実娘の誘拐・殺人容疑で、母キャロリンが逮捕された。しかし彼女は、あくまでも娘を助けたのだという。18ヵ月前、飛び級で高校を卒業した16歳の娘ラウラは、夏休みに乗馬を習うべく、インターネットで調べとある牧場へ通うことになった。のびのびとした環境で乗馬に夢中になるラウラだったが、秋が近づくにつれなぜか両親に反抗的になっていく。12ヵ月前からは牧場に泊まりがちになり、8ヵ月前には両親に何も告げず、大学を自主退学。それを機に家出をしてしまう。ラウラが牧場にいることは明らかだったが、牧場経営者のマーティは頑としてそれを否定。警察も当てにならないなか、キャロリンは自分たちの手でラウラを奪還しようとするが…。
ラスト・チャンス 救出 2014年/カナダ、アメリカ/ジョン・マーロウスキー
幕引きはあっけなかったですが、それまでが面白く、見応えがありました。
実話だそうですが、殺人事件にならなくてよかったと思いました。
飛び級で高校を卒業した賢い子でも、善悪の判断、いや、ほんの少しでも「この人、おかしいな」って思えないものなのかなと思いました。
そういうのも小さい頃からの親の躾なり教育が成せる技なんだろうなと思いました。
あからさまではなく、親の態度なりを見て学ぶのではなかろうか?とそんなことを思ったりしました。
あながち、仕事ばかりで子供の卒業式にも行けない親では、そこのところは学ばせる機会を失っていたのではないのでしょうかね。
とにかく、無事でよかったですね。