東日本大震による津波の影響で不通となった被災地を走る鉄道は、運転を再開した路線や復旧工事が進められている路線、さらに利用客の減少等からBRTによる運行と復活形態はさまざまだ。地域の生活の足として鉄道等に寄せる期待は大きく、震災前と同様の復旧が望まれています。岩手県の内陸と沿岸地域を結ぶJR大船渡線のうち気仙沼(宮城県気仙沼市)~盛(岩手県大船渡市)駅間(43.7km)は、甚大な津波被害により鉄道施設が壊滅状態となり、現在はBRT(バス高速輸送システム)が運行されています。
大船渡線の一関駅(岩手県一関市)から終点の盛駅まで乗車してみると、鉄道区間とBRT区間を合わせた所要時間が、震災前と比べ40分以上も増えたことが強く印象に残ります。かつてこの区間は快速列車や国鉄時代には急行列車が走り、快適な旅を楽しめる鉄道路線というイメージがありましたが、震災の影響とはいえ鉄路が消えたことはとても残念なことです。※「BRT」とはバス・ラピッド・トランジット(Bus Rapid Transit)の略で、連接バス、PTPS(公共車両優先システム)、バス専用道、バスレーン等を組み合わせることで、速達性・定時性の確保や輸送能力の増大が可能となる高次の機能を備えたバスシステム。*国土交通省ホームページからの引用
写真撮影:JG7WDI
JR気仙沼駅
ホームに入るBRT
BRT専用道
鹿折唐桑駅
陸前高田市 奇跡の一本松
沿線ではかさ上げ工事が行われている
盛駅に停車中の三陸鉄道車両
盛駅構内
大船渡線の一関駅(岩手県一関市)から終点の盛駅まで乗車してみると、鉄道区間とBRT区間を合わせた所要時間が、震災前と比べ40分以上も増えたことが強く印象に残ります。かつてこの区間は快速列車や国鉄時代には急行列車が走り、快適な旅を楽しめる鉄道路線というイメージがありましたが、震災の影響とはいえ鉄路が消えたことはとても残念なことです。※「BRT」とはバス・ラピッド・トランジット(Bus Rapid Transit)の略で、連接バス、PTPS(公共車両優先システム)、バス専用道、バスレーン等を組み合わせることで、速達性・定時性の確保や輸送能力の増大が可能となる高次の機能を備えたバスシステム。*国土交通省ホームページからの引用
写真撮影:JG7WDI
JR気仙沼駅
ホームに入るBRT
BRT専用道
鹿折唐桑駅
陸前高田市 奇跡の一本松
沿線ではかさ上げ工事が行われている
盛駅に停車中の三陸鉄道車両
盛駅構内