先週8月15日に突然ローテーターが回らなくなりました。
ほぼ毎日、数機の衛星にアクセスするので3年ほどでダウンしてしまったと確信しました。
①注文して2日で新しいローテーターが到着
②梱包物一覧。中はピカピカです。
③ケーブルの配線
コントローラー側はピンにかしめて取り付ける。モーター側は直付のハンダ工作になる。
7芯ケーブルを自分で「1番ー黄、2番ー茶、3番ー青、4番ー白、5番ー赤、6番ー緑」と決めて両端の配線を慎重に行う。7番は使わないので黒い線は根本で切り取った。
④配線のチェック
ケーブルの配線が終わったので、本体とコントローラーを繋いで室内で回転をチェック。無事に左右の回転、スピードコントロール、プリセットなどが動くことを確認した。0点補正、プリセット補正、などは特に問題なく購入時の状況でOKだった。
⑤D-450ADCを取り外す。G-800DXAに下部クランプ取り付け
新ローテーターの準備ができたところで、動かなくなったローテーターを取り外す作業。
新旧2台を並べました。左側がG-800、右側がG-450。
G-800はトップのマストクランプが両側から挟み込むタイプ。UボルトのD-450ADCよりも耐久性が増している。G-800のマストに取り付ける下部クランプ(D-450と共通)は予備として前から持っていた。
⑥マストに取り付け
ついでに上部のマストを1mから1m50cmに拡大。数年前屋根に大雪が積もったときリフレクターが雪に埋もれたので余裕をもたせた。しかし、アンテナを付けたら結構重くてローテーターの上部クランプにマストを差し込むのに苦労した。ヘルメット、胴綱で安全は確保していたが、バランスを崩したらと思うと恐怖感があった。
⑦ケーブルを引き込みコントローラーを配置
ケーブルをシャック内に入れ、新しいコントローラーを定位置に収めての試運転も問題なくFB!
ところが・・・
取り外したローテーターの取説をパラパラとめくっていたら
コントローラー内部にヒューズがあるとの説明。
本体のヒューズは当然確認したがコントローラー筐体内部にヒューズがあるなんて考えもしなかった。
まさかと思いながらビス8本を外して奥に手をいれると確かに長さ2センチのミニヒューズがある。
「切れているではないか!!」
「ひょっとしてこれが原因か?」
手持ちのミニヒューズに取り替え、本体とコントローラーを繋いでコンセントをいれると
「ウイーン」と心地よい音を立ててローテーターは回りました。
100円もしないようなヒューズ断裂に気づかず、数万円の出費と数時間の交換作業。
まあ、ローテーターの性能はグレードアップしたわけで、今後も長く使えそうなのでいいか!
G-800DXAの取説を読み直したが「コントローラー筐体内部にヒューズ」という記述は全くなかった。
動くようになったD-450ADCを再運転。数分間にわたり左右の回転をさせたがヒューズが切れてモーターが回らないという事態は発生しなかった。何だったのだろう??
D-450ADCは予備機として保管し、移動運用で使ってみようかと考えている。