
評価:★★★★【4点】
こういう映画は、歴史を知るいい切っ掛けとなりますな~。
ちなみに『マーニー』の主演女優は『鳥』のヒロインの
ティッピ・ヘドレンが連続主演を苦難の末、果たしたが
ヒッチコックのセクハラ問題が公にさらされたようで
後に『ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女』(2012)として
テレビ映画になったらしい。ティッピ役はシエナ・ミラー、
ヒッチコック役はトビー・ジョーンズ(笑)
◇
1956年、人気絶頂の中、26歳という若さで
突然ハリウッドから引退し、モナコ大公レーニエ3世の妻、
モナコ公妃となる道を選んだグレース・ケリー。
その“世紀の結婚”から6年、
彼女はいまだに宮中のしきたりに馴染めず、
孤立感を募らせる息苦しい毎日を送っていた。
そんな時、ヒッチコック監督から次回作
「マーニー」のヒロイン役を直々にオファーされ、
心ゆれるグレース。ところが折しも、
モナコが国家存亡の危機に直面してしまう。
フランスのド・ゴール大統領がモナコに過酷な課税を強要し、
一触即発の緊張状態に陥ってしまったのだ。
大国フランスを相手にやがて万策尽きるレーニエ。
そんな夫を支え、愛する家族と国家を守るため、
グレースはある覚悟を胸に行動を開始する。
<allcinema>
◇
ゴシック・ホラーの最高傑作『アザーズ』に出演してた頃の
ニコール・キッドマンはほんとに美しく
まさに、現代のグレース・ケリーとメディアが取り上げていた。
物語は意外にもサスペンス・ドラマとしてよく出来ていた。
隣国フランスからの政治的圧力を受けるモナコの窮地を
みごとに救ったのは、女優グレース・ケリーであったこと。
万策尽きかけたそのとき、見事な外交手腕で逆王手!
これは、敵国スパイを見破りそれを逆利用するくだりは
かなりの高IQと確信してしまった。
【今週のツッコミ】
・ニコール・キッドマンの代表作となるのは、伝記映画の
本作か『アザーズ』、または『誘う女』辺りか。
(ちなみに本作は実話っぽいフィクション)^^;
・姉弟同士で座位を巡る骨肉の戦いだなんて
いったい、いつの時代だよと思ってしまった。
・ほんとうに信頼できる側近は誰?と訊かれ
即答するのに時間がかかるほど不審者が多いってことか。
・時間勝負なら(ゲームじゃないって)ワタシなら
即、「息子!」と大ボケかますだろう(爆)
・神父を演じたフランク・ランジェラがいい!
・ヒッチコックを演じたお爺ちゃんが1957年生まれの
まだ50代と言う情報に椅子からすべり落ちた。
で、身長も178センチとワタシより1センチ高いってことは
(ワタシは関係ないだろ)
体重100キロオーバーは確実だろう^^;
・スパイは誰だ?!そもそも宮殿にスパイがいること自体
意外性があって面白かった。
・舞踏会よりも病院の改装を強く願っていたグレースが
その舞踏会を逆に利用した極秘作戦は見事のひとこと。
・主催者として、また大女優のころに身についた、おもてなしが
まるでアカデミー賞のレッドカーペットみたいだった(笑)
コンビニでただのお婆ちゃんと思われた「鉄の女」と大違い。
----------------------------------------------------
監督:オリヴィエ・ダアン
脚本:アラッシュ・アメル
音楽:クリストファー・ガニング
出演:ニコール・キッドマン/ティム・ロス/フランク・ランジェラ/
パス・ベガ/パーカー・ポージー/ロジャー・アシュトン=グリフィス
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
こういう映画は、歴史を知るいい切っ掛けとなりますな~。
ちなみに『マーニー』の主演女優は『鳥』のヒロインの
ティッピ・ヘドレンが連続主演を苦難の末、果たしたが
ヒッチコックのセクハラ問題が公にさらされたようで
後に『ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女』(2012)として
テレビ映画になったらしい。ティッピ役はシエナ・ミラー、
ヒッチコック役はトビー・ジョーンズ(笑)
◇
1956年、人気絶頂の中、26歳という若さで
突然ハリウッドから引退し、モナコ大公レーニエ3世の妻、
モナコ公妃となる道を選んだグレース・ケリー。
その“世紀の結婚”から6年、
彼女はいまだに宮中のしきたりに馴染めず、
孤立感を募らせる息苦しい毎日を送っていた。
そんな時、ヒッチコック監督から次回作
「マーニー」のヒロイン役を直々にオファーされ、
心ゆれるグレース。ところが折しも、
モナコが国家存亡の危機に直面してしまう。
フランスのド・ゴール大統領がモナコに過酷な課税を強要し、
一触即発の緊張状態に陥ってしまったのだ。
大国フランスを相手にやがて万策尽きるレーニエ。
そんな夫を支え、愛する家族と国家を守るため、
グレースはある覚悟を胸に行動を開始する。
<allcinema>
◇
ゴシック・ホラーの最高傑作『アザーズ』に出演してた頃の
ニコール・キッドマンはほんとに美しく
まさに、現代のグレース・ケリーとメディアが取り上げていた。
物語は意外にもサスペンス・ドラマとしてよく出来ていた。
隣国フランスからの政治的圧力を受けるモナコの窮地を
みごとに救ったのは、女優グレース・ケリーであったこと。
万策尽きかけたそのとき、見事な外交手腕で逆王手!
これは、敵国スパイを見破りそれを逆利用するくだりは
かなりの高IQと確信してしまった。
【今週のツッコミ】
・ニコール・キッドマンの代表作となるのは、伝記映画の
本作か『アザーズ』、または『誘う女』辺りか。
(ちなみに本作は実話っぽいフィクション)^^;
・姉弟同士で座位を巡る骨肉の戦いだなんて
いったい、いつの時代だよと思ってしまった。
・ほんとうに信頼できる側近は誰?と訊かれ
即答するのに時間がかかるほど不審者が多いってことか。
・時間勝負なら(ゲームじゃないって)ワタシなら
即、「息子!」と大ボケかますだろう(爆)
・神父を演じたフランク・ランジェラがいい!
・ヒッチコックを演じたお爺ちゃんが1957年生まれの
まだ50代と言う情報に椅子からすべり落ちた。
で、身長も178センチとワタシより1センチ高いってことは
(ワタシは関係ないだろ)
体重100キロオーバーは確実だろう^^;
・スパイは誰だ?!そもそも宮殿にスパイがいること自体
意外性があって面白かった。
・舞踏会よりも病院の改装を強く願っていたグレースが
その舞踏会を逆に利用した極秘作戦は見事のひとこと。
・主催者として、また大女優のころに身についた、おもてなしが
まるでアカデミー賞のレッドカーペットみたいだった(笑)
コンビニでただのお婆ちゃんと思われた「鉄の女」と大違い。
----------------------------------------------------
監督:オリヴィエ・ダアン
脚本:アラッシュ・アメル
音楽:クリストファー・ガニング
出演:ニコール・キッドマン/ティム・ロス/フランク・ランジェラ/
パス・ベガ/パーカー・ポージー/ロジャー・アシュトン=グリフィス
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
当時のモナコがピンチ!というのは知らなくて、
フランスがあんなにいじわる大国だったとはね~(苦笑
スパイも実話?なんですかね?
だとしたらすごい骨肉の争いですね(苦笑
1962年ころのモナコといえば憲法改正が行われたことくらいしか情報ないですね^^;
ってことは、映画の軸となるフランス政府からの圧力も実際はどうなのか怪しいです。
モナコと言えばセレブのリゾート地、いちどは行ってみたい場所(国だった^^;)ですね(笑)
ここに行けばハリウッドスーパースターと記念撮影なんかできそうですよね^^;
ヒッチコックを演じた方は50代なんですか!!
驚き^^;
なんでこの映画がカナダで受けたのかよくわからないまさに不思議な映画です。
ひょっとして老けメイク?とも思ったのですが
画像検索しても、残念ながらあのまんまでした^^;
糖分の過剰摂取で老けたのでしょうか(笑)
>なんでこの映画がカナダで受けたのかよくわからない
あ~、やっぱりそうなんですね!
映画サイトの評価もイマイチでしたし、吉永さんのこと
昔から苦手だったし
これはスルーします^^
グレースの伝記番組を以前NHKBSでやってて、清純派は見かけだけでかなりな肉食系だったとか記憶してます。
そうそう、イオンのスタンプカードは現金をとるから困ったものです^^;
グレース・ケリーの映画はヒッチコック作品で観てますが
正統派美人という感じでした。
へー、肉食系ってイメージと随分ちがいますね。
週刊誌で騒がれている共演者食い
佐藤健か綾野剛、昔でいえば火野正平
の大先輩かもしれません。
明日は何故か仕事が少ないので ジャージー・ボーイズを見ようかと。
同じ作品作り上げるのに約3ヶ月間とすれば
そこで役作りの相談などといって近づいてもなんら違和感ないですから
なんとも羨ましい限りです(笑)