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市長解職求め気勢 岩国の市民団体1200人集会

2007年12月25日 19時38分49秒 | Weblog

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岩国市の井原勝介市長リコールを視野に活動している市民団体「岩国の明るい未来を創る会」は19日夜、同市民会館大ホールで市長解職請求の準備段階として展開する「井原市長の辞職をもとめる6万人署名」を目指す集いを開いた。ステージに「岩国市民の誇りと品格あるまちづくりを!」「岩国市のために大同団結を!」のキャッチフレーズが掲げられた会場には、ほぼ満員の約1200人(主催者発表)が詰めかけ「1月末には解職請求を立ち上げよう」と気勢をあげた。

集いでは、創る会の7人の世話人代表の1人、柏原伸二・元岩国商工会議所会頭が主催者あいさつで「市長は政治能力に欠陥がある。今の市政はまるで独裁政治のようで、自分の主義主張だけが真実で、あとは全部間違いだという手法を取っている」と井原市長を批判。

原田俊一代表世話人が集会の趣旨説明し「きょうから6万人署名のスタートを切る。1月20日ごろに5万人程度の署名が集まりリコール請求成立の見通しがつけば正式に解職請求に踏み切るが、解職請求の署名を集める受任者は約3000人を目標にしているので協力を」と呼び掛けた。

最後に県議や市議らがステージに上がり「ガンバローコール」で集いを終えた。

岩国市の今月2日現在の有権者数は12万3131人。市長解職請求の成立には有権者の3分の1以上の有効署名が必要で、4万1043人以上となる。


岩国市長「民意問う時期」、米軍移駐で進退に踏み込む発言

2007年12月25日 06時27分07秒 | Weblog

読売新聞オンライン

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07122154.htm

在日米軍再編で米海軍厚木基地(神奈川県)から米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)に空母艦載機部隊を移駐する計画に対し、反対を貫いている岩国市の井原勝介市長は21日、市議会(34人)との会合で、移駐に関し「議会も私も互いに民意を問う時期が来ている」と述べ、選挙を想定した自身の進退に踏み込んだ発言をした。議会で過半数を占める移駐容認派の議員は、市長の発言に「唐突だ」などと反発を強めている。

 岩国市に対して、国は新しい市庁舎建設事業の交付金(今年度分約34億7000万円)の支給を見送っている。このため市は代替財源に合併特例債を充てる予算案をこれまで4回提案したが、いずれも市議会は否決した。

 市は開会中の定例市議会にほぼ同じ内容の予算案を再度提案する方針を決め、この日、各会派に説明する非公開の会合を開催。井原市長は予算案を26日に提案する方針を示し、成立への理解を求めた。

 出席した議員によると、井原市長はその場で自身と議員の選挙に言及し「今議会にはそういう覚悟で臨みたい」と述べたという。会合後、井原市長は記者の質問に「ノーコメント」とした。

 市長発言に対し議員からは「混乱の原因は移駐反対を貫く市長にある」「選挙をちらつかせて予算可決を迫るのはおかしい」と反発する声が相次ぐ一方、「このままでは市政は混乱したまま」と理解を示す意見も出ている。

 井原市長は1999年4月の市長選で初当選。2期目途中の2006年4月、合併に伴う新しい岩国市の市長選でも当選した。市長の政治姿勢を疑問視する一部市民が19日から、市長に辞任を求める署名活動を始めている。