JPN6764 弥栄(いやさか)のLOGBOOK

ヨット 横山一郎設計 26フィートクルーザー イオロス 三河湾 セーリング JPN6764 ラグーナマリーナ

Best Sailing Ever! 三河湾でヨットを楽しんでいます



三河湾でヨット・セーリング
愛艇は、横山一郎先生設計のイオロス26です
2009年7月7日、わが艇 弥栄(IYASAKA)は進水しました
一緒にセーリングを楽しむ仲間やクルーも募集しています。


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蒲郡ですので、お近くの方は遊びに来てください
イオロスをご検討の方で見学をご希望の方もお気軽にご連絡ください

だから、話をするより、二倍聞こう・・・

2012-08-30 | クラブレース顛末
こんにちは イオロス26/弥栄です




※ 初心者トミーの物語//トミー野外で寝る
下に毛布をたくさん敷くように言われたのに、
言うことを聞かないで風邪を引いた。



夏バテと夏風邪でぐったりです
そんないいわけをして、ブログをさぼっていました
本当は、今年も昔一緒に乗っていただいたHさんに誘われて、お盆に瀬戸内で遊んできたのですが
その報告もできないままになっていますが、

先週末のクラブレースは、ラグーナカップと題した第5回のクラブレース参加しました
いつもは、三角と上下の短いコースですが、今回はロングです

昨年、<弥栄>が初めてレースに出たのが、このラグーナカップでしたが
その時は、レース直前にスタート位置を確認していたら、隣の船に

”レースに出ない船は、邪魔だからどいてください”と叱られてしまった


そんな、消したい思い出のあるこのレースですが、今年はどうでしょうか?
ちょっとは進歩したのかな??



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ラグーナカップ・第5回のポイントレース


前回、私とW君とのダブルハンドで参加して、散々な目にあったので
今回は、E号のMさん、A5号のIさんとAさんに助っ人を頼みました

計5人と人数的には申し分のない状態です


◆ コース  ロングコース
◆ 風 速  10ノット
◆ 役 割  ヘルム=W君 メイン=Mさん ジブ=Iさん、Aさん バウ=私  
◆ 結 果  13位(17艇中) 


ん~。 結果がなかなか伴いませんね

直前に上架して、船底を掃除して、船の走りもまあまあよかったのですが

いろいろ反省することはあるのですが、特に記しておくことこととしては

◆ スタートは、今までの考察から、とにかく上一のポジション!と考えて、スタート2分前から下の空き具合を意識しながらクローズで本部艇めがけて登っていくのですが、
  今回も上からかぶせられてしまい、結果、スタート直後船が失速してしまいました
  自艇の優先はわかっているのですが、ぐぐぐぅと大きな船に寄り切られそうになると、思わずバウダウンしてしまいます
  ”近寄られてから遅いので、近寄られないようにアピールしながら決めたコースを進みなさい”とMさんからアドバイスを受けました


※ この写真では、ビリでスタートのように見えますが、上マーク(ウェザーマーク)過ぎてしばらくはだいたい真ん中位置にいましたよ!


◆ ジェネカーの走らせ方がどーにも上手くいきませんね
  それなりのスピードを維持するため、スピンランの船よりも少し登り気味(TWA135度ぐらいを目途)で走るようにしていますが、失った角度以上にしっかりとは知っている感じがありません。風下のマークを回るころには、ずいぶん順位を落としてしまいました
  Iさんからタックラインはどうしようと聞かれましたが、自分はよくわからなかったのでもっと角度を下げるのなら出しますがと言って、引き込んだままにしておいた
  レースを終わってから、たまたま水越ヨットさんと話す機会があったのですが、あの風と角度にしては、ラフが張りすぎなのでもっとタックラインをだしてと指摘されてしまいました
  Iさんに訊かれたときに素直に出していればと思います
  初心者<弥栄>は、先輩の言うことを聞かなかったので、ビリになってしまいました


※ 上マーク過ぎてしばらくのころです。このころまでは、ちゃんと後ろに船がいるでしょう。ん~、この後がねぇ


その他、相変わらず、左右の上りの感触が違うとか気になるところはありますが、おいおい改善していきたいと思います
Mさん、Iさん、Aさんお手伝いありがとうございました

ではでは





  自然は、我々に一枚の舌を与えたが、耳は二つだった。だから、話をするより、二倍聞こう (ベーデン-パウエル(ボーイスカウトの創始者))







 今日も楽しくセーリングができました
 平和でありがとう
 平和でなければヨットも楽しめません
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なぜそんな危険に身をさらすのか、と聞かれることがあった。私はいつも・・・

2012-08-07 | 泊地情報
 
安岡梅子になろうとも、梅ちゃん先生は変わらず大好きで見続けますが、朝からスマップの歌はどうかと思う イオロス26/弥栄です


戦いすんで日が明けて…

パールレースの次の日の江の島の朝
朝6時だというのに、もう暑いですね

今日もすごくいい天気です





洗面をしよう桟橋を歩いていると、獣の鳴き声が
ものすごいうなり声です。オタリオか?

ダブルハンドで参加したあの船から聞こえてくるらしい

なーんだ。デッキの上で、お休み中でした
いびきのでかさが、レースの大変さをうかがい知ることができますね
5人でも大変だったのに、2人でですからね
お疲れ様でした。どうぞそのままお休みください





しかし、私たちは、蒲郡に向かっての回航を急ぎます


※ 私たち、加齢臭 華麗衆4人組が、石廊崎でうろうろ回航しているこ頃、あの船はレースのタイムリミットまでには、もう江の島から蒲郡まで帰ってきてたんだって(画像はLGYCのHPから借用)

レースで満足いく結果を残していれば、興奮冷めやらぬままの楽しい回航なのでしょうね
でも、私は太平洋の上でおっさん4人で、汗と潮風と加齢臭にむっとしながら、暑さに耐えながらで…

もうパールレースはお腹いっぱいという気持ちになりますが、でも、また誘われたら、きっと


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  泊地情報です


 ■■ 下田港(静岡県) ■■

 燃料の給油と遅いお昼を取るために回航の途中、伊豆の下田港によりました。石廊崎から西への伊勢湾口までの遠州灘には、御前崎港、福田港などがありますが、両港ともネットなどで調べてみてもヨットに優しく便利な港ではなさそうですね
 下田港は比較的大きな港ですが、商業船の出入港も少なさそうです。街の中に有るので、風呂、食事なども便利。それに、何かあったら、下田ボートサービスに相談に乗ってもらって…などと甘えた考えもあって…


 係 留  下田海の駅に泊めるのが普通なのでしょうが、管理をする下田ボートサービスに連絡したところ、燃料補給だけならば、直接業者(丸吉水産商事 電話0558-22-9511)と連絡を取って配達をしてもらったらとアドバイスされ、業者が指示した市場横の少し高さの低くなった岸壁に泊めました





 ≪入港までの経路≫
左側に防波堤、そして巨大なケーソンが港をふさぐように2本並んでいます。並んだケーソンの間がいい感じに開いているので、思わずそこを通りたくなります(将来は航路となるところ)。しかし、竹竿が何本か立っており、浅瀬のようです。入港の際は港に向かって左手の工事中の防波堤ところをケーソンブロックをよけて入港とのことです





※ 今回は、トイレ、水、食事は、泊めた岸壁すぐにある 『道の駅開国下田みなと』 を利用しました。名物・地金目鯛は、道の駅の回転ずしでも楽しめますよ!



  なぜそんな危険に身をさらすのか、と聞かれることがたびたびあった。私はいつも、スカウトの野外生活には魅力があって、一度魅せられると、逃れることができないのだと答えた。
 偉大な大自然の中で育てられた人を見たまえ。そういう人は誠実で、独立心が強くて、他人には頼らない心をもっている。そして常に寛容だ。友人には誠実であり、国には忠実である
  (ベーデン-パウエル(ボーイスカウトの創始者))







 今日も楽しくセーリングができました
 平和でありがとう
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冒険のない人生なんて、死ぬほど退屈なものだ・・・

2012-08-02 | ログブック
 NHK大河の『平清盛』を楽しみに見ている  イオロス26/弥栄 です。


さて、隠岐に島流しにされた崇徳帝
生きているうちも何一つ思うが儘ならなかったのに、なくなってずいぶん経つというのに、あなたが実質主役となる第30回平清盛までもが、オリンピック柔道影響で放送が遅れただなんて…何という悲劇


一方、同じころ、志摩流しにされた弥栄艇はといえば、第53回パールレースを堪能しており


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進んで志摩に流される弥栄艇です
今回は、仲よくしてもらっているアネックスⅤ(ファースト35.7)でパールレースに参戦です


今年は、52艇がエントリ-。残念あと1艇で大会回数と同じだったのに…

一時を思えばずいぶん減りましたが、ここのところ出艇数が増加傾向
皆どんどん大きな船に変えているらしいから、その性能が発揮できるこんなレースが魅力的なのかもしれない



出発地のVOC
私たちが係留した周りは、

国内最速艇のこの船や優勝候補のあの船この船、純国産の韋駄天、そして都知事閣下の巡洋艦など強者ばかり



一方私たちの船は、この後すぐに買い替え予定でなので、艇もセールもくたびれ感が否めない
おまけにクルーも私以外は経験者とはいえ、現地で初顔合わせというにわかチームだ

まぁ、前日は相当にお酒も飲んでじっくりチームビルドはしましたけれどね


  


さて、レースのほうは、天気も良く、風も総じて南西の風15~20ノットが吹き続き、初めての私には快適な状況にあった

レース開始。最初のマークまではスタボードのやや上り一本
しかし、ここでふらふらしてしまい、ほとんどの船に先行を許してしまった

新島のマーク回航
その後は、船首を東に向けスピンラン。
コンスタントに8-9ノットで走る。なかなかいい調子。
なんとか遅れを挽回し2艇を抜いた
そして、さらに前を行く船に比べても艇速は悪くない。あのグループまでには追い付きたい


浜松~御前崎沖で夜になる。予想通り風が落ちてきた
先を行く船の明りが何となく遠くなっていく気がする
後ろにいるはずの船の光は先ほどよりも近づいていないか?
一艇は、風を求め沖に出しているようだ

この辺りではネットがつながらないので、気象情報が把握できない
とりあえず、次のマーク利島へのプロパーコースからはずれないようにした
沖に出しても、増える距離に凌駕するだけのスピードが稼げるか自信がないからだ

真夜中のロールコール。前を行く船はそれなりに風をつかんでいるようだ
後ろにいる船は追いつきそうになさそうだけれど、同じように走れていない私はちょっと焦る

交代で眠り、私は次に起きた時には伊豆半島を越えているかと期待していたが、あまり進んでいない
駿河湾口ってこんなに距離があるんだと思った





朝日がなかなか美しい
このころには前を行く船も後ろをいるはずの船もはっきり見えず、わが一艇のクルージングの様になった
美しかった太陽がだんだんに憎らしくなる。だんだんさすように暑くなる
船上に厭戦のため息が出だしたのはこのころか

同じその時あの船は、もう凱歌を上げていたらしい…


※LMYCのHPから癪用。うらやましーぞ!


お昼のロールコール。呼び出される艇の数が減った
もうずいぶんゴールしているようだ

利島へアプローチ
目と鼻の先に見えるのに、なかなか近づかない




それでも、回航。後は北に向けて一直線だと言い聞かせ頑張る

島のブランケットを嫌って走っていたら、大島に近づきすぎた
岸よりは風も波も乱れて船があたふたする
気持ちがなえているときに、こういう状況になると正直つらい


大島を抜けたころには海が荒れだした
これは崇徳帝の怨念の所業なのか? 

清盛ならば、ひるむな行け!江の島まで進むのじゃ!と激を飛ばしただろうが
私たちは、スピンを下した


ゴールに近づくころには、あたりは真っ暗だ
遠くに上がる花火。あの辺りは熱海だろう…

江の島の灯台を目指して走らせる。あと少し!
しかし、はたから見れば、その様は、夜の燈に誘われる蛾のようにふらふらとしていたに違いない



※ パーティの料理がもう少しよくなると、もっと出たくなる気持ちなる…と言ってみる。岩ガキはおいしゅうございました


≪結 果≫ http://pearl.toscrace.jp/attachment/get/950.pdf
≪着 順≫ http://pearl.toscrace.jp/attachment/get/945
≪航跡図≫ http://pearl.toscrace.jp/news/3638

アネックスV(ファースト35.7)の最後の航海
結果は、ビリから4ですが、まぁ、準備もそこそこで、セールも相当くたびれており、むしろ、風などの条件がよく、よくやったといえるかもしれません

航跡も縮尺の加減もあるのでしょうが、他艇に比べ著しくは悪くない航跡を示しているんじゃないかな? 

 ・スタートと最初の昇り  
 ・途中の微風地帯・時間
 ・最後の気持ちがなえてきたころ

で、どのくらい丁寧な走りをするかが来年の課題ですね

 来年…!?

出ている最中は、もうパールレースはお腹いっぱいと思いましたが、こう書いていると、もう少し思う成績が残せるのではないかと再挑戦したくなる気もちになってるのが不思議





  冒険のない人生なんて、死ぬほど退屈なものだ。注意深く操舵することと堂々とした航行、それに陽気な粘り強さがあれば、あなたの航海は必ずや完全な成功を収めるであろう。あなたが出発した所が、どんなに小さな川であったとしても  (ベーデン-パウエル(ボーイスカウトの創始者))







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