県議会臨時議会が閉会

県議会臨時議会が今日、閉会しました。

自民党などが提出した、玄海原発容認の決議が数の力で可決されました。



日本共産党と一真の会が共同で提出した「拙速な判断・同意をしないよう求める」決議案は、日本共産党の武藤・井上、一真の会内川議員、県民ネット徳光県議の4人の賛成少数で否決されました。

この3日間、県内外から多くの原発再稼働を許せないという方々が傍聴に訪れ、私たちもその思いを受けながら質問や討論に立ちました。

議会の中では、再稼働に反対は少数でも、世論は再稼働に反対が多数です。

議会は、県民の声を受け止めてその意思をしっかりと反映すべきです。

知事は、4月中にも判断を下すつもりのようです。

まだまだ課題が多く残る中で拙速な判断は許されません。

玄海原発再稼働に関する、臨時県議会が開会！

今日から、臨時県議会が開会されました。

開会前後に、市民の皆さんと抗議集会が開かれ、私も決意を述べました。武藤明美県議と徳光清孝県議(社民党)も参加しました。





お昼休みには、池崎佐賀市議予定候補と街頭からも訴え。



今日開会で、明日が質問なので、執行部の聴き取りに追われ、何時に帰れるかわかりません。こんな緊急に議会が開かれて、職員の皆さんも大変です。

質問順番は、3番目になりました。




県庁の周りでは、桜が舞ってピンク色の絨毯が綺麗です。

佐賀県知事は再稼働に不同意を！

昨日は、私の住む松南町で地域の総会があり、ご挨拶させていただきました。

総会には100人を超える方々が参加しておられ、私は「原発事故の際、避難場所がわかる人はどれくらいいますか？」と聞いてみました。すると、手が上がったのは2割もありませんでした。



唐津市では、昨年11月に避難計画が改定され97%が変更されています。このような周知もまだまだ不十分です。


また、今日も午前は、福岡県から「戦争と原発のない社会を目指す市民の会」のみなさんの「佐賀県知事へ玄海原発再稼働に不同意を求める！署名」の追加提出に同席させていただき、2,121筆を追加し、合計39,684筆となりました。



終わった後に懇談もさせていただき、たくさんの意見をいただきました。

三県合同で知事へ申し入れ

今日は、三県合同の超党派地方議員による「玄海原発再稼働について拙速な判断・同意をしないよう求める要請」を山口佐賀県知事に対して行いました。



福島第一原発事故が私たちに教えてくれたのは「原発事故に行政区分は関係ない」ということではないでしょうか。

玄海原発から３０キロ圏内には佐賀県はもちろんのこと、福岡県、長崎県が入っています。しかし、同意が求められているのは玄海町と佐賀県の立地している自治体の首長だけです。

事故が起きれば被害を同じように受けるかもしれないのに、どうして福岡県、長崎県の住民は「動かさないでほしい」と言えないのか、民主的なやり方とは思えません。その声は、どこに届ければいいのか。

そう言った問題があることから、三県の方々に呼びかけて急遽でしたが超党派で三県59名の地方議員が賛同してくれました。

今後も賛同者については募り、知事に対して追加提出する予定です。

玄海原発の再稼動問題は、佐賀県のみの問題ではない。とても、県知事だけで決められるような問題ではないのです。

山口佐賀県知事は、この要請をしっかりと受け止めて、「同意しない」判断をしてほしいものです。