
評価:★★★★☆【4.5点】
泣いて笑って最後はハッピーエンド!まさかこの映画で泣けるとは
◇
江戸時代中期の仙台藩。
百姓や町人には重税が課され、破産や夜逃げが相次いでいた。
貧しい宿場町・吉岡宿も例外ではなく、
造り酒屋を営む穀田屋十三郎は、そんな町の行く末を深く案じていた。
ある時彼は、知恵者の篤平治から、
町を救うあるアイデアを打ち明けられる。
それは、藩に大金を貸し付け、その利息で町を再建するという
前代未聞の奇策だった。
計画に必要な額は、なんと千両(約3億円)。
簡単につくれる額ではないが、宿場の仲間たちを説得し、
必死の節約を重ね、家財も投げ打ってひたすら銭集めに
奔走する十三郎たちだったが…。
<allcinema>
◇
まずは映画のチラシだけを観た感じで言えば
阿部サダヲのマゲが十文銭(?)になってることで
悪知恵働く曲者が藩主らを騙し大儲けする犯罪コメディだと勘違い。
ということで、これには大いに反省するばかり^^;
過去に偉業を成し遂げた偉人伝説を知る上では
歴史本を見るよりはるかに効率的である本作(笑)
当時の身分やマネーに関する諸事情を面白おかしく描くこの作品は
本当に勉強になったし、人のために我が身を削る教えを
説得力ある演出で披露してくれたことに対し
“観てよかった”とつくづく思ってしまったのだった。
【今週のツッコミ】
・まさか、この映画で涙腺決壊するとは夢にも思わず^^;
阿部サダヲの過剰すぎる演技が苦手で避けてきたのだが
これはホントに拾い物だった。
・瑛太のこういうキャラもこれまたいい感じ。
・竹内結子がチャーミングすぎる!
・千両(約3億円)を如何にしてかき集めるか
本作の見どころはここなんだろうな!であったが
終盤で十三郎(阿部サダヲ)の生い立ちの真実が判明する辺り
世間の噂ほどあてにならないモノはないと実感した。
・本作、日本経済の今後を見直すヒントとなったらスゴイことだ(笑)
それよりも、文部科学省選定映画に是非してもらいたい!
----------------------------------------------------------
監督:中村義洋
脚本:中村義洋/鈴木謙一/
音楽:安川午朗
出演:阿部サダヲ/瑛太/妻夫木聡/竹内結子/寺脇康文/松田龍平/
草笛光子/山崎努/
『殿、利息でござる!』
泣いて笑って最後はハッピーエンド!まさかこの映画で泣けるとは
◇
江戸時代中期の仙台藩。
百姓や町人には重税が課され、破産や夜逃げが相次いでいた。
貧しい宿場町・吉岡宿も例外ではなく、
造り酒屋を営む穀田屋十三郎は、そんな町の行く末を深く案じていた。
ある時彼は、知恵者の篤平治から、
町を救うあるアイデアを打ち明けられる。
それは、藩に大金を貸し付け、その利息で町を再建するという
前代未聞の奇策だった。
計画に必要な額は、なんと千両(約3億円)。
簡単につくれる額ではないが、宿場の仲間たちを説得し、
必死の節約を重ね、家財も投げ打ってひたすら銭集めに
奔走する十三郎たちだったが…。
<allcinema>
◇
まずは映画のチラシだけを観た感じで言えば
阿部サダヲのマゲが十文銭(?)になってることで
悪知恵働く曲者が藩主らを騙し大儲けする犯罪コメディだと勘違い。
ということで、これには大いに反省するばかり^^;
過去に偉業を成し遂げた偉人伝説を知る上では
歴史本を見るよりはるかに効率的である本作(笑)
当時の身分やマネーに関する諸事情を面白おかしく描くこの作品は
本当に勉強になったし、人のために我が身を削る教えを
説得力ある演出で披露してくれたことに対し
“観てよかった”とつくづく思ってしまったのだった。
【今週のツッコミ】
・まさか、この映画で涙腺決壊するとは夢にも思わず^^;
阿部サダヲの過剰すぎる演技が苦手で避けてきたのだが
これはホントに拾い物だった。
・瑛太のこういうキャラもこれまたいい感じ。
・竹内結子がチャーミングすぎる!
・千両(約3億円)を如何にしてかき集めるか
本作の見どころはここなんだろうな!であったが
終盤で十三郎(阿部サダヲ)の生い立ちの真実が判明する辺り
世間の噂ほどあてにならないモノはないと実感した。
・本作、日本経済の今後を見直すヒントとなったらスゴイことだ(笑)
それよりも、文部科学省選定映画に是非してもらいたい!
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監督:中村義洋
脚本:中村義洋/鈴木謙一/
音楽:安川午朗
出演:阿部サダヲ/瑛太/妻夫木聡/竹内結子/寺脇康文/松田龍平/
草笛光子/山崎努/
『殿、利息でござる!』
TBありがとうございます。
コメント欄なくて失礼しておりますが
お気軽に、お寄りくださいませ(*^_^*)
とんでもありません、またお邪魔しますね^^
個人的には、あまり得意でないんですが、
監督好きだし(最近はちょっと・・・っての多かったけど)
実話と言うのにも興味あったので、
ほぼ、itukaさんと同じノリでみました。
泣きはなかったですが、すっごい面白かったです。
若頭の瑛太君がまたぜんぜん違ってて、
自分の本意と違う方向に
どんどん引きずられてしまうあの感じが
もう、最高でした。
ほとんどコミカルタッチなので、本作も絶対そっち系だとばかり(笑)
ところが中盤辺りから目指す方向がいつもの阿部サダヲ映画と違う!でしたよ。
若頭瑛太の別の一面よかったですよね!
ロクヨン観た後だから余計にホンワカしていい感じでした(笑)
原作は泣けました!
心打たれる映画と知りびっくりすることはないですね。
映画も終盤で泣けましたがすでに知っているとなると微妙ですよね^^;
そこでみなさん「お~!」という感想を持たれてるようです。
なるほど!テレビもリポート入ってたんですね。
やはり原作と若干違いましたか。
確かに殿様がいきなり来訪することなどあり得ないですよね(笑)
>竹内結子
でしょう!このひとの魅力全開でしたよね(笑)
ヒューマンドラマもいいけど、こういう軽いノリのキャラもすごく良かったです!