１１月は苦しかった

１１月は２日、３日と連休に下痢と嘔吐　
嘔吐は誤嚥による咳のせいだろうと思ったけど　鼻水も出ていたので
念のため４日に受診　「下痢は腸炎　腸に通過障害があるかも？」とのこと
腸の検査も年齢的に難しいだろうし　点滴も嫌がったのでそのまま帰宅
　
６日に月一回の往診があるもすでに症状はないので
受診した状況の説明を聞きながら　午前中待ちぼうけさせた往診の医者は
「もう治ったのね？　治ったのね？」とそそくさと３分程で帰って行った
往診の前にカルテぐらいチェックして来いよ！


それでも母はなんとなく体調が良くない感じで
７日のディサービスから帰ってからも機嫌が悪く　後から分かったことだけど
「楽しみにしているお昼を一人で植木の前で食べさせられた」とのこと
誤嚥性の咳が出ていたので「食事をきざみ食」に変更したのが原因か？
施設にTelで確認してみると「母の声に反応して暴力をふるう利用者がいたので
安全のために移動してもらった」と言う
母は一言のもとに「嘘よ！そんなの嘘！！」
う～ん　原因を排除するなら暴力をふるう人を隔離するのでは？と疑問が残る・・・。

翌週１４日には出かける予定があったのに　案の定ディはドタキャン
私の予定もドタキャン

私自身体調が良くない上に　このままディサービスに行かなくなる可能性が出てきて気が重くなる

２１日は父の命日　もう１０年になる
ディはどうかな？とハラハラしていたが気を取り直したのか行ってくれた
なのに　また１日挟んで２３・２４日の連休に腹痛と下痢

そして次の２８日はディで板前さんが目の前で握ってくれるという「寿司パーティ」
３日前から楽しみにして出かけて行った
前回　好物の「イカ」がなくて怒っていたが、今回は特別に入れてくれたらしい
帰って来てからも「お寿司美味しかったなぁ」と満足気

最近　食が細くなっているけどお寿司は追加で食べたらしい（笑）
反動で夕食は殆ど手つかず
翌日も疲れたのか一日中食事をせずに寝てばかりなので　
一応　すりおろしリンゴを食べさせた

体調が悪いと心配だし手を焼くから気持ちが沈んでしまう
季節の変わり目だからかなぁ？

父と高倉健

高倉健が亡くなって１週間　追悼番組や特番で生前の人柄など
とても良い話が沢山放送されている
亡くなってからこんなに良い話ばかり出てくる人も珍しい
番組を見ていて心が安らぐ

高倉健が８０歳を超えるころ丁度「あなたへ」の撮影の頃かな
高倉健の顔のままおじいさんになって違和感を覚えていたけど
晩年の父の風貌によく似て来ていた　ちょっと引っかかるような声も

ちょうど１１月２１日は父の命日
前後を挟んで高倉健の特番から父の事に思いを馳せる
母が無事にディに出かけたから　私も久しぶりにゆっくりと買い物に行き
今年はちゃんと父の好物の大福を買ってお供えした

２１日の夜には珍しく姪の香澄がお線香をあげにやってきた　
２２日の朝には長男がやって来て「高倉健ってお父さんに似てるよね」と
夜には次男が　やっぱり「高倉健ってお父さんに似てるよね」と言いながら
翌２３日には長男の嫁もやって来た

みんなバラバラにだったけど父の命日にお線香をあげにやって来た
ありがたいことだ



合掌