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オーケストラ・アンサンブル金沢コンサート

2023-06-25 16:30:17 | コンサート

本日13時30分、楽しみにしていたコンサートを聴きに行きました。

開演すると指揮者の喜古恵理香さんがステージに立ち、本日公演のプログラムをわかりやすく説明してくれました。こういうところがファミリーコンサートなんだなと思います。とても好感が持てました。


ファミリーコンサートなのですが曲目は結構本格的です。


1  チャイコフスキー  弦楽のためのセレナード ハ長調 Op.48
2 ラヴェル  ピアノ協奏曲 ト長調
3 モーツァルト  交響曲 第40番 ト短調 K. 550

チャイコフスキーは硬質な弦楽アンサンブルに驚きました。冒頭に印象的なフレーズのある力強い第1楽章では、ホールいっぱいに鳴り響く合奏が素晴らしかったです。
第2楽章のワルツ。1楽章から一転して柔らかな楽しい曲、弦の音質が一変したように感じました。

ラヴェルのピアノ協奏曲 篠永紗也子さんのピアノ

通して聴いたのは初めてでした。第1楽章はチャキチャキしてとても楽しい曲、トランペットの速いパッセージがカッコいい。2楽章はピアノソロから始まり盛り上がっていきます。3楽章はピアノも活躍しますが、オケコンのように管弦が活躍し変化があって聴きごたえが有りました。

モーツァルトは非常にオーソドックス。懐かしい気持ちで聴けました。

中学生の時に購入したフェレンツ・フリッチャイ指揮ウイーン交響楽団の40番のレコードと同じ音がしました。オーケストラ・アンサンブル金沢の音はさすがプロ楽団と感じます。弦楽合奏は一糸の乱れもない完璧、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットの木管の音色はどれもとても美しい。特にクラリネットとファゴットは柔らかく潤いに満ちていると感じました。

アンコールは耳馴染みのあるシューベルト 《ロザムンデ》間奏曲だったと思います。ピアニッシモがゾクゾクするほど美しかったです。


せっかくの素晴らしい演奏会なのに糸魚川市民会館ホールの3分の1ほどしか観客が埋まっていなくて少し残念でした。暑い日でしたが爽やかな気持ちになるコンサートでした。

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