
ラジケーターに転用できないかとスケベ心をだしてしまった。
昔買った同形電池チェッカーのメーターは通常の可動式コイルではなくてガッカリしたが、今時の電池チェッカーは可動コイル式メーターに進化したというので、早速数個買ってきた。
100円ショップセリアで売っている。型番は41010が可動コイルメーターになっている。
分解前、正面。
分解前の後ろ姿。コイル部分が出っ張っている。可動コイルが格納されたからだろう。
彫刻刀を合せ部分に差込み、ひねるとパコッと外れる。
配線は空中配線。メーターは軽く密着しているが、彫刻刀を隙間に差込んでコジルと外れる。
メーター端子のハンダ付け部分をニッパで切断して取り出した。
メーターの後ろ姿。
メーター正面。ようやく可動コイル式メーターに巡り合えた。
コイルの内部抵抗は、217.9 Ω~218 Ω。
デジタルテスターとアナログテスターでチェックした。
こういう測定は自分でするのが確実だと思い知らされた。値段も値段だから個体差もあるだろうし。
今夜はここまで! 続く
【10月25日追加】
今朝一番で2個目から採取したメーターの測定結果。
コイルの内部抵抗は、214 Ω。
夕方3個目から採取したメーターの測定結果。
コイルの内部抵抗は、214.7~215Ω
≪まとめ≫
1個目⇒内部抵抗≒218Ω、電流フルスケール≒6mA
2個目⇒内部抵抗≒214Ω、電流フルスケール≒7mA
3個目⇒内部抵抗≒215Ω、電流フルスケール≒7mA
やはり個体差が大きい。
でもメーカーは214Ω、7mAメーターのつもりなんだろうか(笑)
まだ数個あるので、転用する時は一個一個実測した方が無難だ。
【10月26日午前中追加】
このメーターを使って、1A電流計にするには、
あとは、実験するだけ。 うまく行けばいろいろと使い道がある。
【10月26日午後追加】
参考に、可動コイル式メーターじゃなかった旧型電池チェッカの姿。
正面は新型と同じだが背面に出っ張りが無く、平面なのが分かる。
このチェッカのへんちくりんなメーターは内部抵抗52Ω、フルスケール約2.5mAだったが、横にすると0位置に有るはずのメーター針がフラフラと右に動いてしまう。立てた状態なら0位置にあるが、果たして転用できるのか不明。 これは電池チェッカ専用にしかならないメーターだな。
メーターのフルスケールを測定する簡易装置。
赤クリップにテスタと被測定メーターを直列に接続して回路を構成する。電流は同電流が流れるから被測定メーターがフルスケールになった時、テスターの値を読めば被測定メーターのフルスケールが分かる。
この公式を使ったほうがいいかも・・・・
結果はどちらも同じだけど、計算が簡単そうだし。
分流抵抗値=メーター内部抵抗÷(倍率ー1)