興味を感じたExperimentを自由気ままに実践している備忘日記!

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ダイレクトマッチングのスーパーラドアンテナ

2014年06月01日 08時08分14秒 | スーパーラドアンテナ

7Mhz用4本を試作して、同じように調整出来るようになりました。

最初はインピーダンスが思うようにならなかったが、なんとか調整できるコツをつかみつつあります。
 
2m位離れた所に置いた30cm程度のループ線を、アンテナ代わりに接続した時のSメータ表示です。
 
調整過程で、一番振れる時に20dB超振っていましたから、この表示はベスト調整状態ではありません。これは単純に当局の腕が悪い為です。
 
 
≪基本回路≫
 
 
マッチング回路応用のため、ベストマッチを探し出すのに多少は調整を繰り返します。内部電極の大きさは、大き過ぎても小さ過ぎてもベストマッチになってくれません。補助のバリコンを直列にいれて、調整パラメータを2ないし3にすると調整が容易になります。
 

 

 


47 コメント

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面白い実験だった (hljだがや)
2014-06-01 08:31:46
最初、Z=R±jXが思うように調整出来ずに困ったが、要はカップラー調整の要領で追い込み、近くに置いた受信機での信号強度もまぁまぁ迄にする事が出来るようになった。
内部電極の位置や大きさなど結構、試行の繰り返しだった。
今現在もベストマッチになっていないが、形状などを研究して、もう一歩追い込めると思う。
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Good SRA (JH1DTX)
2014-06-01 09:35:54
ものにしましたね。おめでとうございます。
LCマッチでは、SRA本体の共振なのか、LCマッチ部の共振なのか、わからなくなることが課題でした。
ダイレクトマッチでは、LC回路はひとつですから問題点は消えますね。
私も、まねっこしてみよう~と。
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なかなか面白い方法ですね (hljでおます)
2014-06-01 21:46:59
リンクコイル式に比べると、インピーダンズの調整がし易い感じです。
ベストマッチングを探すのに若干時間がかかりますが、必ずあるという確信のもとに探せるので気持ち的に前向きになれます。

LとCのバランスが一番のキモですね。

マッチング自体はハイLローCでもローLハイCでも取れますが、輻射の強さが段違いですから、一番輻射の強いLとCの値を探すのが楽しくもあります。

あと、浮遊容量の関係でしょうか、多少不安定さがありますね。
同軸を接続すると容量変化にぶつかりますので、まずは裸で調整してしまってから、同軸を見込んだ調整が必要になるようです。CMF等が有効じゃないかと思います。
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当たり前の事かも (hljでおます)
2014-06-02 08:57:34
ダイポールアンテナだって、エレメントの近くに手や体を置けばインピーダンスは変化しますからね。
たまたま超ミニアンテナでいつも手元に輻射体があるから容易に近づけるので不安定だと勘違いしているのかも知れません。
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大変面白い・・です。 (JH1DTX)
2014-06-02 10:51:01
簡単にリンクコイル式から改造できました。
R+jXは、今回製作したPGU式インピーダンスメータで簡単に調整できました。
しかし、メインコイルのリアクタンスは輻射効率を左右するのですね。
やはり、ハイL/ローCがいいのでしょうか?
でも、周辺容量や給電ケーブルの影響が大きくなりますかね。
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ハイL、ローCが良いみたい (hljでおます)
2014-06-02 22:29:13
今晩も3パターンを実験しました。
内部電極の直径の違いで受信信号強度がどう変わるかです。
シリンダすれすれの直径、ややユルユルの直径、10mmの極小のもの、Sメータは内部電極が小さくなるほど強くなります。
すれすれの直径では+10dB弱、ユルユルの直径では+10dB超、10mm極小のものでは+20dBになりました。

長さも短い程ハッキリと調整が出来ます。50mmの長さではRもjXもSWRもフワーっと変化するだけですが、短くするほどハッキリ調整の数値変化が現れます。

大きめなマッチ棒の頭みたいなのが一番良いかもしれません。
これはまだ準備が出来ていないので明日以降の実験です。

内部電極を小さくしていくと数値は良くなりますが本体浮遊容量がクリチカルになる傾向です。
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まか不思議・・チューニングCがゼロ (JH1DTX)
2014-06-04 10:27:11
インピーダンスを上げるべく、Cをどんどん小さくして行くとゼロに・・。
ここでR=50Ω、位相計はピーク(jX=0)。
AA-54で測定してみると、SWR=1.08(7.012KHz)、SWR=±1.5帯域は約60KHz・・・。
これは、スーパーラド動作、それとも短縮ホイップANT?
SRA裸のインピーダンスは、こうも低くはならない。やはり、ホイップANTだろう。
受信機に接続すると、まずまず良く聞こえる。
あはは・・・とんだことに。
次は、チューニングCを大きくしてみます。Hi
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ホィップ?? (hljです)
2014-06-04 13:23:24
ありゃぁ?そっか、そうですね!!

SRAの動作に傾注し過ぎて、他のANT動作の事を忘れていました。トホホですね。
まだ、私の実験ではImp”0”に達していませんが、気を付けます。

SRAの動作をキープするにはCは、ある程度の大きさが必要なのかも知れませんね。そうすると、Rが小さいし・・・・。ジレンマです。

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偶然に短縮コイルになりシリンダーと (JH1DTX)
2014-06-05 15:29:52
偶然でしょうが、チュウーニングキャパシタが零で、インピーダンス50Ω、Φ計はピーク・・・共振状態でマッチングがとれている。
無線機からCWを送信してSWRをみると、SWR=1.15・・・。
これって、あり!

次にLを減少して、Cを増やし、目的周波数でΦ計がピークになる状態から、Rが50Ωに近づけるべく、Cを増やし、周波数が下がるので、Lを減少・・・。
繰り返して、目的周波数でR=50Ωを見っけました。
無線機でSWR=1.1程度を確認、受信感度はまずまずながら、素晴らしいとは云えない。
まだまだ、ですね。
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ゴール目前では? (hlj)
2014-06-05 21:52:10
>無線機からCWを送信してSWRをみると、SWR=1.15
この状態で実際に交信されてみたらどうだったんでしょうね?
以外に飛んでいたりして・・・・。

DTXさんのダイレクトマッチングSRA図を拝見しましたが、内部電極は容積の増減は出来るようになっているようですが、上下には動かないように見えました。位置的には固定のように見えます。
その設定で、内部電極を小さくしていくと突然Imp”0”になるというのは、どういうことか考え中です。
回路的に切れている状態になってしまうのか?どういう事なんでしょう??

ホイップANTのImpなら、R<50ΩでしょうからLCマッチングで整合をとるとしたらLの前にCが接続になると思います。
それを今回のSRAの構造に当てはめれば、内部電極の位置がSRAのメインコイルの下端部、あるいはコイルの真ん中から下側に位置すると思います。

それが、実際は内部電極の位置がシリンダの下、コイルの最上部固定であるなら、LCマッチングの電圧給電時のマッチング動作と同じだと思います。

ですから、Imp=0になる事は良く解りませんが。ホイップ動作ではないと思うのですが、いかがでしょうか?
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