
満足度:★★★☆【3.5点】
実在のバレエ・ダンサー、ジョイ・ウーマックの伝記映画。
◆
世界最高峰のバレエ団“ボリショイ・バレエ”のプリマを目指すアメリカ人バレリーナが
様々な困難に直面していく中で、
次第に常軌を逸した精神状態に追い込まれていく壮絶なレッスンの日々を、
緊張感あふれる筆致で赤裸々かつスリリングに描き出していく。
<allcinema>
◆
通例としてアメリカ人がロシアのボリショイ・バレエ団に応募しない理由は
ほぼ確実に合格できない現実があり、実力はあっても結局は政治的背景に敗れてしまう。
しかしながら、過去に唯一アメリカ人女性のプリマが誕生しており
アメリカ生まれのジョイは、幼少期から彼女に憧れを抱き自分の目標としていた。
そうしたなか、名門ボリショイ・バレエ・アカデミーからスカウトされたジョイ。
夢を叶えるため高鳴る鼓動を抑えつつ15歳で単身ロシアの地に降り立つ。
しかし、彼女を待ち受けていたのは想像を絶する過酷な現実があったのだった。
バレエ団の伝統と国籍の壁、さらにはアメリカ人であることで受ける差別や
仲間との距離感に戸惑いながら、それでも合格を目指しジョイはレッスンに挑んでいた。
中でも教師のヴォルコワによる指導は尋常ではなく、フェッテの回転ひとつ妥協しない。
毎日のように浴びせられる厳しい言葉や、嫉妬に満ちたライバルからの嫌がらせ
そして体に鞭打つ過激なトレーニングの末、ジョイはついに複雑骨折という大怪我を負う。
ロシアで本当にやっていけるのか葛藤しつつ、焦る彼女は驚愕の選択をしてしまう。
オープニング、固定カメラに映るフェッテをするダンサー、次第にズームインしていくと
そこには荒々しい息づかいとシューズが床を叩く振動、衣装が風を切る音が入り混じり
優雅に踊ってるように見えても、実は苦痛に耐えながらの演技であることが分かる。
このダンサーが骨折中のジョイであったことが分かるラストカットに息を呑む!
ー予告編ー
◆
【今週のひと言】
・楽しみにしていた作品が地元のミニシアターで遂に上映された!
・ボリショイ・バレエ団に入った途端に大金渡されプリマを約束する権力者。
その見返りは、どこの世界も女性が弱者となる構図は同じだな~と。
・念願のボリショイ・バレエ団に入ったが短命で終わったジョイ。
でも、バレエはそこだけじゃないんだよ的な最後のテロップに不思議と涙が。
・目覚まし盗んで遅刻させ、シューズにガラス片とか、ヤバすぎだろ。
映画のサイコホラーあるあるだけど、実際にあったことが怖すぎる。
・久々のダイアン・クルーガーの佇まいに「こんなに綺麗な人だった?」(こら)
-------------------------------------------------------------------------------------------
監督:ジェームズ・ネイピア・ロバートソン
脚本:ジェームズ・ネイピア・ロバートソン
音楽:デイナ・ランド
出演:タリア・ライダー、ダイアン・クルーガー、オレグ・イヴェンコ
実在のバレエ・ダンサー、ジョイ・ウーマックの伝記映画。
◆
世界最高峰のバレエ団“ボリショイ・バレエ”のプリマを目指すアメリカ人バレリーナが
様々な困難に直面していく中で、
次第に常軌を逸した精神状態に追い込まれていく壮絶なレッスンの日々を、
緊張感あふれる筆致で赤裸々かつスリリングに描き出していく。
<allcinema>
◆
通例としてアメリカ人がロシアのボリショイ・バレエ団に応募しない理由は
ほぼ確実に合格できない現実があり、実力はあっても結局は政治的背景に敗れてしまう。
しかしながら、過去に唯一アメリカ人女性のプリマが誕生しており
アメリカ生まれのジョイは、幼少期から彼女に憧れを抱き自分の目標としていた。
そうしたなか、名門ボリショイ・バレエ・アカデミーからスカウトされたジョイ。
夢を叶えるため高鳴る鼓動を抑えつつ15歳で単身ロシアの地に降り立つ。
しかし、彼女を待ち受けていたのは想像を絶する過酷な現実があったのだった。
バレエ団の伝統と国籍の壁、さらにはアメリカ人であることで受ける差別や
仲間との距離感に戸惑いながら、それでも合格を目指しジョイはレッスンに挑んでいた。
中でも教師のヴォルコワによる指導は尋常ではなく、フェッテの回転ひとつ妥協しない。
毎日のように浴びせられる厳しい言葉や、嫉妬に満ちたライバルからの嫌がらせ
そして体に鞭打つ過激なトレーニングの末、ジョイはついに複雑骨折という大怪我を負う。
ロシアで本当にやっていけるのか葛藤しつつ、焦る彼女は驚愕の選択をしてしまう。
オープニング、固定カメラに映るフェッテをするダンサー、次第にズームインしていくと
そこには荒々しい息づかいとシューズが床を叩く振動、衣装が風を切る音が入り混じり
優雅に踊ってるように見えても、実は苦痛に耐えながらの演技であることが分かる。
このダンサーが骨折中のジョイであったことが分かるラストカットに息を呑む!
ー予告編ー
◆
【今週のひと言】
・楽しみにしていた作品が地元のミニシアターで遂に上映された!
・ボリショイ・バレエ団に入った途端に大金渡されプリマを約束する権力者。
その見返りは、どこの世界も女性が弱者となる構図は同じだな~と。
・念願のボリショイ・バレエ団に入ったが短命で終わったジョイ。
でも、バレエはそこだけじゃないんだよ的な最後のテロップに不思議と涙が。
・目覚まし盗んで遅刻させ、シューズにガラス片とか、ヤバすぎだろ。
映画のサイコホラーあるあるだけど、実際にあったことが怖すぎる。
・久々のダイアン・クルーガーの佇まいに「こんなに綺麗な人だった?」(こら)
-------------------------------------------------------------------------------------------
監督:ジェームズ・ネイピア・ロバートソン
脚本:ジェームズ・ネイピア・ロバートソン
音楽:デイナ・ランド
出演:タリア・ライダー、ダイアン・クルーガー、オレグ・イヴェンコ
現実に押しつぶされそうなヒロイン見てて辛かったです。
せめて、大谷選手のように楽しそうにやって欲しかったです。
ブログの引っ越し先ですけど、落ち着いた雰囲気のあるHatenaに決定しましたよ。