評価:★★★★【4点】
映像表現に一切の妥協も許さないリドリーとドゥニがスクラム組めば
大御所過ぎてスタジオもおいそれと編集カットができない!
もしや、それがテンポの悪さに繋がった?
◇
荒廃が進む2049年の地球。
労働力として製造された人造人間“レプリカント”が
人間社会に溶け込む中、危険なレプリカントを取り締まる捜査官
“ブレードランナー”が活動を続けていた。
LA市警のブレードランナー“K”は、ある捜査の過程で
レプリカントを巡る重大な秘密を知ってしまう。
一方、レプリカント開発に力を注ぐウォレス社もその秘密に関心を持ち、
Kの行動を監視する。
捜査を進める中で次第に自らの記憶の謎と向き合っていくK。
やがて、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、
ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消した男デッカードの存在に
辿り着くが…。
<allcinema>
◇
一言でいえば前作としっかり繋がっていて30年後の世界というのも
実際の時系列とほぼ一致するところが粋である。
反逆した旧型レプリカントを捜索するブレードランナーのKもまた
新型モデルのレプリカントで、彼だけ人間に限りなく近い雰囲気を持つ。
この伏線を最初に張っているのも本作品の絶妙なところだ。
最近、前の作品を観直す機会があったので、そこは本当に助かった(笑)
前作でタイレル社の美人秘書レイチェルにうつつを抜かしたデッカード。
そのレプリカントと人間の男女に何があったのかは想像通りの展開で
本作は、二人のその後の衝撃の事実が判明するところからスタートしている。
ストーリーは納得できたし映像や効果音楽もドゥニ監督らしさが出てて
この続編は大成功の様な気もするが、ただテンポが悪すぎて
長い上映時間が苦痛に感じてしまうのがネック。
できれば、もう少し編集カットしてもいいと思うのだが。。。
【今週のツッコミ】
・Kのバーチャル恋人ジョイ(アナ・デ・アルマス)が可愛すぎる!
『スクランブル』では大した活躍もなく終わってしまったが
今回は、その美貌をしっかり世界に認識させることが出来ました。
・長い上映時間はKと恋人ジョイとのシーンを大幅カットすれば
20分は短縮できそうだが、アナちゃんが見たいのでそこはダメ。
・ホアキン主演の『her/世界でひとつの彼女』で女性の人格をもった
AI型OS(音声だけ)よりもはるかに進化してましたな~(笑)
・ところであの人間娼婦こそ、前作のレプリカント・プリスをイメージ?
プリス(ダリル・ハンナ)の持つ危険な香りが同じだったし。
・まさかのレイチェル登場にCGかそっくりさんを起用?だったが
キャストにショーン・ヤングが堂々と入っているじゃないの。
現在の容姿じゃレイチェル役には無理だと思うし…過去映像を処理?
判明しました!分かったことは、レイチェルはローレン・ぺタが演じて
首から上はCGだそうです。ただそのクオリティが凄すぎる。
詳しくはこちらに!
・前から思っていたのがレイチェルの髪型がどうも気に入らない。
ちょっとだけモデル風にアレンジしたサザエさんみたいだ(←おい)
----------------------------------------------------------------------------------
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:ハンプトン・ファンチャー/マイケル・グリーン
音楽:ハンス・ジマー/ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:ライアン・ゴズリング/ハリソン・フォード/アナ・デ・アルマス
『ブレードランナー2049』
映像表現に一切の妥協も許さないリドリーとドゥニがスクラム組めば
大御所過ぎてスタジオもおいそれと編集カットができない!
もしや、それがテンポの悪さに繋がった?
◇
荒廃が進む2049年の地球。
労働力として製造された人造人間“レプリカント”が
人間社会に溶け込む中、危険なレプリカントを取り締まる捜査官
“ブレードランナー”が活動を続けていた。
LA市警のブレードランナー“K”は、ある捜査の過程で
レプリカントを巡る重大な秘密を知ってしまう。
一方、レプリカント開発に力を注ぐウォレス社もその秘密に関心を持ち、
Kの行動を監視する。
捜査を進める中で次第に自らの記憶の謎と向き合っていくK。
やがて、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、
ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消した男デッカードの存在に
辿り着くが…。
<allcinema>
◇
一言でいえば前作としっかり繋がっていて30年後の世界というのも
実際の時系列とほぼ一致するところが粋である。
反逆した旧型レプリカントを捜索するブレードランナーのKもまた
新型モデルのレプリカントで、彼だけ人間に限りなく近い雰囲気を持つ。
この伏線を最初に張っているのも本作品の絶妙なところだ。
最近、前の作品を観直す機会があったので、そこは本当に助かった(笑)
前作でタイレル社の美人秘書レイチェルにうつつを抜かしたデッカード。
そのレプリカントと人間の男女に何があったのかは想像通りの展開で
本作は、二人のその後の衝撃の事実が判明するところからスタートしている。
ストーリーは納得できたし映像や効果音楽もドゥニ監督らしさが出てて
この続編は大成功の様な気もするが、ただテンポが悪すぎて
長い上映時間が苦痛に感じてしまうのがネック。
できれば、もう少し編集カットしてもいいと思うのだが。。。
【今週のツッコミ】
・Kのバーチャル恋人ジョイ(アナ・デ・アルマス)が可愛すぎる!
『スクランブル』では大した活躍もなく終わってしまったが
今回は、その美貌をしっかり世界に認識させることが出来ました。
・長い上映時間はKと恋人ジョイとのシーンを大幅カットすれば
20分は短縮できそうだが、アナちゃんが見たいのでそこはダメ。
・ホアキン主演の『her/世界でひとつの彼女』で女性の人格をもった
AI型OS(音声だけ)よりもはるかに進化してましたな~(笑)
・ところであの人間娼婦こそ、前作のレプリカント・プリスをイメージ?
プリス(ダリル・ハンナ)の持つ危険な香りが同じだったし。
・まさかのレイチェル登場にCGかそっくりさんを起用?だったが
キャストにショーン・ヤングが堂々と入っているじゃないの。
現在の容姿じゃレイチェル役には無理だと思うし…過去映像を処理?
判明しました!分かったことは、レイチェルはローレン・ぺタが演じて
首から上はCGだそうです。ただそのクオリティが凄すぎる。
詳しくはこちらに!
・前から思っていたのがレイチェルの髪型がどうも気に入らない。
ちょっとだけモデル風にアレンジしたサザエさんみたいだ(←おい)
----------------------------------------------------------------------------------
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:ハンプトン・ファンチャー/マイケル・グリーン
音楽:ハンス・ジマー/ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:ライアン・ゴズリング/ハリソン・フォード/アナ・デ・アルマス
『ブレードランナー2049』
itukaさんの記事で知りました。
ハリウッドの若作りメイクは凄いですね~
「瞳の色」ってセリフで、
てっきり別人かと思っていました・・・
しかし、バーチャル彼女って、
淋しいな~と思ったけど、
レプリカントならいいか!?と妥協してしまいました(苦笑
ワタシも別人と思ってましたよ。
でもショーン・ヤングの名前があったので「へ~!」でした(笑)
あんな若作りメイクが可能なら
映画以外で世のご婦人方が殺到しそうですよね^^;
あれで160分越えはチョット辛いものがありますよね^^;
あのバーチャル彼女は既製品として使う人は
みんな同じ彼女なのかすごく気になりました(笑)
まあ、レプリカント相手なら十分なのかもしれませんね^^;
おっしゃるとうりです。
ちょっと長すぎ。
前作をすっかり忘れてて、大好きなハリソンさんの
レイチェルの話も抜け落ちていました。
わたしにとってのブレードランナーは
レプリカントと言う人間でない生き物の悲哀。
それに尽きるもんで。
本製作を知った時点で、絶対に前作を観ようと思ってました。
30年以上も前だから思い出すのはルトガー・ハウアーが
雨の中で死にゆく姿だけでしたから。
なので、1ヵ月くらい前にBS放送で観ておいて
デッカードとレイチェルの関係がよくわかりました。
ドゥニ監督にすべてを託したリドリーは多分喜んでいるでしょうね。
「オレだったらこうは撮れなかった」みたいな(笑)
レプリカントに子供ができるのもびっくりですが....
レイチェルが出てきて昔のまま???と驚きましたがやはり過去の映像ですよねきっと....
とても自然でしたね。
しかし、前作でレイチェルにそんなことしていたなんて!(笑)
ワタシは逃亡しているレプリカントばかりに気を取られていたので
レイチェルの事はほとんど忘れてましたよ^^;
あれって過去映像じゃないと絶対無理ですよね!
ワタシ、今のショーン・ヤングの画像見て「これは無理だ」と思いましたもの(笑)
ながいストーリーもだれることなく見終えました。
> 反逆した旧型レプリカントを捜索するブレードランナーのKもまた新型モデルのレプリカントで、彼だけ人間に限りなく近い雰囲気を持つ。
この一点があるがために、それがどうしたと言いたくなります。(^▽^;)