「つつへ」の部屋

JA0PPE アマチュア無線の戯言

新しい門標が届いた

2023年07月03日 | アマチュア無線






先日、実家から開局した頃JARLから配布を受けた門標を持ち帰りました。
その門標はシャックのラックに飾ってあります。

門標は無線従事者の資格毎に色が違っていました。
シャックに飾ってあるのはオレンジ色ですから電話級(現在の4級)のやつです。

現在もJARLでは有料で資格別の門標を配布しています。
それで、悪戯っけを出して、全ての色を注文してみました、それが今日届きました。
届いてみて、馬鹿な真似をしたなと反省仕切りですが。

黄色が第一級、緑色が第二級、青色が第三級(私の場合は電信級の免許)用の門標です。
しかし、元祖と比較すると、結構デザインが違っているんですね、同じデサインで配布していると思っていました。
元祖の門標はJARLのマークとアマチュア無線局の文字は印刷、コールサイン部分は彫刻されています。
今のデザインは、全ての情報をアクリル板に印刷してありました。

結局、見慣れている元祖がしっくりするので、このままシャックに飾り続けることにしました。
せっかくお金をかけて作ったので、新門標はどこへ飾るか思案中です。











レイアウト変更

2023年06月04日 | アマチュア無線





リグを乗っけているラックのレイアウト変更(大幅ではありませんが)しまして、ついでなので今のシャックの写真撮影をしました。

これが現状のJA0PPEのシャックです、リグはHFはIC-7300(M)、V/UHFはIC-705です。
したがって、HFと50MHzの出力は50W、144MHzと435MHzは10Wで運用しています。
安定化電源は、再開局の時揃えたGSS3000(IC-7300用)とSS-202(IC-705用)を未だに使っています。

茶色いスピーカーユニットが2台見えますが、こちらはIC-7300用とIC-705用のスピーカーです。
フォステクスの「かんすぴ」(P1000-EとP1000Kの組み合わせ)というやつです。
本来、アマチュア無線用にはこんなHi-F仕様のスピーカーは必要ないのですが、リグでラジオやエアーバンドを聴くので使っています、いい音を聞かせてくれます。
もっとも、今はFT8を主に運用しているので、スピーカーは余り関係ないのでしょうが。

主にFT8を運用しているのでPCは必須ですがラックの一番上に乗っかっている黒い箱がPCです。
前は、1台のPCで全て賄っていたんですが、思い切って通常使いとHAM用を分離しました。
PCのディスプレイは2台欲しいところなのですが、現在の状況では2画面体制を組めないので、1台でなんとかしている状況です。

IC-7300の下に見えているのは、CW用のアイアンビックパドル(Bencher JA-2)と縦ブレ電鍵(ハイモンド HK-702)です。
HK-702は完全にお飾り状態ですが、最近はCWからはとんと遠ざかっているのでJA-2もお飾り状態に近いです。

ラックの上にコンポも乗っかっていますが、こちらのスピーカーは置く場所がないのでディスプレイの後ろに鎮座しています。
余談ですが、FT8は交信相手と直接話す必要がないので、好きな音楽を聞きながら運用ができるので、結構鳴らしています。

V/UHFのアンテナですが、今まではモービル用のホイップを2メートルほどのポールへつけてベランダへ上げていました。
当然飛びません、だからIC-705 はラジオとエアーバンド用になっちゃいました。
アマチュア無線の稼働率を上げたいので、思い切ってアンテナをビームアンテナへ変更しました。
と言ってもベランダに大きなアンテナは建てられないので、第一電波工業のA1430S7を調達しました、こちら144MHzは3エレ、435MHzは5エレのビームアンテナです。
A1430S7は、もうメーカーからの販売は終わっているんですが、検索したらAmazonで在庫を持っているお店があったので、そちらへ注文しました。
運用結果ですが、今のところはホイップと大きな違いは感じられないです。
ビーム方向は1エリアへ固定です、1エリアの局を時々レコード(144MHz)するんですが、交信には至っていません。
グランドウェーブは南魚沼市までは飛んでいるので60Km弱は大丈夫みたいです。
まあ3エレですから仕方ないですね、HFだったら3エレで十分にビーム効果を感ずるんですけどね。


















昔の写真

2023年05月23日 | アマチュア無線





いただいたQSLカードを見ていると、立派なシャックやアンテナの写真をあしらったデザインが結構あります。
カードで自慢できるような設備を持っているのは、とてもうらやましいです。
時々、今のシャックではなくて、開局当時のシャックの写真をデザインしたのも見ます。

JA0PPEの歴史を振り返ってみると、昔のシャックを写した写真がないことに気が付きました。
QSLカードへデザインずる気もなかったので、必要性を感じなかったのだと思います。

先日、法事で実家へ帰省した時、たまたま昔のシャックを写した写真を見つけました。
もう、撮影したことさえ忘れていました。
その写真をキャプチャーしたのが、一番上の写真です。(※凄く乱雑なのでご容赦ください)

写っているリグは、左がFT-101BS(HF)と右がFT-625D(6m)です。
(※FT-101BSの上に乗っかているのは自作したデジタル時計(商用電源の交流周波数を利用)、FT-101BSの下にあるのはCW用のオーディオピークフィルター(市販品)、FT-625Dの下にあるのはハイモンドのエレキーです。)
いつ撮影したのかは不明ですが、開局してから一番設備が整っていた時のですね。
アンテナは、7MHzはダイポール、21MHzは3エレ八木、50MHzは5エレを屋根馬に乗っけていました。
当時は既に働いていたので、なんとか揃える事ができたのだと思います。
その後、転勤とか、自宅の増築があって屋根馬が乗っけられなくなって、アクティビティが落ちて局免許の自然失効へとつながりました。

FT-101BSは、まだ実家に残っていますが、当然ジャンク状態です。
FT-625Dは、再開局の時に使おうと思って、新潟へ持ってきたんですが、電源を入れたら一瞬ランプはともったのですが、直ぐに消えちゃって動作不能状態でした。
結局、再開局時は新規に購入したIC-746で50MHzが使えたので、FT-625Dはジャンク品として放出しました。
たしか8の局長さんの元へ行ったのですが、その局長さんは直ぐに修理しちゃいました。
修理後に、わざわざ私に電話を入れて来て、動作している様子を電話越しに音を聞かせてくれました。
その方は、前から凄くFT-625Dが欲しかったので、修理情報とか部品を持っていたようです、そういう意味では良い所へ貰われて行ったと思います。

下のキャプチャー画面は、ご存知のとおりJARLで配布しているコールサインプレート(門標)です。
開局と同時にJARLへ加入したので送られて来ました。
いままで実家のシャック用として使っていた机に貼り付けてあったのですが、今回こちらへ持ってきて、現在のシャックへ飾りました。
粘着力の強いシールだったので、やっとこさ剥がしました、大作業でした。
開局当時は電話級だったので橙色です、現在も有料で配布しているみたいなので、違う色をもらっちゃおうかなと考えています。


3月末に雇い止めとなって、仕事からはとりあえず引退しました。
したがって、リグの前に座る時間を長く取ることができるので、QSO局数が伸びましたよ。

MIXのDXCCは既に完成しましたが、15mのシングルバンドが後5エンティティまでこぎつけました。

WASは、ついに王手がかかりました、残りは予想どおりのデラウェア州(DE)です。(涙)
デラウェアってどうしてQSOが難しいのでしょうかね、東海岸の一番端っこにあるメイン州(ME)の方が距離的には難しそうに感ずるのですが。
私の妄想ですが、デラウェア州は小さな州なので、いわゆるビッグガン局が少ないのが原因ではと思っています。
当局のようにしょぼい設備の場合、コンデションもさることながら、相手局の設備、特にアンテナに大きく左右されるように感じています。
アメリカのバニティコールサイン局(=ビッグガン局と思っています)をコールすると簡単にすくい上げてくれますので。
全く聞こえない訳ではないので、チャンスを待つしかなさそうです。

WAZは、残り3ゾーン(34、35、37)となりました。
ただし、ゾーン37はコンファーム待ちなので、OKとなれば残りは34と35ゾーンです。
どちらもアフリカのゾーンなので、相当ハードルが高いと思います。
実は先日までゾーン40も残っていて、こちらもハードルが高いなと感じていました、なにせ今まで1回もゾーン40の局の信号を聞いた事がないからでした。
ところが、5月2日の夜21時台に、14MHzをワッチしていたら、急にJW/SQ9FVEが表示されたのでクリックしたら、一発でQSOできました。
スヴァールバル諸島でしたが、ゾーンを確認すると何とゾーン40でした。
相手局がスヴァールバル諸島から帰る5月14日以降にLoTWを確認したらOKでした、これは大きかったです。
しかも、LoTWへのデータアップは有料ではなかったので、感謝感謝でした。









アンテナを更改しました

2023年04月14日 | アマチュア無線




G-ANT-100というと、懐かしいと思う局長さんがいらっしゃるかと思います。
ご存知のとおりPG-ANT-100は、アンテナ用に作られたグラスファイバーの釣り竿ですよね。
当局のアンテナは、このPG-ANT-100を使っていました、いましたと云うのは先日引退させたからです。
アンテナのグレードアップ更改なら良いのですが、今回はこのPG-ANT-100を取り替えて、同じようなアンテナへ更改しました。

当局のアンテナは、約23メートルのワイヤー+カウンターポイズと、ICOMのAH-730のコンビです。
これで、1.8MHzから50MHzまで1本のワイヤーでQRVしています。
自宅の壁から1メートルほど離してPG-ANT-100を立ててあります、先端は軒下まで伸びています。
PG-ANT-100へワイヤーを這わせて高さを稼いだ後に、ワイヤーを斜めに引き下ろして、約2メートルのポールで受けて、その後は伸ばせるだけワイヤーを伸ばしているようなアンテナです。

余談ですが、最初はPG-ANT-100をフルで伸ばして、ワイヤーを這わせていました。
だけど、斜めに引き下ろしたワイヤーが風に煽られて、屋根の雪止めに引っかかって往生したので、PG-ANT-100の高さが軒先以下になるように、上部を何本か抜いて使っていました。

PG-ANT-100を立てたのは20年ほど前の再開局の時で、相当年数が経過しました。
その間、風雨にさらされ続けたので、そろそろ限界かなと感じたので、今回の引退となりました。
でも、写真を見ると新品の様に見えるかもしれません、実はPG-ANT-100へビニールテープをぐるぐる巻にして保護して使っていました。
処理するためにテープを外したら写真の様に新品みたいな輝きを放っていました、見た目割れとかもなくて、まだまだ使えそうでしたが。
(※引退させたPG-ANT-100は、ゴミとして出せるように短く破断処理しました、結構難儀な作業でした。)

実は予備として購入しておいた未使用のPG-ANT-100とPG-ANT-76が手元にありまして、こちらを引退させたPG-ANT-100の代わりと思っていました。
ただ、釣り竿は風(特に冬の強風)に煽られて、軒先へぶつかるので、嫌だなとも思っていました。
それで白羽の矢を立てたのが、CQオームで販売しているOHM-6501ATEです、こちら長さ6.5mのアンテナチューナーATU用エレメントです。
これを縦のワイヤー代わりとして使って、先端からはワイヤーを折り返せば、いままでと同じようなアンテナになります。
しかもこのエレメントは、PG-ANT-100と比較すれば受風面積が全然違うので、風に煽られても軒先へぶつかる可能性が低いと判断しました。
一つ難点がありまして、それは価格で結構高いんです、少し悩みましたが思い切りました。
OHM-6501ATEを取り付けるために、1.8mのテレビアンテナ用ポールをヨドバシカメラへ発注して、写真のとおり部材が整いました。

組み立てて、ATUでチューニングを取ったところ、1.8MHzから28MHzまではOKでした、SWRは1.0から1.2以下です。
ただし、50MHzは今までよりも悪化して1.5を越えちゃいました、50MHzのチューニングについてはAH-730よりもAH-4の方が良さそうに感じます。
あと、斜めに折り返したワイヤーですが、OHM-6501ATEの先端からの折り返しは止めました、強風対策です。
先端のエレメントから3本目と4本目の継ぎ目にワイヤーを接続しました、したがって先端の3本はどのような動作をしているのかは分かりませんが、チューニング上は問題はなしです。
ちなみに、エレメントの先端は今までの釣り竿と違って、軒先を遥かに越えて屋根の途中まで至っています。

AH-730コールド側のラジアルは、CQオームのOHM-CGW55Mを使っていました。
今回それへ、10mのラジアル2本を追加してみました、SWR的には若干下がったバンドもありますが、大きな変化は感じられませんでした。

肝心の飛びですが、今までのやつと大きな違いはなさそうだというのが、2周間ほど運用してみた結果です。
まあ、システム自体はほぼ同じなので、当たり前と言えば当たり前ですが。
このところのコンデションに助けられたことが一番ですが、北米は東海岸、EUはスペインやイギリスなどの奥まったところ、あとカナリア諸島まで飛んでいます。

風ですが、立ててから11m/s(お天気アプリ 瞬間値はもっと大きいと思われます)レベルの風に2回遭遇しました。
いままでだったら、釣り竿が軒先にぶつかっていたはずですが、OHM-6501ATEはしなやかに風を受け流していました。
冬の20m/sレベルの強風がどうなるかは分かりませんが、今までよりは安心できそうな感じはします。

ちなみに予備として手元にある、PG-ANT-100とPG-ANT-76ですが、始末をどうするか考えないと。
まだ、ハム交換室なんてあるんでしょうか、欲しい人はいるのかな。

最後に笑い話ですが、OHM-6501ATEを組み終わって、いざポール側へ取り付けたOHM-6501ATEのサポートセットへ取り付けようとしたら、どうしても蝶ネジがネジに合いませんでした。
当然、組み立てる前に部品表と実物を突き合わせていて、部品の数はあっていることは確認しました。
よくよくみると、この蝶ネジはM5タイプのハズなのですが、なんとM4の蝶ネジでした。
エレメントを接続する蝶ネジがM4なんですが、こちらのネジにすっぽりとハマりました、両方の蝶ネジデザイン形も全く同じです。
で、CQオームへメールをだしたら直ぐに電話が来まして、製造元のナガラ電子工業から直送させるとのことでした。
届いた蝶ネジを見たら、Uボルトに付属してきたM5の蝶ネジと同じデザインでした。
結局、部品をビニール袋へパックする時に、間違ったのではと思われます。
この手の製品は、大量生産するわけではないので、部品をパックするのは多分手作業何でしょうね。
だとすると、いっそのこと蝶ネジはM5に統一してしまえばよかったにと思ったんですが、設計上問題があるのかもしれません。













8J1RLのQSLカード

2023年03月28日 | アマチュア無線



昨日、JARLから2ヶ月に1回のQSLカードが送られてきました。
早速チェックを終わらせました。

QSLカードの中に、キャプチャー画面のカードが入っていました、8J1RLのカードです。
交信したのが2021年6月5日、カードが到着したのが昨日ですから、カードが私の手元へ到着するまでに軽く2年以上かかったことになります。
南極越冬隊の方は任務終了後、日本へ帰国してからQSLカードの発行処理をすると聞いたことがあります。
帰国後も忙しいはずですから、その合間にカード発行処理をしていただいたことへ感謝します。
LoTWのデータとしては、すでにアプロードされているので、DXCC的には問題ないのですが、紙のQSLカードを受け取ると、南極と交信したんだなと実感がわきました。
しかし、私のしょぼいアンテナで、よくぞ南極まで飛んだと、未だに信じられません。

余談ですが、国内局とのQSOは、基本的にQSLカードを発行するようにしてから、チェック時のカード発行処理が減りました。
今回、チェックしてカードを発行したのは2枚、その内1枚は海外局(カナダ)なので、実質1枚でした。
しかし、世界の雑魚であるJAとのQSOに、ビューロー経由でカードを送付してくるDX局がいるんですね、ビックリしました。
こちらも、往復で数年がかりの交換となるはずです。