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たゆたえども沈まず / 原田マハ 著
幻冬舎文庫 / 2020.4
1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出す。
途中、何度か感動しそうになりましたが、その度に自分を抑えていました。
これって、感動してもいいのかなー?
フィンセントとテオドロスの苦悩をフィクションにしてお金儲けって、これはどうなんでしょう?
もちろん、著者に金儲けの意識はないはずですが、それでも、勝手に物語を作るには、あまりにもゴッホ兄弟に失礼な気がしてどうしようもなかったです。
しかも、弟テオの親友として架空の日本人をあてがうって(解説で知るわけですが)、これは正直、悲しくなりました。
幻冬舎文庫 / 2020.4
1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出す。
途中、何度か感動しそうになりましたが、その度に自分を抑えていました。
これって、感動してもいいのかなー?
フィンセントとテオドロスの苦悩をフィクションにしてお金儲けって、これはどうなんでしょう?
もちろん、著者に金儲けの意識はないはずですが、それでも、勝手に物語を作るには、あまりにもゴッホ兄弟に失礼な気がしてどうしようもなかったです。
しかも、弟テオの親友として架空の日本人をあてがうって(解説で知るわけですが)、これは正直、悲しくなりました。