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映画でシミュレーションしておけば何処かで役立つはず

空母いぶき

2019年05月25日 14時00分48秒 | 映画 か行
評価★★★【3点】



原作未読、日本の総合的な軍事力を見て安心したい。



20XX年、12月23日未明。
沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に
国籍不明の武装集団が上陸、日本の領土が他国に占領される事態に。
海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で
訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じる。
その旗艦は、自衛隊初の空母という存在から、
“専守防衛”を巡って国論を二分する議論の的となっていた
“いぶき”だった。航空自衛隊出身の艦長・秋津竜太一佐と、
海上自衛隊生え抜きの副艦長・新波歳也二佐は、
やがて想定を超えた戦闘状態に直面し、国の命運がかかった
ぎりぎりの判断を迫られていくのだったが…。
<allcinema>



大作『ハンターキラー』と比べたら酷かもしれないが
さすがに、このレベルのCGだと残念な気持ちでいっぱいになる。

攻め入ってくる相手国が架空なのは作品に歩み寄れば
そんなに大したことでもない。
ベールに包まれたままで次の行動がまったく予想できないという点で
うまい具合に緊張感を高めてくれていた。

戦闘シーンも安っぽいCGだったけど、それなりに見入ってしまう。
これは多分に今の海上自衛隊の軍事力がどこまであるのか
それが真実に近いか否かを見極める意味で興味深かった。

職場に自衛隊ヲタクが一人いるのでいちど聞いてみたいものだ(笑)



【今週のツッコミ】

・ある意味、国家間でこうなった場合のシミュレーションとして
 見るならいい映画だったと思う。

・本田翼さんの演技については言いたくないが、あの役必要?
 それと国村準のような話し方になってた藤竜也氏^^;

・ワタシ的に西島秀俊が苦手俳優なので彼が主人公という時点で
 苦痛で仕方なかった。

・できるなら、佐藤浩市を新聞記者、中井貴一のいぶき艦長
 西島秀俊をコンビニ店長に、そして総理には中村育二氏と
 配役変更をした方が見易かったかもしれない。

・軍事衝突なのに一つの命の尊さをこんなに感じる映画は
 低予算の邦画だからかいな。

・いぶきの甲板先端が距離を補うジャンプ台になってたけど
 フィクションならカタパルトを装備にした方が効率的な気がする。
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監督:若松節朗
脚本:伊藤和典/長谷川康夫
音楽:岩代太郎
出演:西島秀俊/佐々木蔵之介/本田翼

『空母いぶき』




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2 コメント

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Unknown (mariyon)
2019-06-19 21:01:31
>佐藤浩市を新聞記者、
>中井貴一のいぶき艦長
>西島秀俊をコンビニ店長
笑えます!!
コンビニ店長、一番の役得ですよね。
佐藤浩市の新聞記者はハマりすぎかも。
ここは、次の映画もあることだし、中井貴一に総理になってもらうしかない(;´・ω・)

でも、けっこう面白かったので、
原作も読みたくなりました。
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mariyonさんへ (ituka)
2019-06-19 22:00:42
中井貴一の総理大臣って、この映画かなり期待してます。
そう考えると本作の総理大臣は彼しかないですね(笑)
ワタシの苦手な西島氏は端っこの方でこっそりギャグでもしててほしかったです。
本作の冷酷な感じは、あまりにも作られた人物像ってことで
どうにも馴染めませんでした^^;

でも、映画自体は日本の作戦などなかなか楽しめたので満足です。
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