犬神スケキヨ~さざれ石

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日本の大罪

2015-08-17 20:58:46 | 草莽崛起
遂に安倍談話が発表されました。

やはり、と言うか予想通り世界の論に反し支那朝鮮と反日日本人からはグダグダと愚にもつかぬ話しが出てます。

しかし、日本は大罪を犯しています。

毎度ツイッター上で申してますね。

日本は朝鮮文化を禁止しました。

これは朝鮮人のアイデンティティーを破壊したのです。

作家百田尚樹氏もその著書で触れておられます。

ここで自分も自分なりに、その大罪や今後危惧される事柄を考えたいと思います。

日韓併合時代

ご存知の通り、日本と韓国は併合されていました。

つまり、日韓併合です。日韓併合時代には韓国は日本でした。
ですから、日本は韓国に日本と同じように振る舞ったのです。
なんせ韓国は日本ですからね。

韓国は長年に渡りいわゆる従軍慰安婦について謝罪と賠償を求めています。

我々日本人はこの根拠も証拠もなく、事実など有りもしない事の謝罪を求められています。
だから、我々は困惑するのです。

韓国が謝罪を求めることが間違えているからです。

では日本に謝罪することはないのでしょうか?

いえ、それは違います。

日本は大罪を犯しています。

従軍慰安婦の様に証拠がないと言い逃れはできません。
証拠があるのです!

これは重要な事です。有りもしない事や妄想を話すのではないのです。

大変な事を…

先ず、日本は大変な事をしました。

朝鮮の文化である往来での糞尿を禁止しました。

これは朝鮮文化の否定であり民族の根幹を踏みにじる行為です。
朝鮮人のアイデンティティーを破壊したのです。

往来での糞尿を禁止された朝鮮人はトイレを使う習慣を強制されました。
これにより清潔な生活に生活様式を転換させられてしまったのです。

日本はどれ程罪深いのでしょう。

更に往来で便意を催しても我慢し、トイレに行かなければならないと言う精神的苦痛を与えてしまったのです。

詫びても詫びきれるものではありません。

往来での糞尿を謳歌していた写真


景観を破壊

日本は韓国の素晴らしい景観をも破壊しました。

それまでの韓国は草木も生えぬ荒れ果てた土地でした。

山と言う山は見事に禿げあがり、木一本生えてはいませんでした。

これは朝鮮の伝統的で文化的な景観なのです。
この伝統的文化的背景を日本はことごとく破壊してしまいました。

なんと日本は嫌がる韓国を無視して6億本もの木を植林してしまったのです。
そして勝手に緑溢れるる山に作り変えてしまったのです。

こんな事があって良いのでしょうか?

伝統文化である禿げ山に、言わば韓国の自然を破壊してしまったのです。

考えてもみてください!

我々の富士山。日本の伝統的で文化的な景観です。

この山頂に6億本もの木を外国人が勝手に植えたら、あなたならどうしますか?
烈火の如く怒り狂うでしょう。

我々の先達はそんな事をしたのです。

どれ程の謝罪をしなければならないか…
想像もできません。

勝手に植林され緑いっぱいになった山にピクニックに行くとう言う、人類史上稀に見る残虐な福利厚生を強いられる韓国人

更に教育を

日本は教育にまで手を出しました。

日本は韓国全土に学校を作ってしまいました。

日韓併合前には韓国全土に小学校は40校程でした。
ところが併合されてから日本は頼まれもしないのに勝手に5200以上の小学校を設立してしまいました。

当時、文字はいわゆる上流階級の人間しか読めませんでした。
更に使用していた文字は宗主国であった支那の漢字でした。
また、文書には漢文が用いられていたのです。
ですからハングルなる文字は下層階級が使うものとされていました。

しかし、韓国全土の識字率は2%程度とも言われていました。

その上流階級の特権である文字を下層階級にも教育しました。
しかも埋もれたハングルを掘り起こし教育させたのです。

下層階級の文字を普及させてしまったのです。

また、韓国に帝国大学まで作ってしまったのです。

これは韓国人の意向を全く無視し、勝手に学校を作り頼まれもしないのに無理矢理就学さたのです。

こんな暴挙は聞いた事がありません!

どうやって謝れば良いか…
もう思い付きません。

インフラ整備

日本は韓国に頼まれもしないのに勝手にインフラ整備をしてしまいました。

道路を拡張し綺麗にしてしまいました。

これにより前述した朝鮮文化である往来での糞尿は益々出来なくなりました。

こんな事をして良いのか?
日本人として恥ずかしい限りです。

河川も洪水をなどしない為に整備しました。
古来朝鮮人は洪水と共に生きてきました。
洪水は朝鮮人のアイデンティティーです。
それを勝手に治水事業と称し整備しました。
これにより年中行事である洪水がなくなってしまいました。

そしてダムやため池を作りました。
その為に農業が発展。
これにより白米を食べる事になってしまいました。

それまでは、煮ても焼いても臭い雑穀を食べるという食文化を謳歌して来た朝鮮の食文化までも破壊したのです。

やりたい放題の日本。
こんな事を世界が許すでしょうか?

インフラ整備を発展させられ交通が発達し足腰が弱るという運動不足を強いられた韓国

人口問題

日本は最新の医療を韓国に持ち込みました。

その最新の医療を施した為に韓国人の寿命は2倍になってしまいました。

それまで平均寿命は24歳であってのに医療を施した為に50歳近くにまでなってしまいました。

これにより、韓国の人口は飛躍的に伸び終戦時には2.5倍にまでなってしまいました。

日本は韓国に人口爆発を起こさせたのです。

この人口爆発により韓国人は「食糧危機が来る」と言う不安を起こさせ精神的苦痛を被りました。

また、日本は韓国を日本と同じように扱った為に日本の伝統文化を持ち込みました。

茶道、華道、剣道、寿司や歌舞伎更に桜などです。
その為に韓国人は錯覚を起こし、これらの日本文化を韓国発祥だと勘違いさせてしまいました。

これは朝鮮文化である往来での糞尿を禁止した事も要因かもしれません。

他国を見習え

日本は他国に学ばねばなりません。

350年も植民地支配をして来た西欧諸国はアジアやアフリカでどの様な施策をしたでしょうか。

それは愚民化です。

西欧諸国は支配国に対しインフラ整備や医療などしませんでした。
まして、教育など考えられません。

収奪した物を自国に持ち帰る為だけの最低限のインフラ整備。

自分達が生きて行く為だけの医療。

教育など現地人に施せば優秀な人間が育ってしまいます。
それでは困るのです。

現地人は白人より劣り、奴隷化しなければなりません。
だから愚民化、つまり愚かな民にしたのです。

古来朝鮮はずっと支那の属国でした。
支那様に収奪される事で生きて来たのです。

それを日本は頼まれもしないのに無理矢理に民族自決を促したのです。

韓国は無理矢理に民族自決を促された。
そんな事は望んでいないのにです。

韓国が真に怒っているのはこの部分なのです。

つまり、糞尿垂れ流しで野生動物の様な生活が朝鮮人の望みだったのに、日本が来て無理矢理に衛生的で文化的な生活を強制しました。

日本が韓国を思うならば、やらなければならなかったのは愚民化政策だったのです。

更に近代、韓国は先進国の仲間入りをしてしまいました。
愚民で居たい韓国人は耐えがたい苦痛に違いありません。

交際している男女が居て、彼氏が浮気をするとします。彼女はそれを知らなければ幸せな交際が続きます。
しかし、バレてしまうと彼女はショックですね。
そして彼女は最後にこう言います「知らなければ良かった、浮気するなら一生解らないよいにやって欲しかった…」と。

韓国は知らなければ幸せに暮らせた近代的生活を日本に無理矢理教え込まれました。
後戻り出来なくなった現状に苦しんでいるのです。

日本は謝っても謝っても謝りきれません。
国民を上げて謝罪しなければなりません。

千年恨むと言われてしまいました。

これは千年謝り続けなければならなくなりました。

また、日本は台湾も併合していました。

あれ程の親日国台湾。
日本に常にラブコールを送り続けてくれます。

しかし、台湾とていつ気付くかわかりません。

可愛さ余って憎さ百倍!

台湾がコレに気づき反日に転じた時、我々はどうすれば良いのでしょうか…

考えただけで恐ろしくなります。

古事記を摘んで日本を知る!その16

2015-08-14 23:00:00 | 古事記
はい古事記です。

前回からの続きです。その前に少し話しておきます。
本日、安倍談話が出されましたね。

これに付いてアップするところですが、今回はそれを精査しもう少し情報を得てから考え様と思います。

内容は満足の行く物ではありませんでしたが、概ね良い方向とは考えます。

しかし、これにより安倍晋三本人は更に重い責任を負うことになったで有ろう事は間違いありませんね。

後日アップ致します。

さぁ古事記へまいりましょう。

母は凄いんです

前回、また兄達に殺された大穴牟遅神。

そしてお母さん、刺国若比売(さしくにわかひめ)です。

またまた我が子が帰りません。

あちこち探し回りました。すると森の中で我が子が木の股に挟まれて死んでます。
もうパニックですよ。

しかし、さすがにまた神産巣日神にお願いも出来ません。この前は圧死のような火傷のような…そんな感じなんで薬頂けました。
今回は完全に圧死です。

もう完全にパニックです。「どどどどうしよ~」とか「エライこっちゃ!」ですよ。

すると、どういう訳かお母さん「私の気合いでなんとかなるかも…」と思いました。
そこでエイッ!とかアイヤーッ!とかやったのか呪文を唱えたか、とにかくわかりません。

しかしこれが効果的面!

なんと大穴牟遅神が生き返りました!

え~!だったら最初からやってよ~!
とか言ってはいけません。

当の本人もビックリ、まさか上手くいくとは。

それで母「ここにいてはいけません、何度でも殺されてしまいます」と大穴牟遅神を逃がします。
鳥取とか島根辺りに居たようなんですが、木の国(和歌山県)に逃がします。
現在では和歌山県は紀の国と言いますが、当時は木の国。

人目を避けて逃がします。

意外としつこい

せっかく人目を避けて逃げたのに、兄達八十神はとにかくしつこい!

鳥取だか島根辺りから和歌山まで弟を殺す為に徒党を組んでやってきます。

この時、大穴牟遅神は大屋毘古神(おおやびこのかみ)に世話になっていました。

そこへ八十神が現れて弓矢をつがえて「大穴牟遅神出せー!」と来たんです。

しかし大屋毘古神はすっトボけて大穴牟遅神を逃がします。
そして「須佐之男命がいる根之堅州国へ行け」と言うのです。
根之堅州国(ねのかたすくに)
大穴牟遅神は素直に「はい!わかりました」と根之堅州国へ向かいます。

根之堅州国で、どういう訳か須佐之男命の娘である須勢理毘比売(すせりびひめ)と出会います。会った瞬間にお互い一目惚れ。
そのまま結婚しました。

根之堅州国は須佐之男命がお母さんに会いたいとゴネて行きたがった場所ですね。

しかし、八俣遠呂智を退治してナンダカンダで根之堅州国に行っていたようです。
どういう経緯で根之堅州国に行ったのかは古事記に記述はありません。

一悶着、二悶着あって結局はお母さんに会いたいて根之堅州国へ行ったみたいですね…て、なんだそりゃ?マザコンかい!
で、根之堅州国に伊邪那美命は居ません。黄泉の国に居ます。

えーっ!

根之堅州国で大穴牟遅神は須佐之男命の娘に出会いますね。

しかしですよ!しかし!
大穴牟遅神の六世前が須佐之男命です。

普通は良く会えて、ひいおじいちゃんぐらいまでですよ!

でも神様の世界ではありです。
寿命なんかありませんからね。老化もしません。歳も取らない。
神様の法則は外傷で死んでしまいます。
それ以外なら死にません。

ですから癌になるとか、クモ膜下出血とかですね肺炎とかで死んだりしません。

その六世ご先祖の娘が須勢理毘比売です。
神様は美人好きですから、それは美人だったに違いない。

しかしですねひいひいひいひい婆さんですよ!

しかし神様は歳をとりませんからね。
若くて美しいのです。

もう肌なんかパーンと張りがありますよ、しかも永遠に。

ところが、親父は機嫌が悪い。いきなり娘が「私、結婚しましたわ」ですからね。
親父としては「ぬわぁぁあにぃぃぃ!」てなもんです。彼氏が来ても親父の機嫌はすこぶる悪い!それが勝手に結婚ですからね。

「どこの馬の骨じゃ!」となります。
そして、「こいつか?こいつは葦原色許男(あしはらのしこお)と言うやつだ」となります。
まぁ、自分の末裔ですから知っている訳です。
許男とは「なかなかの玉だ」とか言う意味です。見所あるじゃないか、みたいな感じです。

見所あると言いながら須佐之男命は大穴牟遅神に色々試練を与える訳です。
何故、試練を与えたのかよく解りません。

自分の娘をくれてやるのですから品定めしたのか、はたまた意地悪をしたのか。

この試練が「蛇の室で一晩過ごせ」と言いました。

蛇ですよ、部屋に蛇がウヨウヨしてるんです。
蛇が一匹いても無理ですよ。
ウヨウヨいる部屋で一晩過ごせと言うのです。

ところが須勢理毘比売から「これを使って」と道具を渡されます。
比礼(ひれ)と言ってスカーフみたいな感じで、振ると呪力を発揮します。
「これを三回振ると蛇は大人しくなります」と使い方まで教えます。

大穴牟遅神は教えられた通り三回振りました。
すると蛇は見事にヘニャヘニャになって大人しくなりました。
「ヨシヨシ」てな事で、蛇を部屋の隅っこに押しのけたかは、わかりませんが普通に寝れたみたいです。

そしたら翌日はムカデと蜂が居る部屋で寝ろ!と言う訳です。

こりゃえげつないですよ!ムカデですよ!ムカデ!気持ち悪すぎ!
蜂なんか刺しますからね!むちゃくちゃか!

これは大穴牟遅神も「アワワワ~」となります。

するとまた須勢理毘比売が「道具ありますから」と。
それで使ってみると、またもやムカデと蜂がヘニャヘニャになります。

それで「ヨシヨシ」て、部屋の隅っこに寄せた!か、どうかは知りませんがゆっくりと寝たと言う訳ですね。

皆さん既にお気づきでしょうが、大穴牟遅神はとにかくダメダメなんですよ。

こんなもん問題児ですよ。

何かと言うと問題にぶつかって、しかも自力で解決した試しがない。

常に周りの人に何らかの助けを借りている。

大穴牟遅神はとにかく人が良い。
優しく温厚で、ド天然ですが毎回一生懸命頑張ります。
しかし、人のよさもあって周りがついつい助けてしまう。

この神様がダメ男と言うのが古事記編纂の重要な部分なんですが。

次回へ続く…

古事記を摘んで日本を知る!その15

2015-08-12 21:26:20 | 古事記
久しぶりです。

古事記です。

チョット間があいてしまいましたが、大国主命のお話しを続けます。

前回のお話しのおさらいは例えばここでどうぞ。

だから殺されますって

前回、因幡の素兎が登場しましたね。

この因幡の素兎の予言によって兄達八十神が狙っていた八上比売と結ばれる訳です。

つまり八上比売は兄達八十神を全員フッて大穴牟遅と結婚します。

神様の恋愛と言うか、結婚と言うか、くっついたり離れたり「私の本心て…」みたいな事や駆け引きみたいなモノはないんですね。

出逢った瞬間「ハイ!結婚!」みたいな。

やはり直感力ですかね?

物事やたら迷うと判断を誤ると言いますから、最初のインスピレーションが大事。

ところが気が収まらないのは兄達八十神です。

何と弟の大穴牟遅が横取りした様なもんですからね。まぁ逆恨みというか…

それで兄達八十神は大穴牟遅を殺すことにしました。

先ずは石を真っ赤に焼いて、その焼いた石で圧し潰すんですね。
圧死です。初ですね。
斬り殺されたり、火傷では死にましたが圧死は初ですね。

だいたい兄弟で婦女子を取り合うとか、そういう骨肉の争いは悲惨な結果を招くんですよ。
親の財産を子供達が取り合うとかですね、物凄い憎悪ですよ。
なまじ血縁関係だとドライにいかないのです。

それで兄達は謀をたてる訳です。

伯伎国(ははきのくに)の手間山の麓で「赤い猪がこの山にいるぞ。我々が下から追うから、お前は待ち伏せて捕らえろ!」と、言うのです。

そして「失敗したら殺すぞ!」とまで。

普通は殺すぞ!なんて言われたら警戒するんです。

殺すだけならブスッと刺すとか、火付けるとか、そんなんで良いはずです。

わざわざ山の麓に連れて行って「猪云々…」更に殺すぞとまで言われてます。

殺すとかバレちゃダメでしょ?
でも「殺すぞ!」と言ってしまってます。

しかし大穴牟遅少年は人がいいのか…神がいいのか、相当な天然か。
「殺すってなんだろう…?」ぐらいの感じでいる訳です。

「下から兄さん達が猪を追うから僕はここで捕まえればいいんだな」とか呑気に考えてます。

「でも失敗したらなんとかかんとかいったから、失敗しない様に頑張るぞ!」

それで兄達八十神は「いや~アイツ相当なド天然だな、うっかり殺すとか言っちゃったけど。全然バレてねぇや」てことに。

それでご丁寧に猪に似た岩を用意して、それを真っ赤に焼くんですよ。
それを山の上からゴロンゴロン落とすんです。

ゴロンゴロン落とすんですから、足が上向いたり途中バコーンとか飛び跳ねたり。
下手したらバカッと割れたりしたはずなんですが、大穴牟遅少年はど近眼だったのか。
普通は「こりゃヤバい!」て逃げるもんですが、「猪!猪!猪!」て、もう必死な訳です。

真っ赤に焼けた岩ですよ!それ岩ですよ!
とか誰も言ってくれないもんでゴロンゴロンゴロンゴロン落ちてくる石をガシっ!
とは、受け止められずに呆気なく圧死です。

そして二度目

大穴牟遅神は殺されました。

それを聞いた母、刺国若比売は悲しんで神産巣日神にお願いするのです。

神産巣日神(かみむすひのかみ)
天之御中主神、高御産巣日神に次いで三番目に現れた神です。
後々登場する少名卑古那神のお父さんです。

この神産巣日神に母である刺国若比売はお願いします。
「なんとかうちの子を助けて下さい」と、神産巣日神は聞き入れます。

そして、赤貝の神様と蛤の神様を遣わします。
赤貝と蛤の粉で作るスープと言うか出汁が古代療法の一つだそうで、これを塗り込むと大穴牟遅神は生き返りました。

神様は死んでも生き返る!
コレは驚きです。
伊邪那美命は火傷で死にましたね?
コレを塗れば生き返ったのに…
しかし、伊邪那岐命と喧嘩して呪いの言葉を吐いてしまいましたからダメでしょうね。

で、せっかく生き返った大穴牟遅神はやっぱりバカなのか?

自分を殺した兄達八十神な「ハイキングに行こう」と誘われました。
普通なら一回殺されてるんですから、警戒しますよ。
「こりゃ、また殺されるな…」て。
ところが「あ!楽しそう!行きます!行きます!」もうこれはアホです。
完全にアホです。

兄達は木を割いてそこに楔を打ち込みガバっと開いた状態にしときます。
その開いた状態の木に座れと大穴牟遅に指示します。

いやいや!それ!どう考えても危ないし!
殺す気満々やん!と側で見ていたら言いたくなりますが、「あ、ここですか?」て大穴牟遅神は座ります。

そこで兄達は楔を抜いてしまいます。

すると開いた木がバイーン!と勢い良く閉じるのです。
それで挟み込まれて圧死です。

「いやいや、だから~!」とツッコミたくなる死に方です。

更にまた圧死です。

しかし木に挟まれて死ぬぐらいですから、体はあまり大きくない様ですね。

次回へ続く…

何故伝わらない?

2015-08-06 09:10:42 | 草莽崛起
今般の安全保障の議論。

国会での審議を見るに「これじゃ…」と思う程に解りにくい。

野党の質疑は法理論や憲法論ばかりです。

国家国民の安全は守られているのか?

守られているなら拉致被害者は一体何なのか?

守られていないなら何故守られていないのかと言う質疑応答がありません。

その安保法制、集団的自衛権について少し考えようと思います。

解りにくいですよ

集団的自衛権について以前にこのブログ内でもアップしています。
例えばここです。

とにかく、一般的には解りにくいのは事実です。スッキリしません。

法案の中身を見れば「なんとか事態云々」とか、まぁ読めばなんとか解ります。

更にマスコミの反対有りきの報道は更に解りにくさを助長しています。

むしろ、国民に理解させない為に本質を全く伝えません。
これでは国民に浸透せず、理解は深まりません。

「戦争する法案だ!」などと報道していては全く意味は伝わりません。

だいたい世界に秩序も無く、自然な状態、無法状態にしておくほど紛争になります。
だからこそ法により秩序を求めるのが近代国家というものです。

しかし、その法が想定していない事態が起きる、それを超法規的事態と言います。
その超法規的事態を少し、僅かに少しだけ減らすのが今般の安全保障法案です。

「徴兵制への法案だ!」などはナンセンス過ぎて反論する気すら起こりません。

昔は「戦争が起こりそう」な事態になると、兵士を集めて戦争に駆けつける。
しかし、現在は抑止力の点からも、その様な方法では全く「戦争」する事は出来ません。

常態的に存在させて訓練をするという事で戦争を抑止するのが世界の先進国の常識です。
ハイテク化された兵器の扱い、練度から考えてもプロを育てる事を考えれば明らかに「志願制」の方が理に適っています。

全く前提知識を踏まえない国会審議など国民伝わりません。
反対有りきの野党などは、この「前提知識」を敢えて語らず国民を撹乱させています。

政府の説明も解りにくさを助長しています。

集団的自衛権についての説明ばかりしています、確かにそれは必要です。
しかし、今般の法案にはグレーゾーン事態集団的安全保障の問題であるはずの事柄も集団的自衛権の括りにしてしまっている。
これでは本質を外して、より理解が出来ません。

しかも「これさえあれば大丈夫!」みたいな空気感があります。
こんな法制では全く足りません。

むしろ法制の中身は自衛隊の縛りが厳しくなっています。
世界の軍隊は此れだけはやってはダメと言うネガティヴリストで動きます。
此れだけはやってはダメ!は例えば「捕虜を虐待してはダメ」とか「民間人を攻撃してはダメ」とかですね。

逆に言えば軍はそれ以外全てやりなさい!と言う事です。
24時間、365日軍隊は国家と国民を守る為には全てやりなさい!と義務化しています。

一方、日本はこれだけやっても良いよと言うポジティブリストで動きます。
書いてある事しかやってはダメ!と言うものです。
例えば勤務時間外に海岸で自国民がさらわれる現場に遭遇し、その犯人を殺してしまえば殺人に問われる恐れがあります。

ジェット戦闘機が正に領空を侵犯し、我が国を攻撃しようとしていても、閣議決定がなければ攻撃すら出来ません。
音速を超えて迫る敵機を攻撃するのに閣議決定を待っていては全く間に合いません。

今般の法案はむしろこの「やっても良いこと」の縛りが厳しくなっています。

むしろ対応の問題が

例えば、公海上で並行に航行する米国艦艇が攻撃されても集団的自衛権を行使して助けると考えます。

しかし、現状では無理です。

米国艦艇どころか、自衛隊艦艇すら助けられません。
防衛出動命令がなければ反撃出来ません。

個別の自衛権すら防衛出動命令がなければ行使出来ません。

防衛出動命令がなければ出来ない状態で集団的自衛権で解決しよう等は無理なんです。

例えば、世界情勢に変化があり総理による「防衛待機」が命令されたならすぐ対応出来るでしょうが、全てがそんな都合よくはありません。

前触れもなく突然の奇襲を受ける。
これはグレーゾーン事態です。

しかし、このグレーゾーン事態は集団的自衛権とは問題が別で、このグレーゾーン事態への対応こそ誤れば国家国民の安全は瓦解します。

集団的安全保障

集団的安全保障、或いは集団安全保障。

これは、ある一定の複数の国家が集団となって国際秩序を維持する事です。
グループを作り、秩序を乱す者があれば皆んなで制裁を加えます。

日本では集団的安全保障についての議論は殆どありません。
「集団的自衛権がダメなんだから集団的安全保障もダメ」と言う論理があるからです。

集団的安全保障とは国連です。

国連は国連憲章にある通り加盟国は加盟国に対し理不尽な攻撃があった場合、加盟国各国が皆んなで立ち上がり勧告をするそれでも従わなければ経済制裁などの制裁を行います。

それでもダメならば武力による制裁を行います。

これは集団的安全保障の考え方です。

本来は国連に認められた上で、代理権を与えられた国連軍などが制裁を加える。
これが理想です。

これが安保理の関係上、又は会議を待てない場合には「個別的、集団的自衛権」で対応する事が出来ます。
これが本来の形です。

これは、「集団的自衛権」より「集団的安全保障」が優先すると言う事です。

「この国に手出しすれば国連加盟国が皆んなで制裁するぞ!」と言う枠組みを平時から作っておく事が犯罪の抑止、戦争の抑止になるのです。

安保理において、常任理事国満場一致で国連軍が結成された事は一度もありません。
しかし、集団的安全保障に関しては国連憲章第2条第2項にこうあります。

「全ての加盟国は、加盟国の地位から生じる権利、利益を加盟国の全てに保障する為に、この憲章に従って負っている義務を誠実に履行しなければならない」

と、あります。

これは国連加盟国の義務です。

日本は「武力行使にかかわる国連の制裁行動には参加しない、自衛隊は軍隊ではないので軍隊としての行動は出来ない」としています。

自衛隊が軍隊でないなら国際法で守られません。

しかし、日本は「国連加盟するが義務は果たさない」とは一言も言ってません。
ならば一定の義務を果たさねばなりません。

いざと言うとき皆で立ち上がる。
これをしない国が自国の危機に助けて貰えない可能性があります。
「あなたの危機には私は何もしませんが、私の危機には助けて下さい」とムシの良い事を言う奴を誰が助けてくれようか?
其れこそ日本は孤立します。

これが一国平和主義の限界です。

皆んなで国際秩序の維持に積極的に尽力しようと言う積極的平和主義の在り方こそが
集団的安全保障であり、定義付けすべき事です。

集団的安全保障と集団的自衛権

集団的自衛権と集団的安全保障との違いは何でしょう?

例えば、あなたが友達と歩いていると友達が暴漢に殴られる。
その際、あなたが殴り返す。
これは集団的自衛権です。
日米同盟もこれにより成り立ちます。

集団的安全保障はグループを作り、その秩序や平穏を乱す者には制裁するぞ!と言うものです。
多国籍軍、有志連合はこれに当たります。

自衛隊はRIMPACと言う合同演習を行なっています。
この演習には日米と共に韓国、オーストラリア時にはフィリピン軍も参加します。

しかし、現在では集団的安全保障は集団的自衛権よりもダメ!とされています。
ですから、「日米の合同演習に韓国やオーストラリアは別途合わせて演習してる」と言う建て前を言い訳にしています。

日本にとって米国以外は同盟関係にはありません。
しかし米国にとっては韓国もオーストラリアも同盟関係です。

日米同盟は重要ですが、米国から見れば日本も同盟国の一つに過ぎません。
アメリカをハブとして他国を二国間条約で動かす体制です。

欧米では北大西洋条約機構(NATO)がありますが、東アジアにはありません。
アジア各国が参加する同盟機構はありません。
日韓間ですら関係悪化で実現しませんでした。
「反日」国家があるからです。

つまり当面は二国間条約で動かす体制を維持せねばなりません。

朝鮮半島有事の際は「韓国を助ける米国を援護する」と言う形でかかわるしかありません。
その様な状態で在韓邦人を救出せねばならないのです。

米国との二国間での集団的自衛権にばかり捕らわれていては議論は進みません。
更に、二国間条約で動かす体制ですから集団的自衛権での議論も中心は日米になります。
しかし、それでは日本はむしろ動き辛いのです。

だいたい、米国の軍事力は世界でも圧倒的強さです。単独で充分戦えます。
米国がやられて自衛隊が出なければならない事態は殆どありません。
果たして米国は日本に集団的自衛権を求めているのでしょうか?
疑問に思います。ですから、野党の言う米国追従の主張は誤りだと思います。
それにアメ公様から頂いた憲法を有り難がっている野党の主張には呆れてしまいます。

貢献

集団的自衛権と言う言葉は英語ならばcollective defence(集団防衛)
cooperative defence(共同防衛)
と、なります。
これは「皆んなで守る」と言う意味合いが強いのです。

日米だけでなく様々な国を巻き込み秩序を維持するグループです。
一国の突出した行動を抑止するのが最大の目的です。

そうした秩序の維持には多少のリスクが生じます。これは避けられません。
例えば警察の巡回警らでもリスクは生じます。
世界各国も国際秩序維持の為にリスクを負っています。

日本もこのリスクを負って行かねば世界の中で孤立します。

世界の平和の為にリスクを負っても尽力する。
これが世界貢献と言うものです。

だからこそ、海軍力の小さな韓国やフィリピンとも米国は同盟を結んでいるのです。

現在では防衛体制は各国とのネットワークで成り立ちます。

ミサイルディフェンスについても各国のイージスシステムで成り立ちます。

台湾、韓国にあるレーダーサイトがネットワークを構成しています。

レーダーがミサイル発射の情報を捉えたなら「どこの船で撃ち落とすのが適切か」を瞬時に判断し「其方の船で撃墜せよ」と命令します。

上記の事態などは集団的自衛権では説明出来ません。

現実問題、ミサイルが飛んで来る事態にグズグズ言ってる暇はありません。
更に「ミサイルを撃ってもこのシステムで撃ち落とすよ!」と言う事がミサイル攻撃を考える方に抑止となります。

事実を見れば日米間の集団的自衛権云々を話すよりも各国と協調した集団的安全保障体制と言う事を話す方がしっくりくるのです。

「米国と一体化」と言う集団的自衛権については立場の違いを超え自主防衛を阻害するのではないか?と言う懸念が生じます。

しかし、集団的安全保障の考えならば、米国を中心とするが日本も積極的に各国と国際秩序維持に貢献できると考えなければなりません。

シーレーン防衛も日本のエネルギールートを守るだけではありません。
ホルムズ海峡から延びるシーレーンは何も日本だけが使っている訳ではありません。
このシーレーン防衛を各国と取り組む事で平和維持、秩序維持が世界と出来るのです。

これは完全に集団的安全保障の範疇です。
これを集団的自衛権で説明しようとする為にややこしく解り難い話しになるのです。

「石油が途絶えても直ぐには日本は干からびない!」とか言うアホは私事にとらわれた無知で的はずれな主張です。

また人道支援にこそ武力を用いなければならないと考えなければなりません。

例えば紛争地などで難民が出ます。
しかし、この場合は難民とは紛争地があり出るのです。
紛争地に挟まれたり紛争地付近に難民が居る事が多々あり、更にその様な場所では治安が著しく悪くなります。

その難民に人道支援、つまり食料や医療を提供するにも治安が悪ければ支援出来ません。
支援しようにも安全な地域がなければ、例えば米軍が治安維持に当たったり、警護したりします。その様にする事で初めて安全を確保出来ます。

安全が確保された後に医療支援の為の医師や看護師の派遣が可能になり、食料や生活の支援が出来るのです。

現在の日本ならば、難民が居る地域が紛争地ならば人道支援の為でも自衛隊は派遣出来ません。
食料や医療が受けられず死んでいく人が多数いようと見殺しにせねばなりません。
すぐ近くで他国の軍隊の後方支援をしていても難民地区が紛争地ならば人道支援が出来ないのです。

これで一体何が平和主義でしょう?

平和維持の為には平和主義を取るならば、むしろ武力を用いねばなりません。
武力を用いると言っても「戦闘せよ」と言っている訳ではありません。
民間人に変わり訓練をしたプロの軍隊が治安維持、平和維持に貢献せよと言っているのです。

無法地帯となった紛争地で食料を難民に間違いなく行き渡らせるには治安維持が不可欠です。
それが出来なければ、支給した食料が力のある者が独り占めする恐れがあります。
相手が多少なりとも武装していたならば、プロでなければ対応出来ません。

自衛隊

自衛隊は軍隊ではない!
と言われます。
しかし、どっからどう見ても軍隊です。

最高のハイテク武器を持ち、世界も羨む潜水艦を持ち。
それでも軍隊ではないと思う人が居たら直ぐに然るべき医療を受けられた方がよろしい。

自衛隊が軍隊でなければ海外に派遣された時、単なる「武装集団」となりテロリストと同じ扱いをうけます。
それでは国際法では守られません。
捕まれば直ぐに殺されます。
つまり、捕虜として扱われず国際法による身分の保障もありません。

もちろん自衛隊にも「捕虜になる場合」に対する備えがありません。
自衛隊員にしっかりと「捕虜になった時の覚悟」を諭さねばなりませんし、隊員一人一人が覚悟しなければなりません。

アメ公様から頂いた憲法に「平和」は書いてあっても「日本の独立性」については書いてありません。

平和は大切です。しかし、それと同じだけ「独立」も重要です。
独立した主権国家ならば果たさねばならない義務があります。
義務を果たし独立した主権国家として国際社会で発言する権利を得るのです。
そして、この権利を行使し国際社会の安全と平和、秩序維持に貢献できるのです。

我々はアメリカの属国にも植民地にもなるつもりはありません。
また、支那如きに自国領土をくれてやるつもりもありません。

独立国として国際社会と連携し、平和の安定維持に積極的に参加する。
この姿勢を示しさねば、いずれ孤立する事になります。