
評価:★★★★【4点】
予告編自体の作りが上質であり本編もそのままの流れで
上手くまとまった印象でした。
今や誰もが知るアップルのスティーブ・ジョブズ。
先日お亡くなりになりましたが
この人の新商品プレゼンはいつもワクワクさせられました。
そして映画の方もそのプレゼンから始まってます。
◇
大学を中退しゲームメーカーに就職したスティーブ・ジョブズは、
たびたびトラブルを引き起こす厄介者だった。
1976年、そんなジョブズは、自分と同じような
はみ出し者の友人たちを集めて“アップルコンピュータ”を設立する。
その後アップル社はヒット商品を連発、
わずか4年で株式の上場に成功する。
しかし彼の独裁的な経営は多くの敵をつくり、
ついには自分の会社から追い出されるという
皮肉な結果を招いてしまうが…。
<allcinema>
◇
なにはともあれ、このひとの人間性は賛否分かれるでしょうね。
学生時代の彼から感じるのは先を見据えた洞察力が凄いことと
マネーに関する損得勘定が瞬時にできる頭の良さでしょうか。
親友のエンジニアへの報酬として折半といい350ドルの小切手。
しかし本当は5000ドル貰っていたことなど。
なんだかちょっとセコい印象受けたんですが^^
しかし彼にとってはしっかり先を考えてのことなのでしょう。
独裁主義と言われても仕方のないリーダー像は
彼には未来のコンセプトが頭の中に既に描かれており
それに向かっての猛進が周りの役人には目の上のタンコブとなる。
電気技師としての才能よりも熱い想いが先行する経営者。
研究開発にかける予算は莫大なものになりうるも
当の本人は先を見据えているから全く気にかけない。
これが取締役会との衝突の種だったんですね。
それにうまく乗っかればジョブズと良い関係が結ばれるが
一旦衝突すれば翌日は解雇となりうる緊張感あるアップル社。
技術開発部門に居れば他社からの引き抜きなんて
日常茶飯事という、ある意味昨日の友は今日の敵ってことで
呑気に仕事しているワタシには別次元の話だな~ってことで(笑)
【今週のツッコミ】
・自宅ガレージから始まったアップル社って
ジョブズの発想も大事だが友人のスティーブ・ウォズニアックが
彼に付いていなければ今のアップルの存在も怪しかったのでは。
彼なくして起業はなかったと思うよ。350ドルの件白状したまえ^^
・その350ドルの件とガールフレンドの妊娠の件
そのふたつでジョブズの自己中という部分が浮き彫りに^^;
・モノ作り映画は好きだが、これはレベル高すぎてついていけない。
・ヒッピー文化に感銘受けてたジョブズは
学校でも裸足だった。また風呂にもほとんど入ってないようだ。
・この映画ではビル・ゲイツがかなり悪人となっていた^^;
・ガレージ起業始めたジョブズらに莫大な資産を投資したマイク。
後にアップルを法人化させる提案するなど苦楽を共に。
しかし、20年後ジョブズから解雇通告されるなど
アメリカの企業は容赦ないね。あ~怖い^^;
『カンパニー・メン』(2010)のクリス・クーパー思い出す。
・しかし、なんだかんだといっても本作見た後に不思議と漂う
この心地よさはいったい何だったんだろうか。
そう、なにか不思議なパワーをもらったような感覚になるのよ。
今持っている悩みが大したことに思えなくなるみたいな^^
--------------------------------------------------------
監督:ジョシュア・マイケル・スターン
脚本:マット・ホワイトリー
撮影:ラッセル・カーペンター
音楽:ジョン・デブニー
出演:アシュトン・カッチャー/ダーモット・マローニー/ジョシュ・ギャッド/
ルーカス・ハース/J・K・シモンズ/ジェームズ・ウッズ
『スティーブ・ジョブズ』
予告編自体の作りが上質であり本編もそのままの流れで
上手くまとまった印象でした。
今や誰もが知るアップルのスティーブ・ジョブズ。
先日お亡くなりになりましたが
この人の新商品プレゼンはいつもワクワクさせられました。
そして映画の方もそのプレゼンから始まってます。
◇
大学を中退しゲームメーカーに就職したスティーブ・ジョブズは、
たびたびトラブルを引き起こす厄介者だった。
1976年、そんなジョブズは、自分と同じような
はみ出し者の友人たちを集めて“アップルコンピュータ”を設立する。
その後アップル社はヒット商品を連発、
わずか4年で株式の上場に成功する。
しかし彼の独裁的な経営は多くの敵をつくり、
ついには自分の会社から追い出されるという
皮肉な結果を招いてしまうが…。
<allcinema>
◇
なにはともあれ、このひとの人間性は賛否分かれるでしょうね。
学生時代の彼から感じるのは先を見据えた洞察力が凄いことと
マネーに関する損得勘定が瞬時にできる頭の良さでしょうか。
親友のエンジニアへの報酬として折半といい350ドルの小切手。
しかし本当は5000ドル貰っていたことなど。
なんだかちょっとセコい印象受けたんですが^^
しかし彼にとってはしっかり先を考えてのことなのでしょう。
独裁主義と言われても仕方のないリーダー像は
彼には未来のコンセプトが頭の中に既に描かれており
それに向かっての猛進が周りの役人には目の上のタンコブとなる。
電気技師としての才能よりも熱い想いが先行する経営者。
研究開発にかける予算は莫大なものになりうるも
当の本人は先を見据えているから全く気にかけない。
これが取締役会との衝突の種だったんですね。
それにうまく乗っかればジョブズと良い関係が結ばれるが
一旦衝突すれば翌日は解雇となりうる緊張感あるアップル社。
技術開発部門に居れば他社からの引き抜きなんて
日常茶飯事という、ある意味昨日の友は今日の敵ってことで
呑気に仕事しているワタシには別次元の話だな~ってことで(笑)
【今週のツッコミ】
・自宅ガレージから始まったアップル社って
ジョブズの発想も大事だが友人のスティーブ・ウォズニアックが
彼に付いていなければ今のアップルの存在も怪しかったのでは。
彼なくして起業はなかったと思うよ。350ドルの件白状したまえ^^
・その350ドルの件とガールフレンドの妊娠の件
そのふたつでジョブズの自己中という部分が浮き彫りに^^;
・モノ作り映画は好きだが、これはレベル高すぎてついていけない。
・ヒッピー文化に感銘受けてたジョブズは
学校でも裸足だった。また風呂にもほとんど入ってないようだ。
・この映画ではビル・ゲイツがかなり悪人となっていた^^;
・ガレージ起業始めたジョブズらに莫大な資産を投資したマイク。
後にアップルを法人化させる提案するなど苦楽を共に。
しかし、20年後ジョブズから解雇通告されるなど
アメリカの企業は容赦ないね。あ~怖い^^;
『カンパニー・メン』(2010)のクリス・クーパー思い出す。
・しかし、なんだかんだといっても本作見た後に不思議と漂う
この心地よさはいったい何だったんだろうか。
そう、なにか不思議なパワーをもらったような感覚になるのよ。
今持っている悩みが大したことに思えなくなるみたいな^^
--------------------------------------------------------
監督:ジョシュア・マイケル・スターン
脚本:マット・ホワイトリー
撮影:ラッセル・カーペンター
音楽:ジョン・デブニー
出演:アシュトン・カッチャー/ダーモット・マローニー/ジョシュ・ギャッド/
ルーカス・ハース/J・K・シモンズ/ジェームズ・ウッズ
『スティーブ・ジョブズ』
女目線で見るとスティーブがあまりにも最低男過ぎて
たとえ凡人でも私はダニエルの方がいいです(ルーカス・ハース好きだし・笑)
ジョブズ氏が天才で先見の明があり
とんでもなく凄い人なのだろうと言うことは分かるのですが
私の知識不足でどこがどう凄いのかが今ひとつ分からないのが辛いところです^^;
そうですよ~!(爆)よく覚えていてくれました(笑)
これ同じ男としても「おまえ最低だぞ」と言ってやりたかったです。
確率論とか誤差率とか否定しまくってましたから
あんなのがうちの子に手を出したら「やめて」と言ってやります。
ってワタシには息子しかいなかった(爆)
ルーカス・ハースの立ち位置は切なかったですよね。
インド旅行まで同等だったのに、いつの間にか上下関係になってしまうなんて。。。
ジョブズ氏はとりあえず“天才”といっておけば話は通じると思います。
ワタシもマックファンじゃないので今ひとつ理解できてません(笑)
やっぱ、Macは好きです。
>この映画ではビル・ゲイツがかなり悪人となっていた^^;
わたしは、ずいぶん抑え気味だとおもいましたよ。
誰がゲイツをやるのかと楽しみだったのに、なんと電話のみ。
さすがに、ソフトのアイディアを盗んだとされるくだりはなし。問題ありすぎですものね。
アマデウスじゃないけど、天才の周りの人間はほんと大変、不幸です。って、あらためて思いました。
才能のある人間以外はどんどん切り捨てる。
できな人間の気持ちなんて絶対にわからない!
そばには近寄りたくないです。
笑えますよねーーー。そういうやつだったんでしょうね。
株式上場のときは、役に立たない人間には
創業当時からの社員(友人)でも1株もわけない徹底ぶり。
すべては、先を見据えてのこと。
そう言えば、映画の中に、CEOに復帰したときの年俸1ドル契約。
あの有名な話がなかったですよね。
ワタシの知人にもMacファンがいますが一度使ったらWinに戻ることはないだろう。。。
なんてことを言ってますが、なにか分からないけど不思議な魅力があるんでしょうね。
ビル・ゲイツへの怒りの電話だけでしたもんね^^
しかも一方的に毒を吐いているだけでビルの声なんてまったくなかった(笑)
若い頃はライバルとしていろんな確執があったみたいですが、熟年には自他共に認める友人となったようです。
まあ、互いの会社が軌道に乗ってるころなので心に余裕が生まれたんでしょうかね~^^;
天才は傍から見てる分にはいいけど、身内にいてほしくないわ~(爆)
常識に囚われないから常に非常識!だから斬新な発想が生まれる。
ワタシのような静かなところで穏やかに暮らしたい人間には天才という言葉は無縁です(笑)
年棒1ドルってapple赤字経営のころ本当にあったようですね(笑)
でもジョブズのことだから、きっとサイドからの報酬があったと思います。
常識人が想像する遥か先を見てるジョブズだから、また裏工作も得意なようだし敵に回すとホント怖い存在と思います^^;
例の新商品のプレゼンではまさかこういう人間だったとは夢にも思いませんでした^^
知りたかったエピソードの幾つかは、見事に割愛されてました(×_×)
『バトル・オヴ・シリコンバレー』と言うTVドラマもリアルな演出で面白いらしいので、いつか観る事がかなうなら観てみたいですん。
やぱっりどこか控えめな印象でしたもんね(笑)
ワタシはそもそもジョブズ氏をほとんど知らないので本作は十分面白かったです。
>『バトル・オヴ・シリコンバレー』と言うTVドラマ
おぉ~!先ほどウィキで検索しましたがかなり良さそうですね!
テレビ映画部門でエミー賞を獲っているとか。。。
ワタシもこのドラマは観てみたいです^^