水前寺清子様

今日は、「水前寺清子５０周年記念コンサート」へ行ってきました

誰に言っても“なんで水前寺？”って聞かれるんだけど、子供の時に“ありがとう”ってドラマ（もちろん再放送）を見て好きになったのが始まりで、いつも元気で何事にも真剣に取り組む姿勢を尊敬しているのです。
だから一回生で気を感じたかったの。それにあのお年で歌が上手いってのが、これまた尊敬。とにかくリスペクトなのです。

でも１人で行くってので、中々気が重くてねぇ。だって、客層って絶対に親世代かそれ以上じゃない？ そんな年代の彼氏を誘ったら“興味ない”ってけんもほろろだし、念のため相方にも聞いてみたけど“興味ない”って。更に“やっぱり年齢詐称？”だって。違いますっ。
ドキドキしながら行ってみたら、付き添いの子供や孫っぽい人達もチラホラとはいたよ。でも浮いてた。お隣の７０歳近いオジサンと仲良くなったけど(笑)、やっぱり“なんで来たの？”って聞かれちゃった(笑)。

場所は日比谷公会堂。めっちゃ長蛇の列でビビった




ロビーにはお花が山盛り。さすが５０周年。




コンサートは昼と夜の２回あって、私は昼の部。司会は浜村淳さん。前半は浜村さんと水前寺さんが椅子に座って、産まれてから今までの振り返りを写真を交えながら１時間ほど。
２０分の休憩を挟んで、１時間半くらいがコンサートって構成でした。

水前寺さんはかなり緊張してるって言ってた。トークは浜村さんに遠慮してる風で（大先輩なんだって）、テレビで見るような軽快な感じではなかったな。
歌の方は夜ヒットやベストテンみたいなバンドを従えてのステージ。多分フルコーラスじゃなかったんじゃないかな。メドレーみたいな感じだと思う。で、衣装替えが３回。
ほとんどの曲で左右に動いてて（ちゃんとハジまで）、生でバッチリ拝めました。奮発して超ハジだけど前の方の席にしてたんだ。

そしてやっぱり歌が凄いうまーい。声は昔ほど高くなかったけど、元が凄く高いから今でも全然高い方だと思うな。知ってる曲はウロ覚えも含めて４曲だけだったけど、ちっとも飽きずに楽しめました。
ただ残念な事に、抑揚をつけて歌うから、弱く歌うとこではバンドの音が大きすぎて肝心な声がよく聞こえなかったよ。
あとね、楽しみにしてた“ありがとう”を最近ラテンバージョンにアレンジしたとかで、期待してたのと違かった。

それからファン。水前寺さんのファンは熱いって噂では聞いてたけど、ほんと凄かったの。
掛け声がね、“チーター”って呼ぶんじゃなくて叫んでるんだよ。叫びすぎて何を言ってんだか分かんない金切り声なの。しかもそれがご年配な方々だってのがまた凄い。
拍手のタイミングも普段と違って、どうやら演歌では後奏の間にするらしい。演奏が終わってから叩こうとしたら、もう誰も拍手してなかったわ(笑)。

物凄い楽しみにしてたから“期待と違かったらどうしよう”って心配してたけど、十分満足して帰ってきました。行って良かった。