オグリキャップ逝く

今朝、新聞を開くと小さな記事ではあったが、衝撃的なニュースが載っていました。
すぐにスポーツ新聞を買いに行くと一面でした。

『 怪物 オグリキャップ 逝く 』

あの豪馬、芦毛の怪物オグリキャップが亡くなりました。
ショックですね。

仕事を始めた頃、バブル全盛期で、しかも職場の連中がみな競馬好きだったので、一時期かなり競馬にのめり込んでいました。

1990年12月23日、あのラストランの有馬記念の大復活劇には、課内旅行のバスの中のテレビで見ていましたが、あまりのすごさに涙が止まりませんでした。

この90年、5月に有馬記念を獲ったものの、6月の安田記念を２着、10月の秋天皇賞を６着、11月のジャパンカップを11着と６歳という年齢もあって、有馬記念も4番人気と期待が薄い中でのビクトリーランでした。

大好きなサラブレッドは数多くいましたが、彼を超えるサラブレッドはいません。
(自分のサラブレッドベスト３は、オグリキャップ、ユキノビジン、スカーレットブーケです)

平成三強馬『オグリキャップ』、『イナリワン』、『スーパークリーク』は、大競馬ブームを作った立役者でした。

翌年91年1月の引退式を京都、笠松、東京の３ヵ所で開催する異例中の異例。

1月27日の東京府中は自分も行って、後ろの方から、ほんとに小さなオグリの姿を数秒見れて涙しました。

放牧中の25歳のケガということで、いい余生は送れたのかな、と思っています。
とにかく人を魅了する熱い名馬でした。

安らかに眠ってください。

ありがとう、芦毛の怪物オグリキャップ。