評価:★★★★【4点】
ラスト数分間で一気に評価上がってしまった。
あのオチはさすがに予想できなかったわ(笑)
◇
美しい自然に囲まれたノースカロライナ州の港町サウスポート。
ボストン発の長距離バスに乗っていた若い女は、
この町の風景に心惹かれ、バスを降りる。
ケイティと名乗る彼女はやがてウェイトレスの仕事を得ると、
森の中のキャビンを借りてひっそりと暮らし始める。
最初は他人との接触を極力避けていたケイティ。
だが、ひょんなことからシングル・ファーザーのアレックスと打ち解け、
愛妻を亡くした悲しみから立ち直れずにいた彼の心を、
ケイティとの時間が癒していくのだった。
こうして少しずつ愛を育むアレックスとケイティ。
ところがある日、ケイティの思いがけない過去が
アレックスの知るところとなる。
<allcinema>
◇
冒頭の展開は血相を変え何かから逃げている女性。
片手にビニール袋、靴はなく裸足である。
もうこれだけでサスペンス、ミステリー好きには美味しいのだ(笑)
いったい彼女に何があった!?
すると親族らしき老人女性宅に助けを求め
ココでシーンは切り替わる。
警察では何かの事件で容疑者を追い詰めようと躍起になっている。
そして、逃げる女性と追う刑事との緊張感がかなり良い!
バス乗り場で間一髪逃げ延びた女性は
警察を撒いたことを確認すると
そのまま長距離バスのなかで眠りにつくのだった。
どのくらい寝たのだろうか。
遠い南部の街へ降り立った女性は周りを警戒しながらも
街の長閑な雰囲気に事件のことが遠い過去のことのように思えた。
さて、ここから雰囲気がガラッと変わり
ロマンス映画にまっしぐらとなるから面白い(笑)
このサウスポートという街は暖かい気候のせいもあるのか
住んでいるひとびとがよそ者に対しても友好的で寛大である。
冒頭からの緊張感がこの辺りに来るとすでになく
下手すると別物映画かよ!みたいな感想になるわけですが
編集の巧さなのか、犯人捜査を続ける警察のシーンも
忘れた頃にちゃんと入れ、終始緊張感を持続させるよう配慮してある。
そして、終盤、遂に潜伏先が警察に知れ
一気にクライマックスへと突き進んでいくわけであるが
この映画は意外なオチがあり、さらにもうひとつのオチと
落とし方の落差が大きい2段オチまで用意されている。
ワタシは最後の2段目オチで一気に評価が上がってしまいました(笑)
【今週のツッコミ】
・ジュリアン・ハフ見たさで観に行ったようなものですが
作品的にも予想以上のモノがあり、かなり特した気分(笑)
・ケイティが第一級殺人指名手配犯と知ったアレックスのいう第一声。
「本当ならとっとと消えてくれ!」
これ聞いて、さすがアメリカンだな~とちょっと引く。
日本ならアソコまで親しくなった二人なら別の言い方するけどね。
字幕翻訳者によって言葉選びが違うからなんとも言えないが。
・アレックスの長男が最後まで亡き母のこと想う姿に
多感な時期に父へのあういう反抗心はなんとなくわかるが
終盤ケイティを受入れた長男の動機がイマイチあやふや^^;
・ケイティの隣に住んでるというお姐さんが言うセリフに
「あなたは自由に決められていいわね!」これは大ヒントだったね。
あの時は気がつかなかったけど^^;
・こういうオチは、ある種映画ならではの物であるが
これだけ見事に騙してくれるならそれも大いに結構^^
・亡き母(または妻)が家族に宛てた手紙は今後流行るのかな。
これ見て、ワタシも万が一の時実践しようかと思ったくらいだ。
にしても、公開館少なすぎ!^^;
・それで思い出したのが関係ないけど『キャプテン・フィリップス』
あの時、船長は手紙になんと記したのだろうか(おいおい)
・本作の前に流れていた映画予告編のなかで可なり食指の動く映画があった。
「女性主演のサスペンス物か~、コレ観たいな~」と思っていたら
実はすでに本編が始まっていたのだった(爆)
--------------------------------------------------------
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:ダナ・スティーヴンス/ゲイジ・ランスキー
撮影:テリー・ステイシー
音楽:デボラ・ルーリー
出演:ジョシュ・デュアメル/ジュリアン・ハフ/
『セイフヘイヴン』
ラスト数分間で一気に評価上がってしまった。
あのオチはさすがに予想できなかったわ(笑)
◇
美しい自然に囲まれたノースカロライナ州の港町サウスポート。
ボストン発の長距離バスに乗っていた若い女は、
この町の風景に心惹かれ、バスを降りる。
ケイティと名乗る彼女はやがてウェイトレスの仕事を得ると、
森の中のキャビンを借りてひっそりと暮らし始める。
最初は他人との接触を極力避けていたケイティ。
だが、ひょんなことからシングル・ファーザーのアレックスと打ち解け、
愛妻を亡くした悲しみから立ち直れずにいた彼の心を、
ケイティとの時間が癒していくのだった。
こうして少しずつ愛を育むアレックスとケイティ。
ところがある日、ケイティの思いがけない過去が
アレックスの知るところとなる。
<allcinema>
◇
冒頭の展開は血相を変え何かから逃げている女性。
片手にビニール袋、靴はなく裸足である。
もうこれだけでサスペンス、ミステリー好きには美味しいのだ(笑)
いったい彼女に何があった!?
すると親族らしき老人女性宅に助けを求め
ココでシーンは切り替わる。
警察では何かの事件で容疑者を追い詰めようと躍起になっている。
そして、逃げる女性と追う刑事との緊張感がかなり良い!
バス乗り場で間一髪逃げ延びた女性は
警察を撒いたことを確認すると
そのまま長距離バスのなかで眠りにつくのだった。
どのくらい寝たのだろうか。
遠い南部の街へ降り立った女性は周りを警戒しながらも
街の長閑な雰囲気に事件のことが遠い過去のことのように思えた。
さて、ここから雰囲気がガラッと変わり
ロマンス映画にまっしぐらとなるから面白い(笑)
このサウスポートという街は暖かい気候のせいもあるのか
住んでいるひとびとがよそ者に対しても友好的で寛大である。
冒頭からの緊張感がこの辺りに来るとすでになく
下手すると別物映画かよ!みたいな感想になるわけですが
編集の巧さなのか、犯人捜査を続ける警察のシーンも
忘れた頃にちゃんと入れ、終始緊張感を持続させるよう配慮してある。
そして、終盤、遂に潜伏先が警察に知れ
一気にクライマックスへと突き進んでいくわけであるが
この映画は意外なオチがあり、さらにもうひとつのオチと
落とし方の落差が大きい2段オチまで用意されている。
ワタシは最後の2段目オチで一気に評価が上がってしまいました(笑)
【今週のツッコミ】
・ジュリアン・ハフ見たさで観に行ったようなものですが
作品的にも予想以上のモノがあり、かなり特した気分(笑)
・ケイティが第一級殺人指名手配犯と知ったアレックスのいう第一声。
「本当ならとっとと消えてくれ!」
これ聞いて、さすがアメリカンだな~とちょっと引く。
日本ならアソコまで親しくなった二人なら別の言い方するけどね。
字幕翻訳者によって言葉選びが違うからなんとも言えないが。
・アレックスの長男が最後まで亡き母のこと想う姿に
多感な時期に父へのあういう反抗心はなんとなくわかるが
終盤ケイティを受入れた長男の動機がイマイチあやふや^^;
・ケイティの隣に住んでるというお姐さんが言うセリフに
「あなたは自由に決められていいわね!」これは大ヒントだったね。
あの時は気がつかなかったけど^^;
・こういうオチは、ある種映画ならではの物であるが
これだけ見事に騙してくれるならそれも大いに結構^^
・亡き母(または妻)が家族に宛てた手紙は今後流行るのかな。
これ見て、ワタシも万が一の時実践しようかと思ったくらいだ。
にしても、公開館少なすぎ!^^;
・それで思い出したのが関係ないけど『キャプテン・フィリップス』
あの時、船長は手紙になんと記したのだろうか(おいおい)
・本作の前に流れていた映画予告編のなかで可なり食指の動く映画があった。
「女性主演のサスペンス物か~、コレ観たいな~」と思っていたら
実はすでに本編が始まっていたのだった(爆)
--------------------------------------------------------
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:ダナ・スティーヴンス/ゲイジ・ランスキー
撮影:テリー・ステイシー
音楽:デボラ・ルーリー
出演:ジョシュ・デュアメル/ジュリアン・ハフ/
『セイフヘイヴン』
割とよかったですよね。あの水辺の風景がよいよ。
ジュリアン・ハフは『ロック・オブ・エイジス』でも好演でしたし、相手役のジョシュ・デュアメルも爽やか系で。女性受けいい作品でしょうね。
お~!roseさんお久です~(笑)
もうご覧になっていたのね。記事にしないの?^^
ワタシはどんなに気に入った作品でもパンフは買いませんが
この映画はどこか癒される不思議な感覚になりましたよ。
南部の街の風景もよかったし、映像全て綺麗でしたもんね。
>ジュリアン・ハフは『ロック・オブ・エイジス』でも好演
そうそう、出ていたんですよね。
この映画未見なのでBS放送されたらいちどチェックしたいです。
後、『バーレスク』にも出てたとか、鑑賞してるのにまったく気が付きませんでした^^;
わたしのほうのコメ返信にもあるけど、無理!
なんか体力的に書けないというか、書きたいのを優先するとどうしても後回しになるやつが出てくるんでしょうがないのよぉぉぉ
映画祭のとかを残しておきたいんですよね。公開あるかわかんないし、書く人少ないので。
秋から新しい仕事をされてるのね^^
そうか~!映画を鑑賞するだけで良しとするしかないね。
忙しすぎて体調崩しちゃったら意味ないもの^^;
レビューは事務的になっちゃうと辛いのが先行しちゃうし
そうなると、なんのためのブログなんだろうとか思っちゃうしね。
お互いマイペースでいきましょうよ(笑)
腹黒い裏がある女かとずっと思ってた(笑)
とにかく、主演の二人が良かった。
久しぶりに気持ちの良いカップルでした^^
明日の「ゼロ~」、イオンは字幕が午後からしかなく、レイトもないし、おまけに珍しく無料券も使っちゃったばかりで、どうせ1500円払うならとIMAXにしました。
エグゼシート予約しました(笑)
あのお隣さんがまた何やら事件に絡んでくるのかと思ってましたよ(笑)
この映画、全米公開時から訳あり女性を取り巻く長閑な街の住民が
最後に魔女狩りっぽいことするのかな、なんてこと予想してましたよ^^
TFの隊長もこういうヒューマンドラマできるんですね^^;
今回はなんといってもジュリアン・ハフの魅力全開で満足しちゃいました(笑)
『ゼロ~』はやっぱり3D字幕がいいですよね!
吹き替えを薦められてるけど、お二人の声を知っているだけにちょっと迷う^^;
IMAX鑑賞ですか!いいな~^^
しかも高級シートだなんて、、、それってテーブル付きのリクライニングなの~?(笑)
今年もあと30分になりましたね。^^
映画チケット代のエコ活動の継続素晴らしい。^^
来年は700円台目指して頑張ってね~。
『セイフ ヘイヴン』はベストに挙げている人は少ないので嬉しいです。
現地のロケーションが美しかったし、オチも効いていましたね。
良いお年を。
後残り約5分ですよ!(笑)
映画単価で来年1月から興味ある情報もらったのでちょっとチェックしてみたいです。
そうそう『セイフヘイヴン』ベストに入れてる人少ないですよね。
たぶん上映館少なすぎて鑑賞してる絶対数が少なすぎると思います(笑)
あのオチにはびっくりしましたよね!^^
それでは来年もよろしく~。