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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 神経苛立ち、逆撫でる《ジェイムス・ブランドン・ルイス(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ジェイムス・ブランドン・ルイス」の紹介です。~♪
 
23年の新たなジャズ、新さに唖然。
感情を撫で、繰返すフレーズが迫る。
訓ず解れつ、混迷の音が巻き込んでいく。

一句
 “逆撫でる 立つジャズに 唖然とし“


②-1『インフィニティ・ラヴ・インフィニティ・ティアーズ』(23)
《Infinite Love Infinite Tears/Alan Braufman/James Brandon Lewis》
ジェイムス・ブランドン・ルイス(ts)、
アラン・ブロウフマン(as,fl)、ケン・フィリアノ(b)、
パトリシア・ブレナン(vib)、チャド・テイラー(ds)、
マイケル・ウィンバリー(per)。


②-2 Valley Of Searchレーベル(VOS009 Original)
 
《James Brandon Lewis Blog紹介》

①『The Fire Still ~』から4年後(23年)の演奏。
レーベルは①と同じValley Of Search。

①の酷い録音と異なり、見違える程良い音だ。
生々しい音が、楽器毎にクリアーに突出する。
まさに音重視で、ジャズに最適の音創りである。

そのお陰で、ルイスの音が際立っている。
ガッチリとして、郭が浮き立ち観えるようだ。
太く・ごつく硬質な輪郭は、好感がもてる音だ。
大好きなブッカー・アービンに似てるか、いい音を想い起こさせてくれる。

リーダーは①同様、アルトのブロウマン。
プレイは①のフリージャズから、ガラッと変した。

23年、新なジャズを期待させる新さがある。
感情を逆撫で、繰返すフレーズが迫ってくる。
いきり立ったルイスの「ぐいぐい」テナーが、気に入った。

ドラムの打撃音が、執拗に絡んでくる。
脈絡の無いフレーズのテナーが、える。
ヴァイブの不協和音が、バックで響き渡る。

訓ず解れつ、混迷の音の渦に巻き込まれる。
刺激だらけのテナーに、然としてしまいます。
 
 一句
 “逆撫でる 立つジャズに 唖然とし“
 
♪~ 「Spirits」異様なヴァイブの空間を、妙なサックスがいきり立ちます。


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