
今日は晴れ。昨夜は夕食後にうたた寝をしてしまい、目が覚めたのは深夜だった。慌てて歯磨きをして寝直したのだが、暑さと仕事でかなり疲れが溜まっていたらしい。目が覚めたのは10時過ぎである。カーテンを開けると、上空は雲が多い空模様であるものの、雲の合間から青空が広がっている。日射しが燦々と降り注いでいて、目の前の景色が眩しく見えた。
ベランダの外に出ると、日射しで肌が焦げるほどに熱い。気温は既に30℃を超えている上に、湿度も高めで、外はもわもわと浴室に入ったかと思うほどに蒸し暑かった。強い南よりの風が吹いていて、団地の前庭の木々の枝を大きく揺らしている。今日も暑い1日となりそうだ。
日中は上空に青空が広がって、強い日射しが降り注ぐ厳しい暑さの1日となった。 強い南よりの風が吹いていて、ベランダの外に出ると風が熱風のように感じられる。昼間の最高気温は34℃で、8日連続の真夏日となった。湿度はやや高めで、日の当たるところは体に堪えるような暑さだが、日陰に入ると風が涼しく感じられる。遠くからセミの鳴き声が聞こえてきた。
今日は春物のスーツをクリーニングに出しに行くことにした。ついでに買い物をして帰ることにして、家を出る。電車に乗って立川駅に行き、クリーニング店に行った後、再び電車に乗って今度は豊田駅に向かった。
改札を抜けて、駅北口にあるイオンモール多摩平の森に向かう。外を歩いている時間はそれほど無いはずなのだが、暑さで体力が消耗していくのを感じた。イオンモールの建物に入ったところで、水分補給を兼ねて休憩をすることにして、カフェ「スターバックスコーヒー イオンモール多摩平の森店」に入店する。
店内のテーブル席を確保すると、ショーケースの前に向かった。ケースの中にはいくつかのケーキが並んでいる。ケーキを品定めするとレジに進んだ。注文したのは今月13日に発売になった「白桃&アールグレイケーキ」である。ドリンクは同じく「桃MORE フラペチーノ」を注文することにした。
スタバカードで会計を済ませると、レジでケーキの載ったトレーを受け取った。奥のカウンターに進んで、フラペチーノを受け取り、トレーの上に載せる。更に冷水とスプーンをもらうと、トレーを持って確保したテーブル席に運んだ。
席に着くと、さっそく紙おしぼりで手を拭き、「桃MORE フラペチーノ」を飲むことにした。
「桃MORE フラペチーノ」はピーチ果汁と桃のピューレを使ったピーチベースに桃の果肉を合わせ、ピーチホイップクリームをトッピングした桃づくしのフラペチーノである。
ストローを挿して、フラペチーノを飲む。ストローを吸い込むと、果実感あふれるピーチの果肉が氷の粒と一緒に口の中に飛び込んできた。ジューシーなベースのフルーティーな甘さが口の中に広がって、桃にかぶりついたような、みずみずしい桃の果実感が美味しい。
ストローから口を離し、スプーンで表面のホイップクリームを口に運ぶ。舌触り滑らかなピーチホイップクリームはフルーティーな味わいが楽しめる。ホイップクリームの下にはピーチジュースをかけたような氷の粒があって、ホイップクリームと一緒に口に放り込むとまるでモモのシロップをかけたようなかき氷を食べているかのようである。冷たい氷の粒にたっぷりの桃の果汁が染みこんで、ピーチホイップクリームが絡む。まさに桃づくしのフラペチーノである。
「桃MORE フラペチーノ」を半分くらいまで飲んでしまったところで、ケーキを食べることにした。
「白桃&アールグレイケーキ」はアールグレイのスポンジ生地の上にピーチ風味のホイップクリーム、クランブルと重ね、大きめにカットした白桃を5枚載せて、ピーチ風味のホイップクリームをトッピングしたケーキである。ほのかなピンク色のホイップクリームに白桃が花びらに見えて、大輪の花を思わせる。
ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。ジューシーな白桃の優しい甘さと、上品なアールグレイの風味がマッチして、爽やかな味わいである。アールグレイの風味が存分に楽しめるスポンジ生地は、みずみずしい白桃の芳醇な味わいを爽やかなアールグレイの香りで引き立てている。ゴロゴロとケーキの上に載せられた白桃のカットフルーツはジューシーな味わいでサクサク食感のクランブルとの相性は抜群に美味しい。
ケーキを食べてしまうと、再び「桃MORE フラペチーノ」を飲んだ。今日は全く桃づくしの組み合わせである。口の中が桃のフルーティーな甘さでいっぱいになってしまった。ここで、少し冷水で口の中をサッパリとさせると、再び「桃MORE フラペチーノ」を飲む。ちょっと落ち着いたところで、デイパックの中から読み物を取りだして、フラペチーノを楽しみながら記事を読むことにした。
しばらく活字に目を走らせていると、フラペチーノの入ったプラスチックカップが空になった。プラスチックカップに紙コップに入った冷水を注ぎ、カップの中のクリームを綺麗に洗うようにして、冷水に溶かして口に運んだ。
目が疲れたところで、腕時計の針を見ると、入店してから小一時間ほどが過ぎたことを知る。食器を返却して店を出ると、本来の目的の買い物をするために、奥のイオンスタイルの売り場に向かった。
買い物を済ませると、イオンモールの建物を出て豊田駅に向かった。電車に乗って日野駅に移動する。日もだいぶ傾いてきていて、夕日が雲に隠れて少し風が涼しく感じられた。とはいえ、全身の毛穴が全部開いて汗が噴き出しているかのように、全身は汗だくである。家に着くと、さっそく風呂を沸かして汗を流した。
夜、ゴミを出すために外に出た。上空には暗い空が広がっていて、淡い雲が広がっている。昼間の暑さの余韻のようにぬるい風が吹いている。雲の合間には星が輝いているのが見えた。