ボーダーコリーと茶トラ猫

微妙な関係のボーダーとニャンズ 犬猫観察・お散歩・お出かけなど思いつくまま 気の向くままを綴っています

☆ボーダー☆ 無題

2019-05-09 | ジャック
ジャックへのお悔やみのメールやコメント・お花などを頂きありがとうございます

ジャックが生きていた頃 私にとっては初めての犬だったので 愛犬が虹の橋を渡ったという話を見聞きする度
いつかくるジャックとの別れを想像し 悲しいとか寂しいとかいう感情ではなく
自分の細胞に喪失感がじんわりと浸透していって胸が締め付けられるような悲痛な思いや
朝、目覚めた時に襲ってくる現実という深い闇に私は耐えられるんだろうかと考えただけで怖かった



家族もジャックは私の「生き甲斐」で そのジャックを失ったら
憔悴しきって鬱になってしまうんじゃないかと心配していたようだ
ですが 私は不思議と寂しさは感じていますが 喪失感に苦しみ塞ぎこんでいるという感じではないんですね
それはジャックとの時間がとても濃厚なものであったから 共に楽しんでいたからだと思うんです
私がジャックにしてやれることはしてきたつもりだし 元気な頃にもっと・・・してやればよかったみたいな
我慢させてばっかりでみたいな そういうのが全くないんです





ひとつだけあるとしたら最期ひとりで逝かせてしまったこと
しかし連れて帰っていたとしても 病院にいたほうが何か処置してもらえたかもとか後悔は残ると思うんです
そのことに思いを巡らし悲痛な思いで沈んでいても ジャックも浮かばれないと思うんですね
ただ 最期に一緒にいてやれなかったですが
最後にジャックに声をかけた時 私は「死」という負の感情をこれっぽっちも抱いていなかったこと
これが私の救いになっいるのかもしれません



12歳と3ヶ月、あまりに突然でちょっと早く逝きすぎたとは思いますが
前々日までは大好きな引張りっこ遊びもできて 倒れた日の朝も土手散歩し自分の足で歩いて
人で言うならシニアのぴんぴんころりで 考えようによってはそれはそれでよかったのかもと 
私は常々 生きとし生けるものには天命(人の力ではどうすることもできない宿命)があると思っているので
その時がきたんだなと今はそう受け止めています



ジャックが繋いでくれた多くのご縁に心から感謝し
ジャックの最期が「明日がくるとは限らない」「今を生きる」と伝えているようで
今を生きていたジャックのように 笑って1日1日を楽しみたいと思っています
それがジャックに対しての供養になる気がします



7日におやじも退院 仕事復帰にむけてリハビリ療養中
ジャックを埋葬する猫の額ほどもない小さな庭の剪定したりしています
私はしっかり食べぐっすり眠れてます(笑
ご心配・お気遣い頂きありがとうございます