大宮十日市

　　　　　
氷川神社の『 大宮十日市 』に行ってきました。

神社の『 大湯祭 』にあわせて行われる酉の市で、毎年１２月の１０日に行われているので、『 １０日市 』と呼ばれています。
縁起物の熊手や露店が並んで、たいへんにぎやかな祭りです。

１２月１０日は、本祭と言われ百取膳（ももとりぜん）という海川山野の神饌を奉る祭典で、祭神の大己貴命（大国主様）と少彦名命（恵比須様）の御影と福熊手を授与したことから、『 酉の市の範 』と言われるそうです。

ちなみに前斎を１１月３０日～１２月９日、後斎を１２月１１日行います。
前斎は、境内にかがり火をたいて祭事を行い、後斎は奉仕したのちに饗膳式という古式の直会の儀がとりおこなわれて、摂社・末社を順拝し神楽殿で直会を行うそうです。

昼間に行ったのでそれほど大混雑と言うほどでもなかったですけど、それでも人の入りはすごく大きな熊手を担いでいる人も大勢いました。
うちは熊手は１２日に浦和の調神社で購入するため、お参りだけして購入はしませんでした。

十日市も本番は１０日の夜で、大変な人のにぎわいになり、騒ぎと明かりが消えないとにぎやかな祭りになります。
今年は孫を連れていったので昼間に行きましたが、やっぱり夜の方が祭りらしい風情が感じられていいですよ。