評価:★★★★☆【4.5点】
メキシコとの国境沿いの緊迫感が凄い!
◇
FBIの誘拐即応班を指揮する女性捜査官、ケイト・メイサー。
ある日その活躍が認められ、メキシコの麻薬組織
“ソノラ・カルテル”の壊滅と最高幹部マヌエル・ディアスの
拘束という極秘任務を帯びた特殊部隊にスカウトされる。
こうしてリーダーの特別捜査官マット・グレイヴァーや
コンサルタントとしてチームに同行する謎のコロンビア人
アレハンドロともに国境を越えてメキシコのフアレスに向かったケイト。
しかしそこで待っていたのは、正義や法の手続きなどが一切通用しない、
暴力のみが支配する麻薬戦争のあまりにも深い闇だった。
<allcinema>
◇
限りなく本物に拘ったディテール映像に驚くばかり。
メキシコ麻薬といえばコロンビアと並ぶカルテルの聖地(おい)
数年前から実際にニュースで取り上げられるほど深刻化している。
今回、そんなカルテルの実情とそれを撲滅するべく特殊チームが結成され
その中のひとりに女性FBI捜査官メイサー(エミリー・ブラント)が
加わることとなる。
メキシコとの国境がとにかくヤバイ!という通達を受け
そのように準備万端で警戒に当たっているものの
民間の車で混雑するハイウェイでの一件は映画と分かっていながら
まるで自分がそこにいるような錯覚を起こす。
アクション映画にありがちな設定にも拘らずこの緊張感はいったい?
おそらく同行してる初心者メイサー目線で状況を見てるので
次の予測がまったくできないからだろう。
しかも捜査上のルールも完全無視する荒業に面食らい
怒りさえ覚えてしまうメイサー捜査官(法に基づく真面目な女性)
その場所には、その場所のやり方がある。
これぞまさに匠の技ではないだろうか(ほんとかよ)^^;
久しぶりに見たベニチオ・デル・トロの存在感は
本作の質を向上させる意味では一役買ってるように思えた。
【今週のツッコミ】
・メキシコのフアレスに入った途端、高架下にさかさまに吊るされてる
4体の死体らしきもの。あそこまで残酷性を強調させる監督は
もしや変態か^^;
・とにかくグロ映像に関しては冒頭の人質救出作戦から
怒涛の展開にワクワクしまくりだった。
・『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で最前線に立つ
カリスマ女戦士の経験を持ってしても本作に掛かれば
まるで赤子のような扱いになってしまうのね。
・メキシコ警察見ても仲間と思うな、大半が買収されてるって
こうなってくると、さらに緊張感は高まる設定になるんだよね。
・本作出演者の中で、ワタシが最もお気に入りのキャラは
特殊チームの中の血尿でおしっこするたび痛いと言ってた彼(笑)
------------------------------------------------------------
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:テイラー・シェリダン
音楽:ヨハン・ヨハンソン
出演:エミリー・ブラント/ベニチオ・デル・トロ/ジョシュ・ブローリン
ヴィクター・ガーバー/
『ボーダーライン』
メキシコとの国境沿いの緊迫感が凄い!
◇
FBIの誘拐即応班を指揮する女性捜査官、ケイト・メイサー。
ある日その活躍が認められ、メキシコの麻薬組織
“ソノラ・カルテル”の壊滅と最高幹部マヌエル・ディアスの
拘束という極秘任務を帯びた特殊部隊にスカウトされる。
こうしてリーダーの特別捜査官マット・グレイヴァーや
コンサルタントとしてチームに同行する謎のコロンビア人
アレハンドロともに国境を越えてメキシコのフアレスに向かったケイト。
しかしそこで待っていたのは、正義や法の手続きなどが一切通用しない、
暴力のみが支配する麻薬戦争のあまりにも深い闇だった。
<allcinema>
◇
限りなく本物に拘ったディテール映像に驚くばかり。
メキシコ麻薬といえばコロンビアと並ぶカルテルの聖地(おい)
数年前から実際にニュースで取り上げられるほど深刻化している。
今回、そんなカルテルの実情とそれを撲滅するべく特殊チームが結成され
その中のひとりに女性FBI捜査官メイサー(エミリー・ブラント)が
加わることとなる。
メキシコとの国境がとにかくヤバイ!という通達を受け
そのように準備万端で警戒に当たっているものの
民間の車で混雑するハイウェイでの一件は映画と分かっていながら
まるで自分がそこにいるような錯覚を起こす。
アクション映画にありがちな設定にも拘らずこの緊張感はいったい?
おそらく同行してる初心者メイサー目線で状況を見てるので
次の予測がまったくできないからだろう。
しかも捜査上のルールも完全無視する荒業に面食らい
怒りさえ覚えてしまうメイサー捜査官(法に基づく真面目な女性)
その場所には、その場所のやり方がある。
これぞまさに匠の技ではないだろうか(ほんとかよ)^^;
久しぶりに見たベニチオ・デル・トロの存在感は
本作の質を向上させる意味では一役買ってるように思えた。
【今週のツッコミ】
・メキシコのフアレスに入った途端、高架下にさかさまに吊るされてる
4体の死体らしきもの。あそこまで残酷性を強調させる監督は
もしや変態か^^;
・とにかくグロ映像に関しては冒頭の人質救出作戦から
怒涛の展開にワクワクしまくりだった。
・『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で最前線に立つ
カリスマ女戦士の経験を持ってしても本作に掛かれば
まるで赤子のような扱いになってしまうのね。
・メキシコ警察見ても仲間と思うな、大半が買収されてるって
こうなってくると、さらに緊張感は高まる設定になるんだよね。
・本作出演者の中で、ワタシが最もお気に入りのキャラは
特殊チームの中の血尿でおしっこするたび痛いと言ってた彼(笑)
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監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:テイラー・シェリダン
音楽:ヨハン・ヨハンソン
出演:エミリー・ブラント/ベニチオ・デル・トロ/ジョシュ・ブローリン
ヴィクター・ガーバー/
『ボーダーライン』
ドンパチ好きには申し分ない作品でした。
てっきりエミリーが、がんがんと引っ張っていく役だと思ったのですが、、、
やっぱこういう世界はマッチョな男の世界でしたね。
そして終わってみればベニチオ・デル・トロが主役だっただったような・・・(爆
そうそう、エミリー捜査官が先頭に立ち敵を打ち砕くものとばかり(笑)
こういうのってどこの世界も結局上層部の思惑通りに進んで行ってしまうんですね。
べニチオ・デル・トロの抑えながらも濃い演技は相変わらずでしたね(いい意味で)^^
この監督は、ホンットに想像を超えた異常性を描くのがお得意ですよね。
でも、実際に地球の裏側ではこんな異常な出来事が起こっているのか…?
そう考えると、ホント、心底怖かったです。
とにかく異常な世界というか異様な世界観持ってますよね。
そうそう、南半球に位置する国家はなんでこんなに危険なんでしょう。
絶対行きたくないわ(爆)
う~ん...ーー; だったので 、彼女が狂言回しだったと分かって納得しました。
主役は完全にデルトロでしたね。
それにしてもこれ観ちゃうと、トランプさんの「壁」も満更悪くないかも・・・って思っちゃいますね(こらこら)
もしやこの路線で強い女性キャラ確立か?と思ったくらいです。
『オール・ユー・~』の彼女がホントに女戦士でトムクルが単なる一兵卒でしたから(笑)
うん確かに、トランプ氏の壁作りは有りかもしれませんね。
ただメキシコ側が製作費払えよっていうのがあるんで
実現には至らないっていうのが世の見方ですかね(爆)
メキシコの犯罪って本当に凄惨なもの多いんですよ。
何度も襲われたメキシコ市の女性市長、人工肛門で頑張ってたんですが、とうとう殺されてしまいましたね。
ドニ・ヴィルヌーブ監督のベストになりました。
ところで、今名古屋に来ています。
今日夕方辺りなんて、お暇ではないでしょうか?なんちゃって笑。
名古屋でオススメのお店、良かったら教えて下さい。
何度も襲われて人工肛門って聞くと、なにやらそっち系の想像しちゃいますけど
女性市長ってことで「なんで?」ですよね(違)
そうでしたか彼らにとって市長は単なる邪魔者扱いだったんですね。
なんという酷いことを・・・。
え!なんと!名古屋に来てるんですか!
じゃあこのコメもタブレットで?(笑)
ホンの少し前に地元シネコンから帰ってきましたよ。
ワタシ、愛知でも西の方なので名古屋ではないんですよ^^
そうか、とらねこさんに会いたかったな~。
名古屋でいい店?普段名古屋で食事も買い物もせず映画観て即帰りの電車なので
どうだろ、栄パルコ西館の4F~5F辺りに楽器店ありますけど(笑)
そうじゃなくて?(爆)