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日本人とロシア人がよく食べられる野菜 (レポート) マルガリータ

2016-11-22 20:50:12 | 作文

はじめに

来日してから、日本と自分の国の色々な物を比べたことがあります。この中で特に興味を持った物の一つは野菜です。故郷で毎日のように野菜を使ったので、なれていて、日本でも野菜に注意を引かれました。そのため二カ国の野菜に関する習慣について書きたいです。

調査の方法

このレポートで二つの国の野菜習慣を比較する際、各国について話すためにインターネットからの情報を使います。日本については2012年に厚生労働省 が行った調査の結果を見ました。ロシアの野菜に関するデータは「ロシアでよく食べられる野菜のランキング」というインターネット記事と様々な野菜の歴史に基づいて述べるつもりです。ランキングに出ている野菜は第一位から第十位か二十位までですが、このレポートで各ランキングの第一位、第二位と第三位について書こうと思っています。
その他に、日本にいる間に実際に観測したこととロシアの野菜に関係がある経験のこともこの調査で使います。

日本に人気がある野菜

厚生労働省の2012年のデータによると日本で一番食べられる野菜は大根だそうです。日本では弥生時代から大根を食べているらしいです。大根は種類がたくさん、栄養が豊富です。ある大根の種類は葉も食べることができます。その上、大根はビタミンや鉄分やカリウムなどがあるため日本で値段が高い食べ物だと考えられています。特にお肌に良い野菜だから、全国で大勢の家庭が味噌汁の材料か漬物として大根を使います。私も来日の前は大根をあまり食べたことがありませんでしたが、今は毎日のように食べています。
第二位になったのは玉ねぎです。「野菜好きとしては『日本で1番食べられている野菜』に注目している」というインターネット記事におると、玉ねぎの主な産地は北海道ですが、佐賀県や愛知県などでも作られていると述べています。この野菜は長期保存が可能であって、ビタミンも豊富でよく使います。
日本のランキングによると第三位の野菜はキャベツだそうです。私も日本に来て、キャベツの量は非常に多いと気づきました。住んでいるセンターの食堂でも、スーパーでもキャベツが見られます。

ロシアに人気がある野菜

インターネット記事のランキングによるとロシアで最も人気がある野菜はじゃがいもだそうです。元々、じゃがいもは南米から来た植物にもかかわらず、ロシアでは19世紀からじゃがいもの栄養のおかげでよく食べられています。そして、現在では、じゃがいもはパンのようにロシアの主食として考えられています。毎日じゃがいもから作られた料理が大勢の家庭の食卓で見られます。庭を持つ家庭はじゃがいもを植えるのが普通です。実は、私の家族もじゃがいもを毎年自分で作ります。
野菜ランキングの二位の野菜は玉ねぎです。三位はにんじんだとわかりました。玉ねぎとにんじんは、焼いても、煮ても、生でも消化できる上に、ビタミンの含有量が高い野菜なので、じゃがいものように庭で植える人が多いです。それに、長い冬の時、店で売られている高い野菜を買わないように秋の頃庭で作られたその野菜を集めておいて、保存する習慣があります。

二カ国の野菜に関する習慣の比較と結論

1)興味深いのは、日本の野菜についての調査の結果には第一位から第二十位まで多くの種類の野菜が出るのに、その中にじゃがいもがないということです。なぜかと考えてみると、その理由は日本はじゃがいものようなサツマイモという野菜があったからだと思います。
日本のじゃがいものようにロシアでは日本の第一位になっている大根をあまり食べません。ある店で買うことができますが、大根の料理は少なく、エキゾチックな野菜だと考えられています。元々、大根はロシアの土地にありませんでしたが、大根と同じ種類のハツカダイコンなどは昔から食べられています。
2)第二位として二カ国のランキングに出る野菜が同じということは面白いと思いました。やはり、食文化がとても異なる国々でも長期保存できて、健康に良い玉ねぎは認められているとはっきり分かりました。
3)三番目に比較する点は日本の第三位であって、ロシアの第六位のキャベツに関していです。ランキングの通りに日本のほうがキャベツは人気があります。その調査の結果を見る前に知らなかった情報です。しかし、キャベツの人気は日常生活でも気づきました。実は、ロシアにいたときより日本にいる今の方がキャベツを量多く食べると思っています。他の相違点としてキャベツの売り方についても一言を書いておきたいです。日本のキャベツはもう切られた形で売ってあるものがありますが、ロシアでは丸にままでしか売ってありません。

終わりに

このレポートで日本とロシアの野菜に関する食文化を比較しました。二カ国で最も食べられる野菜は異なっているのに、その野菜を消化する理由が栄養ということは、ロシアでも日本でも同じです。それに、どんなに似ていない国々でも、よく食べられる野菜の中で玉ねぎは重要だとわかりました。そのため、違う国の食文化は異なっているにもかかわらず、大事に考えられている野菜の資質は同じようです。色々な文化ですが、このように繋がっているらしいです。

参考文献リスト

1. 「日本における野菜の摂取量」という厚生労働省の発表したランキング
(http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000096137.pdf#search=%27%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%AE%E6%91%82%E5%8F%96%E9%87%8F%27)
2. ロシアで食べられている野菜のランキング(ロシア語で)
(http://dekatop.com/archives/753)
3. 「野菜好きとしては『日本で1番食べられている野菜』に注目している」という記事 (http://1tsubo-farm.com/agriculture/346/)

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2 コメント

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Unknown (ソール)
2016-11-27 22:43:08
リータさん、面白いテーマを選びました。文化をよく表すものは食べ物だと思う私にとって、いい勉強になりました。ありがとうございました。確かに、日本の料理に大根が多いですね。キャベツも毎日食堂でいただいております。残念ながらジャガイモが苦手です。正確的に調べていませんが、国でもジャガイモと玉ねぎがよく食べられています。国の場合は多分栄養はあまり関係なく、値段が安く、満足感を与えらる材料とされていると思います。栄養の多い野菜と評価されるのは緑、赤、オレンジなど鮮やかな色の野菜です。ジャガイモや玉ねぎはだいたい白くて、あまり栄養がないという考え方がもっている人は多いと思います。リータさんが書いたレポートのおかげで、ジャガイモを見直しました。これからフライドを食べるたびに栄養のことも考慮します。
おもしろい! (fumi)
2016-11-28 12:00:54
「へぇ~、そうなんだ~。」と思いながら読みました。
私が朝見ている日本テレビの「ZIP」という番組では、毎週、木曜日、野菜の値段が高くなっているか安くなっているか、という情報を流しています。そこで使われているのが、キャベツ、レタス、トマト、はくさい、だいこんの5つ。マルガリータさんのレポートとも重なりますね。一方、たまねぎなどは、あまり天候に左右されなくて、値段が変化しないから、取り上げられていないのかもしれません。
こういう日常生活の中に、いろいろな文化や社会を見つけることができますね。とてもおもしろかったです!

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