Of Me
4.Kill Or Be Killed
5.My Special Way
6.Baby I'm Dead
7.I Love My Life
8.Anything Less Than Love
9.Lorelei
10.Judy