アマチュア無線局JA0BYV

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初めての体験(入院、手術…)その2

2013-05-29 16:06:36 | その他
 手術の前日(12日)午前、入院・・・ 
パジャマに着替えて、ベッドに横たわると、それだけですっかり病人モード.
まあ、実際病人なんだからしょうがないか、、、
 昼食は普通に病院食が出て、完食. 午後から、なんだかんだで夕方に…

病室(9階)の窓からの眺め

18時以降断食モード、ここからすべて初体験、点滴はブスッと太い針を刺し
いてててて 、プラスチックの細いストローみたいなのを刺すんですね、
管の途中に二股のコックがついて、2種類の点滴薬と繋ぐことができるように
なっている.

大きい方(1000mL)の点滴が翌朝までつづき、トイレ行くにも点滴台を引きずって・・・


手術が終わるまで水も飲めない、でも手術前まで のどは特に乾かなかったナー

 13日朝、点滴終わり、血圧と脈拍、体温を測り、パンツは紙製のものにはきかえ
弾性ストッキングなるもの(ストッキング状のサポータかな)をはいて、手術中何時間も
動かないので、いわゆるエコノミークラス症候群を防止するらしい.
 8時過ぎにお尻に筋肉注射 いてて!
この注射でもう歩けない(らしい)特に麻痺してる感じはしないのだが・・・

そして、9時過ぎベッドごと 4,5人に囲まれてエレベータに乗せられ手術室へ運ばれる.
手術室前で女房殿に別れを告げる、なんか自分の事なのにTVドラマを見ているような
不思議な気分. (妙に冷静に周りを観察している自分がいる) 

 手術室に入ると、やはりTVドラマで見た手術室と同じだ! ベッドから手術台へ
手術台はグリーンのゴムマットが張ってあるような感じでした. 手足や胸にセンサーを
付けられ、口には酸素吸入?のマスクが押し当てられ、「ゆっくり深呼吸をして下さい」
と言われ指示に従う、点滴には指示で「何とかを2、何とかを3、何とかを10 入りました」
色々な声が聞こえるが、目の動かせる範囲以内しか見えない、そうこうしているうちに
「少し刺激臭のあるお薬が入りますがゆっくり深呼吸を続けて下さい」の声の後、間もなく
つんとした感じの霧が入ってきました. やな感じで吸いたくないなーと思ってもマスクで
押さえられているので、吸い込まないわけにも行かず3回ほど記憶にあるが、4回目の
深呼吸は良く覚えていない. どこまで逆らえるかと意識していたのですがあえなくダウン.

自分の感覚としては10分後くらいにしか思えないが、次に気がついたときは病室のベッド
で女房殿の顔が見えた. 実際は予定より30分ほど手術時間が延びて、12時過ぎに病室へ
戻り、最初に気づいたのは12時半過ぎ、それからまた2時間近く寝たらしい.
初体験の全身麻酔、恐るべし、まったく逆らえない(当たり前)手術は知らないうちに
それこそ あっという間に終わった感じ(実際には病室出てから戻るまで3時間経ってた)

ああ、このまま永久に目が覚めなくても な~んにも分からず感じず終わるんだ なんて思った
目が覚めたからそんな風に思うのであって、手術室では完全に「まな板の上の鯉」モード

口の中にはガーゼが詰められ、顔左半分は腫れてハムスターがひまわりの種をほおばった
ような顔になっていました. 当然うまくしゃべれず最初は女房殿と筆談でした...
あとで紙を見たら、ぐちゃぐちゃな文字で 「のどからから トイレいきたい」

手術したところよりも、尿道の管の方が痛く、尿はちゃんと出ていると言われるが、トイレ
へ行きたいという感覚が非常に強かった. 15時過ぎにようやくパイプを抜いてもらえて
女房殿の付き添いでトイレへ、ゆっくりではあるが、ふらつかず、しっかり歩けた.

夕方、口の中のガーゼを取り出す. あまり痛くなく取り出せ、出血も少なかったようだ.
一番心配していた口の周りも痺れているという感じはなく、手術は大成功でした.

そして、なんと夕食は全粥ですが出まして、少しずつゆっくりですが完食!
食事中に姪の看護師がやってきて「もう食べてるの!」 と驚いていました.
手術が終わってから6時間後のことです・・・


<つづく>







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