ある日のこと 台所で夕飯の支度をしていると
「ふぎゃ~ふぎゃ~」とつくし
何気にふり返ると 風呂上りのおやじがつくしを抱きかかえ
何やらつくしの鼻の頭を爪でこそいでいるではないか?
不審に思い
わたし:「何してんの?」
おやじ:「つくしの鼻にゴミがついてるんで取ってるとこなかなか取れんわ!」
わたし:「取れるわけないでしょ!!それゴミじゃないし
黒いしみなんですけど!?
茶トラ猫は毛の生えてない部分 そういう黒いしみのようなものがだんだんと出てくるんよ」
おやじ:「なんで?」
わたし:「そんなん知らんわ~!でも病気ではないから」
おやじ:「・・・・・・」
つくしにしたらおやじのこの行動 いらんお節介もいいとこで
思春期の娘とおやじのような つくしとの関係
「あたいのこと、かまわんといて!!」と鼻息を荒くし怒っているつくしであった
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