メカニック：ワールドミッション

評価:★★★【３点】



ステイサムくんのキレのあるアクションが見られるなら
ストーリーなんて、あってもなくても気にしないこと。


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精密で正確な仕事ぶりで“メカニック”と呼ばれた
凄腕の元殺し屋ビショップ。今は裏社会から足を洗い、
リオデジャネイロで平穏な日々を送っていた。
そんなある日、幼少期から暗殺者として
一緒に育てられた男クレインからの依頼が舞い込む。
彼はある事件がもとで
ビショップへの憎しみを募らせる因縁の相手でもあった。
依頼を拒絶して、タイに身を隠すビショップだったが、
何の罪もない女を人質にとられてしまい、
やむを得ず依頼を受けることに。
しかしそれは、武器商人として
世界を裏で操る３人の超大物フィクサーを暗殺するという、
あまりにも危険で困難なミッションだった。
＜allcinema＞

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シリーズとして続けていくのはいいけど
そもそも、ステイサムくんが主演するアクション映画を
邦題と内容をすべて把握しているファンはいるのだろうか。

これだけ似かよったシチュエーションで量産されてしまうと
前作の『メカニック』が
どんな内容だったかなんてまるで思い出せない。

でもいいんです！
彼の映画にはときどきナイス美女が登場するので
ワタシはそれ目当てに劇場に行っているようなもの(笑)
今回のジェシカ・アルバはワタシの中では
ストライクゾーン外角低めいっぱいに入っていた。


【今週のツッコミ】

・たぶん、ステイサムくんのなかでは作品ごとに
　キャラクターを変えているんだろうね。
　本作では若干無表情でクールな演技をしてるようでしたし。

・少年時代の恨みを晴らすためという設定自体がイマイチ。
　ビジネスであれだけ成功してるわけだし、何でそこに執着する？
　なんてことを説くための理由がまったくなし。

・あ、ステイサムくんの映画にストーリー上のツッコミはダメ。
　元・高飛び込み選手という経歴を生かしたアクションは流石だった。

・今回のミッションの中でひとつ気になったのが
　超高層ビルの壁を特殊器具で登っていくところ。
　あれってまんま『ミッション・インポッシブル４』だし(笑)

・にしても、屋上から側面に突き出たガラス張りのプールって
　ある意味、テーマパークの下手な絶叫マシーンよりも
　はるかに怖いと思ったんですけど＾＾；

・その富豪のオッサンが屋上から転落死するんだけど
　街行く人々が悲鳴を上げてる中で、つぶれた死体に目もくれず
　人と逆の方向に歩く姿に「アンタ、それ逆に立ちますぜ」だった。
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監督:デニス・ガンゼル
脚本:フィリップ・シェルビー/トニー・モジャー/
音楽:マーク・アイシャム


出演:ジェイソン・ステイサム/ジェシカ・アルバ/トミー・リー・ジョーンズ/
　　　　ミシェル・ヨー/


『メカニック：ワールドミッション』