だらずだらじゃず・本音ジャズ

欄№1 往ったり来たりの「王道&前衛」《ヘイス・ヘンドリクス(ts)》

根性・の塊り! ブッ太い音がウネル!
天烈フレーズがノタウチ回る!
王道ジャズ&フリーをったり来たりのオランダ野郎
①『クローズ・ツー・ジ・エッジ』(77)
《Close To the Edge/Gijs Hendriks》
ヘイス・ヘンドリクス(ts)、シーフリード・ケスラー(p)、
ベルト・フォン・エルク(b)、ミッシェル・ベアード(ds)。

魂を込めたテナーが力強い、ランダの凄い奴。
音が割れ・れるギリギリのところで音をブチかます。
の詰まった太い塊りがウネリを上げる音質。

クラリネット、ソプラノサックス何を吹いても、とんでもない太い音。
通常耳にしない天烈フレーズの太い音がノタウチ回る。
こんなフレーズ、何処を探しても誰も吹いてない。
 
リズム陣がヘルスと双璧を成し、根性をぶつけてくる。
ヘイスに絡み続けるインタープレイは聴きもの、ジャズ魂ド真ん中。
4ビート・道ジャズは圧倒的なリズムでノレる。
 
だが、リズムを崩し衛・フリーの世界に入ると聴けたもんじゃない。
EUの連中は即、王道から外れたがる。
本人は自由奔放な音楽観を表現してるんだろうが。
現実と異次元の世界を往ったり来たり!
とても落ち着いて聴けない。


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