酔いどれ山ガラス

リタイア後のエンジョイライフ
登山・スキー・旅行・社交ダンス・アマチュア無線・工作などを、写真を中心に紹介しています。

雨水等利用による節水対策

2008-03-25 22:52:07 | 省エネ対策
 平成18年3月にリタイアして「濡れ落ち葉」身の上になった。ただ家でゴロゴロしていて掃いて捨てられては困るので、風呂やトイレ掃除、ごみ捨てなどの家事の「K」の一部分を分担することにした。

  風呂の清掃は残り湯を抜くことから始まる。私の家の浴槽は300?タイプだが、週末に長男夫婦が家に帰ってくる以外は妻と私の二人しか入浴しないため、比較的きれいな残り湯が毎朝8分目位の残り湯がある。

 毎朝、「もったいないなぁ、何か利用できないかしらン・・・」と思いながら浴槽の栓を抜くいていた。考えてみれば、掃除分担のひとつであるトイレは、手洗いやシャワー便座を除き、便器を洗浄するのに飲める水道水を使う必要はない。

 ここに風呂の残り湯と雨水を使用すれば節水でき、上下水道料の節約にもなるのではないかと思い対策に着手した。

 水タンク、電磁弁、フロートスイッチ、自動水栓など特殊部品はネットやネットオークションで調達、塩ビ管、エルボなど一般部品は地元のホームセンターで調達し、約二ヶ月かけて第一次工事が完成した。(今後改良を加えていく予定)

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 浴室から屋外の水タンクへの送水口

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 ここからバスポンプで水タンクに送水する。将来的には屋外にポンプを設置してスイッチひとつで送水できるようにしたいと思っている。(タイル壁の穴あけは業者に依頼)

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 屋外に設置した円筒型水タンク(400?)
 タンクはネットで検索し購入した。塩ビパイプが風呂残り湯の送水管

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 水タンク拡大写真
 雨樋からの取水はバルブで切り替えられるようにした。バルブから30cm位上から取水し、砂や泥を沈殿させるトラップ機能を持たせた。タンクのオーバーフローはバルブ下の雨樋に戻している。
 降り始めの雨や屋根の雪解け水は埃を含み意外と汚い。風呂の残り湯も見た目はきれいだが汚れがあるので、今後、ストレーナーを作り挿入したいと考えている。
 また、タンクの満水と水切れ検知をして表示と警報を発するようにしたい。

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 水タンク出水口
 一度地下へ埋め井戸ポンプへとつなげた。別タンク接続用のエルボと排水用のバルブを設置した。

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 下屋の物干し場所に設置した井戸ポンプ
 ネットオークションで購入。パッキンが傷んで水が浸み出すため、ランナー以外のパッキンは、ホームセンターで購入したゴム板を切り抜いて作り全部取り替えた。

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 小便器フラッシュバルブ
 基本的に、雨水等の雑水が利用できない場合を想定し、水道水との併用することにした。
 通常は右側の小便器用自動洗浄器(フラッシュマン FM6T=現用品を利用)による雨水等利用による洗浄。左側は水道利用の手動フラッシュバルブ(新規購入)

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 小便器フラッシュバルブの拡大写真

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 大便所洗浄装置の完成写真
 ポンプからの送水を右下のバルブで屋内に取り入れ、水道水を注入していたロータンク下部に切替接続。満水時はロータンクのフロート弁で止水
 水道水も併用できるようにするには、ロータンクのフロート弁による満水止水ができないため、電磁弁を使用することにした。
 ロータンク自体の機能を利用して雑水を注入したため、手洗い水も雑水となる。衛生的に気分がよくないてめ、手洗い水は水道水を利用することにした。
 このため、従前の手洗い水吐出口から水道水を注入することにし、別管路で手洗い用自動水栓(アクアオート TEL20DRX)をつけた。
 自動水栓は意外と大きかったので、手洗い盆の真ん中へ水が落ちるよう斜めに取り付けた。

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 大便器洗浄装置の拡大写真
 水道水を利用するときはコントローラのスイッチを入れる。ロータンクに設置したフロートスイッチにより満水を検知して電磁弁を制御する。

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 水道水を利用制御するための自作制御アッセンブリ
 左下の黒いものが電磁弁(Parker HP3/8 100V仕様)。中央のアルミケースは、電磁弁制御と水量検知制御の自作コントローラー。右下の白いものはフロートスイッチ

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 コントローラ内部
 ロータンクの満水検知をAC100Vでやるのは気持が悪いので、フロートスイッチにはDC5V加えることにした。このON・OFFをSSR(ソリッドステートリレー)に加えてAC100Vの電磁弁をON・OFFする。

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 ロータンクの水道水の満水を検知するフロートスイッチ(MSF17-D-2)

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 ロータンク内のフロートスイッチ状況

 

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