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風に吹かれて ~いつか どこかで~

徒然なるままにと気取って始めた 母の介護・趣味の工作・覚書に日々雑感
自己満足だけど書くと楽になることもある

無事に転院

2015年12月09日 | 明るい介護生活
「転院の準備を」と連絡があってから あれよあれよと云う間に9日に決まって

気持ちの動揺はあったものの『回復して自宅に帰る』ことが難しいなら

流れに任せようと粛々と手続きを進めた

昨日8日には 一応 母に「明日 新しい病院に移るよ」と話して聞かせた

今日は穏やかな好天に恵まれて いつも眠っている状態の母が目を開け

不安なのか喜んでいるのか意思表示の内容は分からないけど 反応を示した

看護師さんも気さくでテキパキしていて 広い病室で お医者さんもはっきりと話してくれて 

土地勘のない場所で 知らない病院で不安で心細かったけど良い転院になったと明るい気持ちになった

帰る時 母の顔に西日が入って眩しそうなのが気に掛り・・・

何とか顔に当たる陽を遮ろうとしたけど 向こうのカーテンを全部引かなきゃならなくて

看護師さんに言えばよかったんだろうけど・・・ はぁ。。。

今振り返ると天気が良かったのとなんとなく事が少し進んだ気がして気分がハイになってた


面談の時に渡された書類に目を通して 造影剤やMRIの検査承諾書は「やりたくない」と

断るつもりでサインをしなかったのに 入院の手続きの流れの中で

看護師さんに「特にしないと思いますけど 一応署名しておいてください」と言われサインしてしまった

その後 医者からの話の中で「急にしゃべれなくなったのは脳梗塞かも」でMRI検査

中心静脈カテーテルも「2ヶ月になるなら感染の危険もあるから」差し替える などなど

そして年内もつかどうか 会わせたい親戚がいれば早めに云々。。。

覚悟はしているつもりでその時はお任せすると話して来たけど


家に帰って冷静に母のことを考えた 

いつもと違う場所にいるのは分かっているだろうし 広い静かな病室で

一人置き去りにされた気持ちになっていないだろうか?

MRIは動かないように眠らせる薬を使って 出来れば今日中にすると言っていた

体力の落ちているところに今日は車で移動し 緊張していたのかいつものように眠らずに目を開け 

こちらに反応していて疲れて不安でいるだろうに 眠らせる薬を使ってのMRI検査を承諾して良かったのかな?

結局 病院はベッドは空けておけないし 入ってくれば検査・検査で稼ぎたいのだろう

「年内持つかどうかは分からないよ」と家族にはインフォームドコンセントしてある

医者として嘘でも間違いでもないだろうけど 若い人の命を助ける治療とは違うからね 高齢者の入院は

特に本人は何も訴えられない状態なんだし・・・

入院となったら検査したがるだろうなとは思っていたけど

かと言って入院させた以上医者の方針に否やを唱えられず・・・


今回 転院の話からなんだか病院ごっこをしている気がしていた

母に取ってどうしたらいいのか?母の気持ちに寄り添うことが大事なんだと思っていながら

いつも後になってから気づく 考えが足りないよなぁ~

風前の灯火と云えども人の命なんだよね 胸が痛くなる。。。

命を預けるのに 現在の介護制度 医療制度 親の最後の時間 看取り方 何が正しいのか・・・。

明日 早目に行ってあげよう そして手を握っていよう ママチャリで6Km がんばるぞ! 




写真は家でのティッシュ遊びの結果
「まったく~」と叱っていたけど 今となっては。。。



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