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ジャズトランペット「リー・モーガン」のレコード紹介です。~♪
ジャズトランペット「リー・モーガン」のレコード紹介です。~♪
馬鹿売れのジャズロック、次から次へと。
ヒギンズ様は立派、巧みなビートの妙技。
とはいえ、注目は「魔界伝道師」ショーター。
一句
“ジャズロック そこ退け俺の ロングトーン”

⑦『ザ・ジゴロ』(65)
《The Gigolo/Lee Morgan》
リー・モーガン(tp)、ウェイン・ショーター(ts)、
ハロルド・メイバーンJR.(p)、ボブ・クランショウ(b)、
ビリー・ヒギンズ(ds)。
《Lee Morgan Blog紹介》

《Wayne shorter(ts) Blog紹介》

《Harold Mabern(p) Blog紹介》

⑥『The Sidewinder』は、大売れの大ヒット。
突撃ラッパの兄ちゃんは、調子づいたのか。
次から次へとジャズロックの馬鹿乗り8ビート。
当⑦だって、その流れで8ビートの嵐である。
この単調な強烈アクセントの8ビート。
「もう止めてくれ」と、思ってるんだが。
次々のアルバム、次々の曲とガンガンにジャズロックのビートが響く。
次々のアルバム、次々の曲とガンガンにジャズロックのビートが響く。
8ビートを叩き出すヒギンズ様は立派。
アルバム毎に、ドラムの「おかず」に変化が。
ワンパターンな感覚が薄れ、少々巧みなビートが楽しい。
よっぽどヒギンズのドラムが気に入ったのか。
彼とのコンビは、今後延々と続いていく。
特に、タイトル曲「Gigolo」が面白い。
曲調が変り、8ビートのアクセントにスリルが。
ちょっとの工夫で、ハイテンションに楽しめる曲に仕上がっている。
注目は、この曲のショーターが素晴らしいこと。
今後エリートの階段を歩み始めるショーター。
「魔界伝道師」と称される、その音を感じさせる。
強烈なドラムのビートとピアノを背景に。
そんな喧しさを無視し、「ぬぼ~」とした音を。
不気味なロングトーンの使い方が一種独特。
まさに「魔界伝道師」の香りを漂わせてくれる。
不気味なロングトーンの使い方が一種独特。
まさに「魔界伝道師」の香りを漂わせてくれる。
一句
“ジャズロック そこ退け俺の ロングトーン”
聴処は、ワンパターンのモーガンではない。
タイトル曲のショーターのアドリブ、これが聴処でしょう。
♪~ 「Gigolo」ロングトーンのショーター、「魔界伝道師」を漂わせます。