主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆今日の通勤CD「Time To Burn/Giant]

2006年03月24日 | CDレビュー(ロック・ブルース編)
引き続きDann HuffとキーボーディストAlan Pasquaの二人を中心としたパワフルなアメリカン・ハード・ロックバンド、GIANTです。今回のアルバムではダン・ハフ以外にもボーカリストを起用してるのかな?曲は前作よりもいくぶんシンプルかつストレートな印象で、前作ほどポップでプログレっぽくないし、こっちの方が好みかな。よりハードロックバンドとしてのチームワークがよくなっている感じです。しかしまあ、相変わらずのテクニシャンぶりを発揮しているDann Huffのギターですが、本当に伸びやかでよく歌いますね。前作よりはいくらか丸みを帯びたサウンドですが空間系をすっきりさせているので、前作では、なんか?軽かった印象のギターサウンドですが、今回の方がより骨太な感じでかっこいいですね!それでいて、また切れ味も抜群で押しが強いです。(笑) バッキングもギターソロの構成もどれも見事ですし、曲によってはアコギを入れたりギターサウンドも変えたりと幅広い音楽性とそれに対応する縦横無尽のテクニックははさすがです。内容的にもより完成度の高いこのアルバムですが、残念ながらセールス的にはあまり成功しなかったようです。実力内容からしてももっと評価されても良いアルバムだと思うんですけどねぇ。

Guitar,Key,Vo:Dann Huff
Keyboards,Vo:Alan Pasqua
Bass,Vocal:Mike Brignardello
Drums,Perc,Vocal:David Lyndon Huff
Vocal:Robert Johnson/Van Stephenson/Terry Thomas/Kim Keyes/Jonathan Watkins/Anthony Zecco/Ian Case/Gordon Kennedy/Wayne Kirkpatrick/Lisa Van Wye/Angela Gaskins/Adie Greg/Amy Landers/Adrien MacKenzie/RogerNichols/Patricia Cullum

1.Thunder and Lightning
2.Chained
3.Lay It on the Line
4.Stay
5.Lost in Paradise
6.Smoulder
7.Time to Burn
8.I'll Be There (When It's Over)
9.Save Me Tonight
10.Without You
11.Now Until Forever
12.Get Used To It

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