ただの映画好き日記

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WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々

2013-06-12 | 映画 ア行


さえない弁護士のマイクは、バイトで高校のレスリングチームのコーチをする日々。ある日、彼はお金目当てでレオという老人の後見人になり、その孫の家出少年カイルと出会う。マイクの家で居候することになった彼はレスリングの元スター選手だった! カイルの加入をきっかけに弱小チームの士気は高まり、マイクの家族もカイルと次第に打ち解けていく。だが、ドラッグ中毒のカイルの母親が彼とレオを引き取りにやってきて……。

WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々 2011年/アメリカ/トム・マッカーシー





ラストがちょっと残念だったな~と思いました。
結局、後見人の資格は残ったけど、弁護士の資格は失ったということで、しかも、後見人の報酬はレオの娘に横取りされ、更に、カイルをただで預かることになり、マイクだけが大損したような、どこかスッキリしない結末だったと思います。
でも、カイルとレオの人生を救うことになったことには、マイク自身が納得していることだと思うので、だから、WIN WINなんですかね。

カイルの母親は、薬物中毒のようではありますが、息子が世話になっているのにお礼の一言もないのがムカつきましたし、やはり、あれだけ父親を罵っておきながら、後見人の報酬を横取りするのもとんでもない話だと思いました。
報酬を寄越すなら判事に黙っててあげるというのならまだ納得できるけど、弁護士資格を失い、お金も入ってこず、食い扶持が増える結末って、やっぱり納得できないですねぇ。

ポール・ジアマッティは期待通りの見事な演技でした。
お話もよかったですが、ポール・ジアマッティから目が離せず、あっという間に終わってしまった感じがします。

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