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最強のふたり

2012年09月01日 22時18分48秒 | 映画 さ行
評価:★★★★【4点】


固い絆で結ばれた男の友情もたまには良いもんだ。

邦題の「最強」の意味を、どう解釈したかは置いておいて
まずは、スルー作品と決めていたにも関わらず
巷の評価があまりにも高いことから、興味を持ってしまいました。

それから、TOHOのシネマイレージが5600マイル溜まってるので
ざっくり言って、あと4本鑑賞すれば9月末の新作ラッシュに
なんとか間に合いそうってこともあり、観ることにしました。



主演2人の演技が世界中で絶賛された感動のヒューマン・コメディ。
実話を基に、首から下が麻痺した大富豪の中年男と、
ひょんなことからその介護人となったスラム出身の黒人青年が、
互いの境遇の違いを乗り越えて真の友情を育んでいく姿を、
ユーモアを織り交ぜハートウォーミングかつエモーショナルに綴る。

パラグライダーの事故で
首から下が麻痺してしまった大富豪のフィリップ。
彼の新しい介護人募集の面接にやってきたのは、
いささか場違いな雰囲気の黒人青年ドリス。
スラム街に暮らす彼の目的は、
失業手当をもらうための不採用の証明書だった。
周囲の憐れみの同情と腫れ物に触るような態度に辟易していたフィリップは、
そんなドリスのふてぶてしい態度に興味を抱き、
思いつきで採用してしまう。
ドリスには介護の経験がないばかりか、
趣味や生活習慣にいたるまで互いが歩んできた世界はまるで水と油。
いつまで持つかと思われたが、障がい者相手にも遠慮することなく
本音で接するドリスは、他の誰よりもフィリップの心を解きほぐし、
いつしか2人は固い絆で結ばれていく。
<allcinema>



お!なかなかいいじゃん、これ!

雰囲気はハリウッド映画のハートフル系のようなノリで
丁寧な作り込みもあって観やすかったです。
ヨーロッパ映画にありがちな曖昧なラストってものに
どうにも馴染めなかったのですが、本作はこのラストこそが
素晴らしい出来上がりとして、一気に評価アップしてしまいました。

首から下が、完全マヒの大富豪のフィリップ。
介護人を雇うも、過酷な労働(?)で過去の介護人らの
誰もが悲鳴を上げ、2週間持たないというから凄いわ(苦笑)

そこへやって来たのは、端に失業保険欲しさのために
ある意味、不正な動機だけの黒人青年ドリス。
他に面談に来てたメンバー5~6人の優秀な肩書に対し
まともに学校も出てない、ましてや介護資格もないし
当然、経験もないって言うんだから、だれがどうみてもダメでしょう!

ところが、これを採用してしまうからドラマになるんですね(笑)
場違いも甚だしい黒人青年に興味を抱いた男の型破りな決断。

マニュアル化された介護人の接し方に間違いはないけど
残りの人生を、ただ生きて行くだけじゃなく
ドリスに掛けたのは、やっぱり刺激が必要だったんでしょう。
健康体のときに趣味でやってたパラグライダーってのも
伏線になってます。

障害者に対し同情も憐れみも持たず、フィリップを健常者として
接する、ドリスの純真な部分が物語りを引っ張るかたちで
最後の感動を呼んだんでしょうね。


これは、観ておいてよかったです。


【今週のツッコミ】
・ドリスが採用されなかったらマセラティ・クアトロポルテは
 いったいどうなってしまうのだろう。
 フェラーリV8エンジン音は、ドリスじゃないけど
 「いい音してるぜ!」(笑)

・ドリスによって初体験できたこと。
 1、マリファナを初めて吸いました。
 2、ハイウェイを暴走しパトに追われました。
 3、養女のしつけをガツンとしました。
 4、髭面をいろいろ変えて遊びました(遊ばれました)。
 5、文通相手と電話で話しました。
 6、文通相手と。。。

・他人の迷惑って遠まわしにその旨を伝えるのが世の常。
 ドリスは直接的で至って単純なところが気持ちいい。

・首から下が麻痺してる場合、耳が性感帯となるらしい。

・フィリップが異性にアプローチする場合、知的部分を前面に出すらしい。
 ドリスは性欲本能にユーモアを混ぜていたが、こっちのほうが
 手っ取り早いよね(笑)
 でも、公の場では受け入れられない場合があるから要注意(笑)

・最後の本人たちの映像は必要だったか、、、?
 フィリップがどことなく裏組織の大物に見えてしまった^^;
---------------------------------------------------
監督:エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ
脚本:エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ
撮影:マチュー・ヴァドピエ
音楽:ルドヴィコ・エイナウディ


出演:フランソワ・クリュゼ/オマール・シー/アンヌ・ル・ニ


『最強のふたり』




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22 コメント

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こんばんは☆彡 (ひろちゃん)
2012-09-01 23:56:24
私は、ハリウッドエンタメが好きなので、曖昧なラストの多い、ヨーロッパの映画は苦手ですし、フランス映画との
相性も良くないσ(^◇^;)
ですが、この作品は良かったですよね~♪
フランス映画だったの?(って知っていたけど・笑)って
思ちゃいましたもん(笑)
後味も良くて、ほんと、心地良い作品でした\(^o^)/

>フィリップがどことなく裏組織の大物に見えてしまった^^;

あはは~。そう言えば確かに~。
この映画のフィリップは、細くて(体重10キロ落としたとのこと)知識人的でしたが、ちょこっと映った実際の
フィリップは、やけに貫禄がありましたよね(笑)
なかなかいいよねー。 (rose_chocolat)
2012-09-02 00:14:12
よかったでしょー?

ちなみにわたしは3800マイルなんだけど、今年期限がたったの65マイルなんで、来年ゆっくり交換しようかと思ってるんだよ。
65マイルは年末の(全然当たらん)懸賞にでも使うかな。
それか必死こいて年内6000マイル・・・はキツいからね。年末年始には絶対換えたくない~。
ひろちゃんへ (ituka)
2012-09-02 09:05:54
おはようございます。
お!フランス映画との相性よくなかったんですね^^
ワタシも、過去を振り返ってもフランス映画のお奨めってのには即答できない(笑)

言語とパトカーを除けば、雰囲気はハリウッド映画みたいでしたよね。

>この映画のフィリップは、細くて(体重10キロ落としたとのこと)知識人的でしたが

へ~、そうだったんですか!
最後の本人映像は貫録あったので、体重はとくに落とさなくてもいいような気もしますけどね(苦笑)
今も、このふたりは固い絆で結ばれているんでしょうね。
ドリスを見て、これがほんとうの介護士の姿に見えました^^
roseさんへ (ituka)
2012-09-02 09:18:01
おはようございます。
この作品は観ておいてよかったです!
こういう型破りな介護人だからこそ、フィリップを喜ばせたみたいな(笑)
こうしてみると、資格も大事だけど、本来は患者との相性ですからね。

シネマイレージ3800ですか。
TOHO限定でいくと、年内ギリって感じですよね(笑)
でも、そうなると年末年始のお子ちゃま映画にぶち当たってしまいますか^^;

やっぱり、有効に使うには、春と秋に限りますよね!^^

>65マイルは年末の(全然当たらん)懸賞にでも使うかな。

ワタシも中途半端な場合、懸賞に活用しちゃいますよ(笑)
September (オリーブリー)
2012-09-03 13:15:57
って、Do you remember?から始まるでしょう?^^
当時の彼氏の誕生日が9月で、いつの間にか仲間内でバースデーソングのように扱われていたのを歌い出しと共に思い出しちゃうんですよ(笑)
そー言えば、もう9月ですね~どうしてるんだろう、ハゲちゃったかな(爆)

こー言う巡り合いって、相性や運命的なものはあるのだろうけど、逆に人間らしくて良かったですよね。
それと、お金があるって言うのは、贅沢三昧できるけど、それだけでなく余裕を持てるって重要なんだと思いました。
気持ちに余裕を持つことで、素敵な人生を送ることができますものね。
たまたま良い人ばかりだったからかも知れないけど、本当のお金持ちは欲ではなくゆとりなんだと感じました。
オリーブリーさんへ (ituka)
2012-09-03 19:51:00
こんばんは。
そうそう!9月のことを覚えているかい?
おいらと踊った一夜限りの満月の夜~(←ほんとか?)
ハーディヤのところ、オリーブリーさんに変えたら楽しいね^^
そう、もう9月ですよ~(笑)
ハゲてる確率はマネー理論でいえば約4割くらいかも^^;
ツル禿げじゃなかったら許せます?(爆)

こころにゆとりが欲しいですよね。
貧困でも心に余裕があれば、それで幸せなんです!と言いたいけど
やっぱり、多少は世間並みの生活は必要ですよね(爆)
でないと、劇場に通えないわ^^;

フィリップは再婚したんですよね!あのひとと^^
いいお話でした (kira)
2012-09-06 23:25:16
今週のツッコミ
>ドリスが採用されなかったらマセラティ・クアトロポルテは
あの養女が乗り回すと、みた(笑)
アレは監督が惚れこんで登場させたみたいですね。

>ドリスによって初体験できたこと
も一つ、
親戚のやな男にシロウトの絵を高値で売った(←へたすると詐欺。爆)

マイル・・・いつも11月~12月にかけて、劇場鑑賞できなくなるので
きっと今年もダメだわ~

kiraさんへ (ituka)
2012-09-07 00:10:57
こんばんは。
【今週のツッコミ】←これかなりお気に入りです(笑)
名付け親のkiraさん、ありがたく使わせてもらっています(*^-゜)vィェィ♪

あの養女がマセラッティを使うとは思いつきませんでした!(笑)
思えば、絶対に乗りまわしてキズだらけにして洗いもせずに放置プレイですよね!
ドリスが居てほんとうによかった!(笑)
監督さんのセンスもなかなかのモノですね^^

>親戚のやな男にシロウトの絵を高値で売った(←へたすると詐欺。爆)

適当に描いて約100万円って、すごい副業ですよね!
でも、遠くから眺めたら、それなりに見えてくるから怖いことです(笑)

>マイル・・・いつも11月~12月にかけて、劇場鑑賞できなくなるので
>きっと今年もダメだわ~

年末にかけて忙しくなってしまうのですか~
たぶん、この辺りはアカデミー狙いの秀作が多いんで期待する時期なんですよ(笑)

ドリスとフィリップ。 (BC)
2012-09-11 02:36:31
itukaさん、こんばんは。

ドリスは誰に対しても垣根はなくて仲良くなれるし、
対等に接するのが普通な人なのでしょうね。
ドリスは人を区別する事を知らないだけなんだろうけど、
障害を抱えた事で同情されてきて
マニュアル通りの介護にも辟易していたフィリップにとっては
開放的なドリスの存在は救われた思いがしたのかもしれないですね。
BCさんへ (ituka)
2012-09-11 23:40:43
こんばんは。
改めて“ドリスとフィリップ”と繋げるとウィスキーとタバコみたいね(笑)

しかし、これだけ器の大きい大富豪って稀ですよね。
一旦は別れる二人ですが、やっぱり、それに至るまでの男の友情、絆が深かった分
生涯の良き友となって行くんでしょう。

パラグライダーの事故の件、病気の妻のために飛んでたとは、、、
その重要なシーン、台詞を聞き逃してましたよ(汗)

出てくる登場人物に誰一人悪人が居ないというのも、作品的に成功だったと思います。

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