JPN6764 弥栄(いやさか)のLOGBOOK

ヨット 横山一郎設計 26フィートクルーザー イオロス 三河湾 セーリング JPN6764 ラグーナマリーナ

Best Sailing Ever! 三河湾でヨットを楽しんでいます



三河湾でヨット・セーリング
愛艇は、横山一郎先生設計のイオロス26です
2009年7月7日、わが艇 弥栄(IYASAKA)は進水しました
一緒にセーリングを楽しむ仲間やクルーも募集しています。


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蒲郡ですので、お近くの方は遊びに来てください
イオロスをご検討の方で見学をご希望の方もお気軽にご連絡ください

フェンダーは、ふた回りふた結びで確実に結んでおく・・・ことにする

2018-05-29 | 大人の部活
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Ahoy! there, mate! イオロス26/弥栄です

思えばヨットを持ったら、10のうちの9は、辛いことばかり
特に零細ヨットチームのオーナーの悩みは、人材確保と資金のやりくりにつきる

今シーズンは、艇の修理や備品購入に予想外の費用がかかり、非常に頭が痛い日が続く

エリカカップの日も帰ろうとした時、つけていたはずのフェンダーが一つなくなっていたことに気が付いた

結びが緩かったのだろう、走っている間に流されたに違いない
まだ、そこらに漂っているかもしれないが、レースでずいぶん疲れていたし、変なところに流れてついて、見えているのに取るにも取れないというのは悔しい。探すのはあきらめ、新しいのを買うことにした

ただのゴム風船のようなフェンダーと言えども、決して安いものではない
プレジャーボートにまつわるものは、何にしても値が張るのだ


□ ふた回りふた結び Round Turn & Two Half Hitches



フェンダーをライフライに結ぶ場合、たいていは巻結びを使っていると思います。多くの教科書はそう書いてあるし、私たちもそうしていました

ただし、巻結びは、結んだロープの両端にテンションがかかるがこそ、結び目が固定されるものなので
フェンダーのように片方だけに力がかかることとなる場合に使うのはふさわしくないようです

だから、ロープの長さが十分でなかったり、結び目が緩かったりすると意図せず外れてしまう



それを防ぐために、さらにハーフヒッチを施したりするのですが、
「ふた回りふた結び」ならば、さらに確実につないでおくことができるのではないでしょうか


結び方は、その名のとおり、ライフラインなどひっかけたい場所に、ロープを2回巻きつけた後、ふた結び(ツーハッフヒッチ)をするものです
私の船のような小さなフェンダーならばそう感じることはありませんが、
大きな船で大きなフェンダーを使っている場合は、片手でフェンダーを持ち上げたままで、結ぶのは大変でしょう
これならば、まずふた回りさせることにより、重たさも軽減され、安心してふた結びをすることもできます


今度のフェンダーには、十分な長さのロープも付けたのでこれで取り付けミスもなくなるのではないかと思います


参考 
Knots 3D ふた回りふた結び


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10のうちの9は辛いことですが、残りの1がとても魅力的なので続けているのでしょうか
残りの1って!?

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自在結びは二重巻結びにあらず・・・ 20180520 第32回エリカカップ

2018-05-22 | クラブレース顛末
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Ahoy! there, mate! イオロス26/弥栄です

セイルを張るためのものだからハリヤードと呼ばれるこのロープです(ほんまかいな)が、
艇から降りるときには、細引きなどを繋げてマスト上まで引き上げて、紫外線などからくる劣化を防いでいる方も多いと思います。<弥栄>も先輩に倣いそうしていますが、


細引きのもう一方の端をどのように止めていますか?もやい結び?ツーハッフヒッチ?
私たちの艇では、自在結びを使っています


□ 自在結び Tautline hitch

自在結びは、張り綱結びとも呼ばれ、結び目をスライドさせてロープを張ったり緩めたりと調節ができまるのが特徴です
自在結びで縛った細引きにテンションをかけピンと張れば、そうそう緩むこともありません



肝心の結び方は、ひと結びした後に、さらにもう一回巻きつけて(ひと結びをするのではない)、最初のひと結びと巻結びになるようにひと結びしてできあがり…と書くとややこしい説明になりますが、覚えてしまえば簡単!便利な結びです


ネットで自在結びを紹介しているページは、意外と間違っているページがあるので注意です

ひと結びを4回つづけるとか
二重巻結び(ローリングヒッチ)と混同している(二重巻結びはいずれまたいつか取り上げたいです)とか
もっとも、私も過去に先輩からこれだと教えられたこともありますし、結びとしてはいずれも有効だろうと思います
ただ、自在結びの説明としては、いずれも正しくはないようです

参考 
Knots 3D 自在結び


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 20180520 第32回JASF外洋東海エリカカップレース


◆ コース    蒲郡沖(上→サイド→下→上→下の5レグ予定が3レグに短縮)
◆ ポジション  ヘルム私、メインYさん、バウマンOさん、ジブKさん、Kくん、Kコーチ
◆ 天候     晴れ 風4m程度 
◆ 結果     Eクラス 13艇中9位、65艇中47位(ビリで上マーク回った割には健闘した⁉︎)

レース前日は、朝から大風。この日行われる予定の東海ミドルボートレースも中止となった

エリカカップがレース初参加となるKさん、Kくんは、この日みっちり海上特訓の予定でしたが
レースルールの講義や帆走指示書や明日の天候を確認し戦略を練ったり
桟橋にもやったままの艇の上でタッキングのクルーワークを実習したりと、それはそれでたくさん練習してもらった

風はその後も収まらず、船は相当風にたたかれで、寝ていて不安になるぐらいだった


しかし、レース当日はうって変わっての軽風
北西からちょっと冷たく吹いていますが、しばらくすれと南からの風となるはずなので
レースも風向が安定するまで延期でしょう…と高をくくっていました

しかし、そのまま予定通りの時間で、北西方向に上マークを打ち開始
総勢大小合わせて70艇が一斉にスタート

<弥栄>はスタート直後、すぐ後ろについていた大きな船に上をさされてしまいました
その船の後ろはがら空きだったし、ここはひとまず汚い風を嫌いタックし右海面に出ることに

しばらく走ったところで、タッキングし左海面にむかいますが、このころ風がはっきりと西に触れだした。高さをかなり落としたので、あわててタックしたら、もう左のレイラインだった。
結果ビリで、上マーク(第1マーク)を回ることに

 やってまった

回航後、風はさらに南西まで触れ、サイドマーク(第2マーク)までは、”上りのレグ”となる
ここからは、<弥栄>本来の走りができ、何艇か抜き去る

サイドマーク回航後は、スピンを上げる。この後もよく走り、よく抜いたが、
コース短縮となり、3レグ、下マーク(第3マーク)到達で終了

2レグ、3レグの走りが良かっただけに、1レグ目の拙い走りが悔やまれます
上を突破する船の汚い風を嫌い、早々にタックし右海面に行きましたが… 右海面を走りすぎた

思えば、スタート直前にラフして後ろについたあの船の行く手を阻んでいたら…
その船の後ろはがら空きだったので、良い条件で左海面を走れたかも…と反省しています

Kさん、Kくんは、ちょっと残念な初陣となってしまいましたが
”負けに不思議の負け無しですから、それぞれも今回をしっかり振り返って、次への肥やしにしましょう

そして、次こそは!

※ 画像は営かカップ公式ページでUPされ次第貼り付けます


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チョウチョ結びはできるのに本結びは・・・ 20180415LMYCレース第1回

2018-05-17 | クラブレース顛末
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ずいぶん前回記事から間が空いてしまいましたが、Ahoy! there, mate! イオロス26/弥栄です

さぼり癖が一度つくと、なかなか行動が元に戻せないですね
といっても、以前だって頻繁に記事を上げてなかたじゃないかという意見は無しで…


チーム<弥栄>に、新たに2名仲間が増えました
2人ともセイリングは経験がないとのことなので、レースの合間を見つけて初心者練習をしています

いろいろと覚えることが多いのですが、ロープワークもなかなか難しいようです…


□ 本結び ReefKnot、Squareknot

本結びは、結びの基本で、誰でもなじみ深いと思います
「こんなの初めて!難しい」なんて言っている人の靴を見ると、上手にチョウチョ結びがされていましたよ
動画を見れば、「なーんだチョウチョ結びと同じだ」とすぐわかると思います

英語でReefKnot(リーフノット)といわれるように「帆を縮める=reef」作業のときに使われていました
結びの強度は強くないので、2本のロープをつなぐよりも、1本のロープの端同士を結んで閉じるといった使い方が適しています


肝心の結び方は、ロープの先端同士を2回止め結びしてできあがり
2つが出会って絡み合い、振り返りまた絡み合い、強く結ばれる…ちょっとHな結び方ですww


本結びは、きつく結ぶと解きづらいのという人がいますが、片側の二本のライン裂くように広げると、結び目が緩んで片方のロープが一直線になるので引っ張って抜くことができます
日赤の救急法を習った方なら、三角巾の使い方で教えてもらったと思います


参考 
Knots 3D 本結び


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 20180415 LMYCレース第1回


◆ コース 上下2レース
◆ ポジション ヘルム・メイン 私、バウマン Oさん、メイン・ジブ Yさん
◆ 天候 曇り 風速10m~ 
◆ 結果 1レース目 3艇中着順10位修正9位 
     2レース目 DNS



エリカカップがいよいよ今週末となりました
予報では、天気は晴れのようですが、風は相当な強風のようです


<弥栄>は、昨シーズン最終のクラブレースで、強風の中舵を誤り、セイルや風速計を壊してしまった

セイルも修理に出し、計器も付け直し、整備も万全にしてさぁ今シーズンはやるぞ!と思ったら、

クラブレース2018シーズン 第1戦は、前線通過中の大荒れの天気の中開催
3名で臨んだところ、第1レースはメインセイルのリーチを裂き、第2レースはリタイアとなった
この日は他艇もDNS、RETが多かったみたい

我々の技量では3人で、オーバー20ノットの中、№3にフルメインは、無謀だったのかもしれない
FACEBOOKで先輩セーラーから「海に対しては常に臆病であれ。不安な時ほど退く勇気を持つこと」ですと叱られてしまった


5月のJASF外洋東海主催の五ケ所湾レースも荒天のため、スタート時間を相当遅らせたとか
先日のクラブレースも大雨の中行われ、クラブハウスは水浸しの男どもで大変だった

いずれのレースも<弥栄>は、都合がつかず不参加でしたが
結果的にそれでよかったのかも

5月の連休に伊勢神宮で海幸守をいただいてきたおかげであろう。ありがたい。ありがたい

今年は4月のクラブレースは強風、五ケ所湾レースは荒天、5月のクラブレースは大雨と厳しい気象海象が続きます

今回のエリカにカップでは、4月から新たに加わった2名を含め6名で臨みますが
怪我をしなない、させない。艇をぶつけない、されない…気を引き締めていかねば





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