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静電シールドでマッチングを取ったスーパーラドアンテナの作り方

2020年12月20日 11時45分18秒 | スーパーラドアンテナ

今回は、同軸を使った静電シールドでマッチングを取ったスーパーラドアンテナの作り方をアップします。自分自身の実験結果の備忘とします。

静電シールドの作り方は、下の図のとおり。

次に、本体の構成はシリンダと共振コイル、それと静電シールドになります。

上記のように組み立てて、再度目的周波数に合わせるため、共振コイル下端を解いたり継ぎ足したりして調整する。(この調整が一番のキモになる)

調整ツールとしては、RとImp、SWRを測定できるのがあると便利。AA-54とかMFJ-259B程度の測定器。

実際に組み立てた写真です。

静電シールドに使った同軸は1.5Dタイプを使っています。

最初は共振コイルの下端をフリーにしていたが、50Wを入れたら共振コイルの至る所から放電し、下端からの放電がキレイだった。とんでもない事象だけどね(^_^;)。

対策として、下端を静電シールドの芯線に接続したら放電しなくなった。

試しに網線側に接続したところ、共振周波数に若干の変化があったが放射出力は、芯線に接続した時と変わらなかった。

以上の構成で、外に揚げるが、雨や雪対策としてカバーは必須。

当局の場合はいつも1.5Lのペットボトルの底を輪切りして、2本を組み合わせている。メーカーによって微妙に直径が違うのを見つけて組んでいる。

同じメーカーだと差し込むのはちょっときつい。

あと、外に揚げると共振周波数の変化があるので、再々調整が必要になります。基本的にアンテナ側にはアースを取りません。

その他には、スーパーラドアンテナ本体から約3mくらい下のところにCMC(コモンモードチョーク)を挿入して、若干の下ってきたコモンモード電力をカットします。

前回の投稿でアンテナから3mくらい下にボックスがあるのが見えます。それがCMCボックスです。

その後はリグにつなぐのですが、当局の場合はリグのすぐ近くにもCMCを挿入しています。

 

 

 

 


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