評価:★★★☆【3,5点】
世界を変えたのは選手かGMかどっちなんだろうか。
苦境に耐えまくった男、やはり選手のロビンソンの方か。
それともご法度なアイデアを貫いたGMの方か(笑)
◇
1945年、
ブルックリン・ドジャースのGMブランチ・リッキーは、
一人の黒人選手と契約を交わす。
その名はジャッキー・ロビンソン。
当時、メジャーリーガーは白人だけの世界。
リッキーのこの決断に対し非難の嵐が巻き起こる。
それでも下部リーグの3Aに出場し、
逆境の中で実績を残していくジャッキー。
そしてついに1947年、彼はドジャースの一員として、
背番号42のユニフォームに袖を通しメジャーのグランドに立つ。
しかしそんな彼の前には、数々の差別的待遇や
卑劣ないやがらせが当然のように待ち受けていた。
チームメイトさえ味方してくれない過酷な状況の中、
リッキーとの約束を守り、歯を食いしばって耐え忍び、
プレーに集中するジャッキーだったが…。
<allcinema>
◇
今やMLBでは全球団共通の永久欠番である42。
あのイチローもこの背番号を付けプレーしたことあります。
伝記映画になる人物はどれだけの功績を世に残したか。
今回のジャッキー・ロビンソンは史上初の
黒人メジャーリーガーとして数々のバッシングを受けながらも
己の信念の強さでそれを克服しているのが共感できます。
この映画いろんな名言が飛び交いますが
どれも自分の心に刻んでおきたいものばかり。
ワタシとしてはドジャースのGMブランチ・リッキーが
ロビンソンや他の関係者に言い放つセリフが重かったです。
これって仕事でも私生活でも案外使えそうな気がして
この記事に向かう今としてはほとんど忘れてしまっているのが
非常に悔しい^^;
こんなことならメモしておけばよかった(笑)
【今週のツッコミ】
・ジャッキーといえばワタシの中では『ジャッキー・ブラウン』(爆)
・ベースボール映画として近年の3部作目にはいまひとつ!
『マネーボール』『人生の特等席』の次を期待したんだが^^;
・おそらく選手を題材にしておきながら試合シーンに
もうひとつ迫力がなかったことが痛かったかな。
塁間やバッテリー間を微妙に狭くしてシーン撮影してる?
・少なくとも数字を見る限りMLB傘下の3A(マイナーリーグ)よりも
ニグロリーグの方がベースボールレベルが上であると予想する。
ニグロ時代のロビンソンの打率350~380に対し
マイナーでの打率650というとんでもない数字がまさに“それ”だ。
・ドジャースのショートを守っていたイタリア系ピー・ウィー・リース。
彼を演じたのは『ワイルド・スピード3』のルーカスくんだったのね。
どこか『メジャーリーグ』のチャーリー・シーンを思い出す^^
このピー・ウィー・リースはチーム内で最もロビンソンを
支えた男として有名だそうです。
・フィラデルフィア・フィリーズとの試合で遠征先のホテル宿泊拒否って
チーム全員で結局どこに泊まったの?^^;
・そのフィリーズ戦で相手の監督ベン・チャップマンのヤジは半端ない!
あの機関砲のような「ニガー、ニガー」の連呼はさすがにキツイ。
グッと耐えるロビンソンを気遣い、エディ・スタンキーが
相手監督に詰め寄るシーンは涙腺が緩んでしまった。
この映画で唯一感情を揺さぶられたシーンでした。
・MLBの暴れん坊で有名だったエディ・スタンキーはこの頃から
すでに頭角を現していたってことか(笑)
・「ミセス・ロビンソン」といえばサイモン&ガーファンクルのワタシ(笑)
それとも映画『卒業』の方を思い出す貴方はかなりの映画通ですね。
-----------------------------------------------------------------
監督:ブライアン・ヘルゲランド
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
撮影:ドン・バージェス
音楽:マーク・アイシャム
出演:チャドウィック・ボーズマン/ハリソン・フォード/ニコール・ベハーリー/
クリストファー・メローニ/ルーカス・ブラック/
『42~世界を変えた男~』
世界を変えたのは選手かGMかどっちなんだろうか。
苦境に耐えまくった男、やはり選手のロビンソンの方か。
それともご法度なアイデアを貫いたGMの方か(笑)
◇
1945年、
ブルックリン・ドジャースのGMブランチ・リッキーは、
一人の黒人選手と契約を交わす。
その名はジャッキー・ロビンソン。
当時、メジャーリーガーは白人だけの世界。
リッキーのこの決断に対し非難の嵐が巻き起こる。
それでも下部リーグの3Aに出場し、
逆境の中で実績を残していくジャッキー。
そしてついに1947年、彼はドジャースの一員として、
背番号42のユニフォームに袖を通しメジャーのグランドに立つ。
しかしそんな彼の前には、数々の差別的待遇や
卑劣ないやがらせが当然のように待ち受けていた。
チームメイトさえ味方してくれない過酷な状況の中、
リッキーとの約束を守り、歯を食いしばって耐え忍び、
プレーに集中するジャッキーだったが…。
<allcinema>
◇
今やMLBでは全球団共通の永久欠番である42。
あのイチローもこの背番号を付けプレーしたことあります。
伝記映画になる人物はどれだけの功績を世に残したか。
今回のジャッキー・ロビンソンは史上初の
黒人メジャーリーガーとして数々のバッシングを受けながらも
己の信念の強さでそれを克服しているのが共感できます。
この映画いろんな名言が飛び交いますが
どれも自分の心に刻んでおきたいものばかり。
ワタシとしてはドジャースのGMブランチ・リッキーが
ロビンソンや他の関係者に言い放つセリフが重かったです。
これって仕事でも私生活でも案外使えそうな気がして
この記事に向かう今としてはほとんど忘れてしまっているのが
非常に悔しい^^;
こんなことならメモしておけばよかった(笑)
【今週のツッコミ】
・ジャッキーといえばワタシの中では『ジャッキー・ブラウン』(爆)
・ベースボール映画として近年の3部作目にはいまひとつ!
『マネーボール』『人生の特等席』の次を期待したんだが^^;
・おそらく選手を題材にしておきながら試合シーンに
もうひとつ迫力がなかったことが痛かったかな。
塁間やバッテリー間を微妙に狭くしてシーン撮影してる?
・少なくとも数字を見る限りMLB傘下の3A(マイナーリーグ)よりも
ニグロリーグの方がベースボールレベルが上であると予想する。
ニグロ時代のロビンソンの打率350~380に対し
マイナーでの打率650というとんでもない数字がまさに“それ”だ。
・ドジャースのショートを守っていたイタリア系ピー・ウィー・リース。
彼を演じたのは『ワイルド・スピード3』のルーカスくんだったのね。
どこか『メジャーリーグ』のチャーリー・シーンを思い出す^^
このピー・ウィー・リースはチーム内で最もロビンソンを
支えた男として有名だそうです。
・フィラデルフィア・フィリーズとの試合で遠征先のホテル宿泊拒否って
チーム全員で結局どこに泊まったの?^^;
・そのフィリーズ戦で相手の監督ベン・チャップマンのヤジは半端ない!
あの機関砲のような「ニガー、ニガー」の連呼はさすがにキツイ。
グッと耐えるロビンソンを気遣い、エディ・スタンキーが
相手監督に詰め寄るシーンは涙腺が緩んでしまった。
この映画で唯一感情を揺さぶられたシーンでした。
・MLBの暴れん坊で有名だったエディ・スタンキーはこの頃から
すでに頭角を現していたってことか(笑)
・「ミセス・ロビンソン」といえばサイモン&ガーファンクルのワタシ(笑)
それとも映画『卒業』の方を思い出す貴方はかなりの映画通ですね。
-----------------------------------------------------------------
監督:ブライアン・ヘルゲランド
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
撮影:ドン・バージェス
音楽:マーク・アイシャム
出演:チャドウィック・ボーズマン/ハリソン・フォード/ニコール・ベハーリー/
クリストファー・メローニ/ルーカス・ブラック/
『42~世界を変えた男~』
「ヘルプ~」なんかも感じましたが、人種差別を受けたことがない人間には、差別する人間の品格を強く感じさせられ、自分はどちら側でありたいのか、意識させられます。
今作では、ハリソン爺さまの名言にいちいち納得させられました。
ベンチのチームメイトの微妙な表情とか、ベタだけど、あーいうの好き^^
さて、日本シリーズも最終戦。
楽天が勝ったら、楽市楽座は大盛り上がりでしょうかねぇ~期待(笑)
Carryは見たい映画ではないですが、クロエはもう16才、やんちゃなLadyになりやした。
ジャッキー・コーガンは100歩譲ってもないです(爆)
スポーツモノで思うのは、いかに本物志向であるか!に焦点合わせたがるワタシですが
こういう映画なら特にそんなもの必要としませんでしたが
敢えて試合シーンを見せるもんだから、気になって仕方なかったです(笑)
ハリソン爺さんのセリフは記憶に残したいものばかりでしたね。
親として子に論する場合に使えそうで(爆)
昨日のマー君はまさかの結果でしたね。
でも、今日、悲願の日本一となってほんとうによかったです。
楽市楽座も絶対大盛り上りだと思いますよ(笑)
ワタシは楽天市場での超得割に期待してます^^
クロエが来日しているんですね!それは知らなかったです。
そういや、劇場ではここ最近『キック・アス2』の予告編で“大人になったクロエ”みたいなキャッチコピーでバンバン流してますよ(笑)
『キャリー』はオリジナルと比べるとヒロインが垢抜けすぎている違和感はあります(笑)
もっとブサイクな子役いなかったのかな~^^;
感動が薄いとか。。でも実話だし。。。
とかいろいろ思ってたんですが、itukさんに言われてわかりました。そう、野球のシーンが迫力にかける。
わたしは、ほとんど野球をみることがない人間です。
TVもニュースが関の山、
でも、今回の日本シリーズはずっと見てました。
ファンでなくても、あの緊張感と、気迫に見ずにいられない。
すごい迫力、今日は感動して思わず涙でした。
この映画には、そこの部分がない。
やはり、試合に感動させてほしかったです。
それにしても、マー君!!よかった。
そうなんですよ。
メジャー黒人第一号という触れ込みでしかも成績もよかったとなれば
試合でも絶対感動シーンもあったはずですが
映画ではそこのところほとんど淡々としてましたもんね^^
今日の楽天の胴上げは見てなかったです^^;
セは中日、パは楽天ファンなんですが昨日のマー君みたことで満足しちゃって(内容は負けましたが)
彼の配球、持ち球すべて見られてそこに満足でしたよ(笑)
あ、今日のラスト9回もマー君だったんですね^^
メジャーリーガーにしては小柄で役者さんも可愛らしい感じだったので意外です___φ(◎◎へ)フムフム
>「ミセス・ロビンソン」
私は映画『卒業』のラストシーンの夜叉の様なミセス・ロビンソンを思い出しながら、頭の中で
♪ And here's to you, Mrs. Robinson ♪が流れてました(笑)
>MLBの暴れん坊で有名だったんですか!?
はい、そういう風にウィキに書いてありました(自分で調べてないんかい)^^;
そうそう、小柄でキュートな感じと相まってアウトローな感じがどことなく宇宙人ポールみたいでしたよね!
「今度言ったらぶん殴るぞ!」この発言はもうちょっと紳士的な言い回しをしてほしかったです。
>『卒業』のラストシーンの夜叉の様なミセス・ロビンソン
たしかに夜叉のように怒ってましたよね!(爆)
これテレビで観た頃はキャサリン・ロスに夢中になりましたが
今ならミセス・ロビンソンことアン・バンクロフトの方が断然魅力あります(笑)
知ってる俳優さんが殆ど出てなかったですが、代わりに物語に集中出来ました。
白人のおっちゃんが近付いて来て
「俺は、あんたを応援してる」とわざわざ不器用に言ってくれるシーンにだけ、ちょっとウルッと来ましたかね。
悪くはないんだけど・・何処かモノ足りなかったです。
ワタシも知ってる俳優はハリソンとルーカスくんだけでした(笑)
メジャー球団に入った頃の人種差別は映画で見てる以上のモノがきっとあったんでしょうが
2時間で物語を完成させなければいけないが故、差別自体の深刻さはこんなものかでした。
>「俺は、あんたを応援してる」とわざわざ不器用に言ってくれるシーン
これ分かります!
こういう映画ってかならず居るんですよね。不器用なほど響いてしまうんです^^
やっぱり『マネー~』『人生~』と比較するともうひとつ掘り下げが足らなかった感じですかね~。