シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチは、腕力で揉め事を解決する示談屋ヒーリーに強引に相棒にされ、失踪した少女の捜索を開始する。この凸凹コンビに、13歳なのに車の運転までこなすキュートなマーチの娘・ホリーが加わり捜索を進めていくと、簡単なはずだった仕事は1本の映画にまつわる連続不審死事件へと繋がり、やがて3人はアメリカ国家を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていく。コードネーム“オールド・ガイ"“ブルー・フェイス"“ジョン・ボーイ"次々と襲い来る凄腕の殺し屋に標的にされ、3人は命がけで事件解決に奔走するのだが。
ナイスガイズ! 2016年/アメリカ/シェーン・ブラック
面白かったー!
最初は、ラッセル・クロウって太ってからいい役がこなくなっちゃったのかなー?とがっかり気味だったのですが…。
ライアン・ゴズリングが登場して方向性が見えてきたというか、コメディなんだな?と思うと素直に笑っちゃいました。
ラッセル・クロウも、ライアン・ゴズリングのダメっぷりと、その娘の純粋さによって、すっかり善い人でした。
お話的には、70年代の雰囲気たっぷりでありつつ、当時のアメリカの社会問題を思い出させ、ドタバタしながらも多少の深さを感じました。
ありえない展開やありえないアクション満載ですが、それでも笑えて面白かったです。
何より、音楽ももちろん70年代!テンプテーションズ、クール&ザギャング、ビージーズ、KISS、
パーティの生バンドにEW&Fが出てきた時は一瞬驚きましたが、そっくりさんだそうです。
でもって、最も反応してしまったのが、A Horse With No Name、懐かしいという感覚ではなくて、驚いた!
これは続編を期待したいところです。