J_P NEWSIC BLOG

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知事が広報で県議会批判! 最近の知事はどうも怪しい…

2005-03-29 10:58:40 | 信州あれこれ
はじめのうちはホントに良いイメージだったのですよ。というよりは、知事と対立している人たちが県会議員(の中でも自民党会派中心)や市町村長に限られていたのですよ。それが段々、県民の中での反田中度がアップしたり、県会議員の中で親田中派だった人が批判する方に回ったり、色々と情勢が変わっているのです。こちらのブログの作者さんも、田中派から批判側に回ったということだそうで…


田中知事の行った事には良いこともかなりあります。定番となった車座集会では、県民が直接知事と対話できる機会が設けられたり、「開かれた県政」へ向けた積極的な動きによって前知事時代よりも県政が身近でクリアーなものになったのではないかと思います(最近はそうでもなくなってしまいましたが^^;)。南北に長い長野県を縦横無尽に走り回り、県民の意見を汲み取ろうとする姿勢はとても評価できます。特に、前知事時代はほぼないがしろにされていたといっても過言ではない南信地方の人間にとっては、とてもありがたい存在なんじゃないかなぁと思います。


しかし、最近の知事はちょっと独裁カラーが強まっているのですよ。特に独裁カラーを感じさせるのが、最近の広報ながのけんの内容です。この広報ながのけんは、新聞の一面広告を買い取って月一で掲載するというスタイルをとっているのですが(←これにより、従来の冊子タイプよりもかなりの経費削減になるのだとか)、この広報の中で知事が県議会を批判する記事を書いているのですよ。2月の予算案が否決された事を批判したり、議会の中での野次を批判したり… 要は、「知事が広報を県議会批判のための道具にしている」ということです。これを見た時には、さすがにやばいのではないかと思いましたですよ。おそらく、どこの自治体の広報を見たって、広報が議会を批判する記事を書くなんて事はありませんよね^^;


これを県議会は当然黙ってはいないわけで、県議会10会派のうち、7会派の有志が合同で、なぜ予算案を否決したのかを新聞を用いて説明する事にしたそうです(こちらの記事[田中康夫追撃コラム]参照)。本来なら、広報は双方の意見を盛り込むべきだと思うのですが、なんでこんな事になってしまったのでしょうか。田中知事の目指す「開かれた県政」とは、一体何なのでしょう?

中信地区廃棄物検討委員会、「不本意」なまま解散

2005-03-29 09:01:13 | 信州あれこれ
長野県の中信地区(松本、白馬、木曽などが含まれます)での廃棄物処理場の候補地選定のために結成された中信地区廃棄物検討委員会が、任期切れに伴い解散したという事なのだそうですが、最終報告書には「候補地を絞り込むための戦略的環境アセスメント(SEA)が知事の判断で中断させられ、候補地選定に至らず不本意である」と明記されたのだそうです(こちらの記事[信毎]参照)。


さてこの問題。元々は、県廃棄物処理事業団が南安曇郡豊科町に計画した処理施設建設が、地元同意を得られず白紙になったのを受け、田中知事が「中信地区に廃棄物処理場は必要なのか?」という事を検討するために中信地区・廃棄物処理施設検討委員会なるもの(上で最終報告書を出した委員会の前の組織)が結成されたのが始まりです。これは01年5月のことだとか。この委員会で議論をした結果、結局「処理場は必要」という結論に至り、今度は場所を選ぼうという事になったのです。そのために設けられた委員会が、中信地区廃棄物検討委員会なのだそうです。


この委員会で候補地を85ヶ所まで絞り込み、あとは環境アセスメントを行って最終的な結論を出すだけというときに、今度は知事がアセスメントを中止。「『脱・焼却』『脱・埋め立て』を目指す(検討中の)県廃棄物条例案との整合が必要」というのが理由なのだそうです… あれ、委員会の意向は無視ですか^^;・・? 


一旦は委員会の結論を認めておきながら今度は「脱焼却・埋め立て宣言」ですか。こういった知事の政策の一貫性の無さが、県政に混乱をきたしているのではないかと思うのです。どうにかしていただけないのでしょうかねぇ…

長野で初めて・・・

2005-03-16 19:06:24 | 信州あれこれ
今日、長野県内の在来線ではじめて自動改札が導入されましたっ(こちらのページ[JR東日本]参照)♪ 


…というわけで、今日長野駅に自動改札が導入されるまでは、県内では(長野新幹線以外の)駅には一切自動改札がなかったのですよ^^; 関東や関西なんかではかなり前に導入されていて、いまや駅員さんに切符を渡す事すら、いや、乗車するたびに切符を買うことすら珍しい事になってしまったのだと思うのですが… 


県内のニュースでこの事を知って、「やっと長野にも自動改札が来たかぁ」という思いが湧くのと同時に、自動改札の導入が今頃ニュースで報じられるという事に長野らしさを感じてしまった、今日この頃です。


しかし。長野・篠ノ井・上諏訪・茅野各駅で導入が決定したと言うのに、松本駅での導入が決まっていないのはどうしてだろうか・・^^; ちょっと気になるところです。
(諏訪や茅野よりはるかにでかい市なのになぁ…)

またもや噴火です

2004-11-14 22:48:34 | 信州あれこれ
浅間山で午後9時前、また噴火が観測されたそうです。

 浅間山では14日20時59分に中規模の噴火が発生し、測候所で73パスカルの空振を観測しました。
 爆発に伴い測候所では、大きな爆発音と中程度の空振を観測しました。
 噴石が浅間山の中腹以上の広範囲にかけて観測されました。
 噴火に伴う噴煙の高さは雲のため不明です。
 21時現在、浅間山上空では西の風が吹いています。風下にあたる地域では降灰の可能性があります。
 現在の火山活動レベルは3(山頂火口で小~中噴火の発生する可能性がある)です。
こちらの記事[信毎]より一部引用)


ちなみに。火山活動レベルというのは0~5までの6段階で示されるものだそうで、その中でレベル3というのは、やや活動が盛んになり始めたほうで、「火山活動に十分注意する必要がある」という程度の警戒をした方が良いものだそうです。ちなみに4では「火口から離れた地域にも影響の可能性があり、警戒が必要」、MAXの5では「広域で警戒が必要」という感じに、警戒レベルがアップしていくのだとか(こちらのサイト参照)。


なんだか今年の日本は洪水に台風、火山に地震と踏んだり蹴ったりな感じですね… いつまでこんなことが続くんでしょうか?

透ける木の開発に成功

2004-11-11 09:45:09 | 信州あれこれ
信州大学工学部の北澤君義教授の研究グループが、透ける木の開発に成功したのだそうです(こちらの記事[NHK]参照)。厚さ1.2ミリの木の板に50トンの圧力をかけて約0.3ミリまで圧縮し、100度を超す熱を加えて処理すると透明性の高い薄い木の素材が出来るのだそうで、ガラスやプラスチックに代わる素材となるのではないかという期待がされているのだとか。


で、NHKのサイトでは実物の写真を見ることができなかったので、信大の研究室のHPをのぞいて見たのですが(こちら)、…。 
何ともいえないワンダーランドが広がっていました(^^ゞ ナローバンドな僕にとってはかなり辛いものです(汗)