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泥棒役者

2017年11月19日 18時16分12秒 | 映画 た行
評価:★★★☆【3.5点】



軽いタッチのハートフルコメディでよろしいかと。



小さな町工場で真面目に働く青年・大貫はじめ。
お人好しの彼には、かつて泥棒稼業に手を貸していた過去があった。
ある日、その泥棒時代の相棒・畠山則男が現われ、
脅されたはじめは再び彼の盗みを手伝うハメに。
こうしてとある豪邸に忍び込んだはじめ。
いきなりセールスマンと遭遇、家主と勘違いされてしまう。
なんとか追い返すも、今度は本物の家主である
絵本作家の前園俊太郎と鉢合わせ。
万事休すかと思いきや、前園ははじめを編集者と
勝手に思い込んでしまう。
成り行きから編集者のフリをしてその場を乗り切るはじめだったが…。
<allcinema>



関ジャニ∞丸山隆平くんのお人好し演技に女性は母性をくすぐられる?

泥棒に入った豪邸の主人、セールスマン、本物の編集者と
勝手に思い違いをしてくれて面白いようにその場を切り抜けていく
主人公のハラハラ感は、もはやコントの世界と決め打ちできる。

本作の大半は、作家である屋敷の主人の原稿をめぐるドタバタで
終盤に向け、登場人物全員がそれぞれが併せ持つ悩みや葛藤など
すべてが希望に向かっていく様はベタではあるけど
意外にもホロっとくるから映画は観ないと分からないんだよね。

けっこうナメまくっていた本作だが、これは拾いモノである。


【今週のツッコミ】

・主人公の彼女が最後にとてもいいセリフを吐いてくれる。
 こういう懐が大きい彼女こそ“あげまん”と言うんでしょうか。

・豪邸の主人のインパクト大きすぎる。
 
・編集者を演じた石橋杏奈さんはお嬢様系女優でした。
 清水富美加さんの降板に伴い急遽代役で出演したそうで
 無難にこなしてくれて安心しました。
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監督:西田征史
脚本:西田征史
音楽:遠藤浩二
出演:丸山隆平/市村正親/石橋杏奈/宮川大輔

『泥棒役者』

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (ここなつ)
2017-12-13 18:19:51
こんにちは。
丸山隆平が思っていたよりもずっと良かったのですが、監督によると「そうです~」の言い方一つでも(自分が違う人物に誤解されたままやむを得ずそれを肯定する言い方、とかですよね?)音程にこだわって演出をつけたということのようです。あ、やっぱり、と思いました。上手いと感じましたもの。
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ここなつさんへ (ituka)
2017-12-13 21:25:15
>「そうです~」

小さい「ぁ!」を最初に付けたいですよね(笑)
まったく期待してなかったんですけど、丸山くんと市村さんんを先頭に
みんな個性豊かで、まるで舞台を見てるようでした。
なるほど~、あの「そうです~」には結構こだわりがあったのですね( ..)φメモメモ
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