
評価:★★★【3点】
ヒロインに最後まで感情移入できないというのは辛い(苦笑)
リュック・べッソンが製作・脚本として関わっているので
当然、『ニキータ』『レオン』に続く女戦士3部作として
期待値もそこそこ上がってしまうわけでして、、、^^;
◇
1992年、南米コロンビア。
9歳の少女カトレアは、マフィアの大物が送り込んだ刺客によって
目の前で両親を惨殺される。
カトレアは決死の逃走の末に追っ手を振り切り、
叔父のエミリオを頼ってシカゴへと向かう。
両親を殺した者たちへの復讐だけを胸に成長したカトレア。
15年後、凄腕の暗殺者となった彼女は、
復讐相手へのメッセージとして必ず殺しの現場に
自身の名の由来でもあるカトレアの花を残していった。
マフィアがカトレアの暗殺に動き出す一方、
FBIからも追われる身となるカトレアだったが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレあります。要注意】
あらすじ自体は、よくある復讐物。
さらっと読めば、大体のイメージは掴め、予告編の映像も
なかなかシャープでカッコよかったんですけどね。
結論から言って、両親を殺された少女の切迫した悲壮感が
もうひとつ伝わってこない。
それでも、自宅に乗り込んできた刺客たちから
間一髪逃げるシーンにハラハラしたんですが
この少女は、すでにパルクールを自在に使ってるから凄い!
できる子は、こんな少女時代からできるんですね(笑)
時が経ち15年が過ぎる。
立派な殺し屋へと成長したカトレアは
ワザと車両事故を起こし留置場に収監されるのはいいけど
国家エージェント顔負けの仕事ぶりの割には
復讐していく過程が、あまりにも幼稚で遠回りしている。
このカトレアの凄腕からすれば、面倒な時間の余白を
すべて取っ払った場合、20分で事が済むように思えますが^^;
復讐する組織に対しひとりづつ殺していくのはいいけど
間延びしちゃってて、どうにも退屈になってくるのが痛かった。
それでも、カトレアのガンアクションと
肉弾戦に関しては「さすが!」のひとことです!
切れ味鋭くすばらしかった!
でも、ワタシの好みではありませんけど(苦笑)
【今週のツッコミ】
・さて、本作のダメなところといえば
伯父を訪ね、いきなり「殺し屋になりたい」
この言葉に、もうちょっと言いようがあるだろうって感じです。
これも家庭環境から来るものだったのか。
普通の家庭でなら「復讐したい」となりそうですが。
・そして、新しい学校への編入の帰り道で
伯父が取ったまさかの銃発砲!
まったく関係ない通行車両にこれは有りえないでしょう!(爆)
・少女カトレアは、もしも両親が殺されなかったら
普通にオリンピックを目指せるアスリートになっていたと思うよ。
・カトレアが単身乗り込んだ敵のアジトでの銃撃シーンには
カメラの構図からカット割りまで完ぺきだった気がする。
だから尚更ドラマ部分の物足りなさが惜しくなりますなぁ~。
・子役時代のカトレアに戦術教えるシーンが一部でもあれば。。。
『ハンナ』の序盤と本作の終盤を合体させたら傑作になるかも(笑)
・自宅のプールでサメを飼うのが、富豪の証?(爆)
・本作が期待以下だったことで、月末の『エージェント・マロリー』には
期待値を下げて観ようと思っています(苦笑)
-----------------------------------------------------
監督:オリヴィエ・メガトン
脚本:リュック・ベッソン/ロバート・マーク・ケイメン
撮影:ロマン・ラクールバ
音楽:ナサニエル・メカリー
出演:ゾーイ・サルダナ/ジョルディ・モリャ/クリフ・カーティス/
アマンドラ・ステンバーグ
『コロンビアーナ』
ヒロインに最後まで感情移入できないというのは辛い(苦笑)
リュック・べッソンが製作・脚本として関わっているので
当然、『ニキータ』『レオン』に続く女戦士3部作として
期待値もそこそこ上がってしまうわけでして、、、^^;
◇
1992年、南米コロンビア。
9歳の少女カトレアは、マフィアの大物が送り込んだ刺客によって
目の前で両親を惨殺される。
カトレアは決死の逃走の末に追っ手を振り切り、
叔父のエミリオを頼ってシカゴへと向かう。
両親を殺した者たちへの復讐だけを胸に成長したカトレア。
15年後、凄腕の暗殺者となった彼女は、
復讐相手へのメッセージとして必ず殺しの現場に
自身の名の由来でもあるカトレアの花を残していった。
マフィアがカトレアの暗殺に動き出す一方、
FBIからも追われる身となるカトレアだったが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレあります。要注意】
あらすじ自体は、よくある復讐物。
さらっと読めば、大体のイメージは掴め、予告編の映像も
なかなかシャープでカッコよかったんですけどね。
結論から言って、両親を殺された少女の切迫した悲壮感が
もうひとつ伝わってこない。
それでも、自宅に乗り込んできた刺客たちから
間一髪逃げるシーンにハラハラしたんですが
この少女は、すでにパルクールを自在に使ってるから凄い!
できる子は、こんな少女時代からできるんですね(笑)
時が経ち15年が過ぎる。
立派な殺し屋へと成長したカトレアは
ワザと車両事故を起こし留置場に収監されるのはいいけど
国家エージェント顔負けの仕事ぶりの割には
復讐していく過程が、あまりにも幼稚で遠回りしている。
このカトレアの凄腕からすれば、面倒な時間の余白を
すべて取っ払った場合、20分で事が済むように思えますが^^;
復讐する組織に対しひとりづつ殺していくのはいいけど
間延びしちゃってて、どうにも退屈になってくるのが痛かった。
それでも、カトレアのガンアクションと
肉弾戦に関しては「さすが!」のひとことです!
切れ味鋭くすばらしかった!
でも、ワタシの好みではありませんけど(苦笑)
【今週のツッコミ】
・さて、本作のダメなところといえば
伯父を訪ね、いきなり「殺し屋になりたい」
この言葉に、もうちょっと言いようがあるだろうって感じです。
これも家庭環境から来るものだったのか。
普通の家庭でなら「復讐したい」となりそうですが。
・そして、新しい学校への編入の帰り道で
伯父が取ったまさかの銃発砲!
まったく関係ない通行車両にこれは有りえないでしょう!(爆)
・少女カトレアは、もしも両親が殺されなかったら
普通にオリンピックを目指せるアスリートになっていたと思うよ。
・カトレアが単身乗り込んだ敵のアジトでの銃撃シーンには
カメラの構図からカット割りまで完ぺきだった気がする。
だから尚更ドラマ部分の物足りなさが惜しくなりますなぁ~。
・子役時代のカトレアに戦術教えるシーンが一部でもあれば。。。
『ハンナ』の序盤と本作の終盤を合体させたら傑作になるかも(笑)
・自宅のプールでサメを飼うのが、富豪の証?(爆)
・本作が期待以下だったことで、月末の『エージェント・マロリー』には
期待値を下げて観ようと思っています(苦笑)
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監督:オリヴィエ・メガトン
脚本:リュック・ベッソン/ロバート・マーク・ケイメン
撮影:ロマン・ラクールバ
音楽:ナサニエル・メカリー
出演:ゾーイ・サルダナ/ジョルディ・モリャ/クリフ・カーティス/
アマンドラ・ステンバーグ
『コロンビアーナ』
オードリーは若く美しく”理想的な彼女”、グレゴリー・ペックはちょっぴり不良だが紳士、なにより二人とも今の俳優たちよりも気品がある。
ローマの休日いいですよね~
あの時代の俳優には、オーラがすごいですよね!(笑)
そうそう、気品があります。
これは今の時代、これだけの品位を持ち合わせた俳優はなかなか居ませんね^^;